こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は世田谷区三宿にある名門私立男子校、世田谷学園中学校について詳しくお話しします。
お子さんの中学受験を考えている皆さん、世田谷学園中学校の名前は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?この学校、実は東京大学の前身「昌平坂学問所」と並び称された由緒ある伝統校なんです。ボクも世田谷区在住として、この学校の評判はよく聞いていました。
世田谷学園中学校の基本情報
世田谷学園中学校は、1592年に江戸神田台に創始された曹洞宗吉祥寺の学寮栴檀林が前身という、なんと400年以上の歴史を持つ学校です。1902年に曹洞宗第一中学林と改め、この年を創立の年としています。現在の世田谷区三宿の地に移転したのは1913年のことでした。
アクセスは三軒茶屋駅から徒歩10分と非常に便利!下北沢駅からは徒歩25分、池の上駅からは徒歩20分と、複数の路線が利用できるのも魅力的ですね。現在の生徒数は645名で、完全な男子校として運営されています。
気になる偏差値はどのくらい?
世田谷学園中学校の偏差値は入試方式によって大きく異なります。最も高い算数特選理数コースでは偏差値67に達し、これは都内でもトップクラスの難易度です。
各入試の偏差値を詳しく見てみましょう。1次本科が59、1次理数が61、2次本科が57、2次理数が59、3次本科が59、3次理数が62、算数特選本科が66となっています。特に算数特選入試は難関校レベルの偏差値を示しており、相当な学力が求められることが分かります。
四谷大塚の合不合判定テストでは、Aライン80偏差値(合格可能性80%)とCライン50偏差値(合格可能性50%)が発表されており、併願校選定の際の重要な指標となっています。
入試倍率の推移と傾向
世田谷学園中学校の入試倍率は年度や入試回によって変動がありますが、全体的に高い人気を誇っています。2025年度の実績を見ると、第1次本科では受験者190名に対し合格者77名で倍率2.5倍でした。
最も競争が激しいのは第3次入試で、2025年度は受験者216名に対し合格者50名、倍率4.3倍という狭き門となっています。一方、算数特選入試は受験者313名に対し合格者205名で倍率1.5倍と、比較的合格しやすい傾向にあります。
過去数年の推移を見ると、第3次入試の倍率が最も高く、4倍を超える年が多いのが特徴です。2020年度には7.2倍という非常に高い倍率を記録したこともありました。
学費について詳しく解説
世田谷学園中学校の学費は私立中学校としては標準的な水準です。まず入学金は260,000円で、これは入学手続き時に納入する必要があります。
年間の授業料は432,000円(月額36,000円)となっています。その他の費用として、施設設備費が132,000円、教育充実費が122,400円、図書費が2,400円、冷暖房費が24,000円などがかかります。
初年度の学費総額は以下のようになります:
- 入学金:260,000円
- 授業料:432,000円
- 施設設備費:132,000円
- 教育充実費:122,400円
- その他諸費用:約50,000円
これらを合計すると、初年度は約100万円程度の費用がかかることになります。さらに旅行積立金として、本科コースでは年額252,000円、理数コースでは年額306,000円が必要です。
コース制について
世田谷学園中学校には本科コースと理数コースの2つのコースが設けられています。理数コースを希望すると、自動的に本科コースにも出願したことになる仕組みです。
理数コースは特に理系科目に力を入れたカリキュラムが組まれており、将来理系の大学進学を目指す生徒に適しています。一方、本科コースは幅広い分野でバランスの取れた教育を受けることができます。
授業時間数を見ると、数学が3年間で17時間と最も多く、次いで英語が15時間、国語と理科がそれぞれ13時間となっています。理系科目に重点を置いた教育方針が明確に表れていますね。
学校の特色と教育方針
世田谷学園中学校の教育理念は「Think & Share」です。これは考える力と分かち合う心を育むという意味が込められています。モットーとして「明日をみつめて、今をひたすらに」「違いを認め合って、思いやりの心を」を掲げています。
中高6年間は3つの時期に分けられており、中学1年生から2年生までの2年間を前期とし、温かい目の行き届いた指導によって心身ともに健全な成長の基盤を築きます。この段階的な教育システムが、生徒一人ひとりの成長をしっかりとサポートしているんです。
国際教育にも力を入れており、グローバルコミュニケーション能力の育成を重視しています。異なる文化や考え方の違いを理解し、世界の多くの人達とコミュニケーションがとれる能力を身につけることを目標としています。
進学実績と評判
世田谷学園中学校は難関大学への現役合格者が多いことで知られています。特に東京大学への合格実績は注目に値し、2019年には15名の合格者を輩出しました。この実績は偏差値以上の教育力の高さを物語っています。
保護者や受験関係者からは「実績に比べて偏差値が控えめ」という声も聞かれ、これは学校の教育力の高さを示していると評価されています。入学時の偏差値と卒業時の進学実績を比較すると、確実に生徒の学力を伸ばしている学校だと言えるでしょう。
受験対策のポイント
世田谷学園中学校の入試では、特に算数の重要性が高いことが分かっています。算数の合格への寄与度は約50%となっており、算数で高得点を取ることが合格への近道です。
第1次入試では4科目平均28.6点に対し算数平均14.3点で、算数の寄与度は50.0%でした。第2次入試では4科目平均24.6点に対し算数平均11.0点で、寄与度は44.7%となっています。
算数特選入試は比較的合格しやすい入試方式なので、算数に自信がある受験生は積極的に挑戦することをおすすめします。ただし、本科コースと理数コースの両方に合格の可能性があるため、しっかりとした対策が必要です。
学校見学・説明会情報
世田谷学園中学校では年間を通じて様々な説明会やイベントを開催しています。親子説明会は5月、6月、7月に複数回実施され、オープンキャンパスも6月に開催されます。
学校見学は随時受け付けているので、実際に学校の雰囲気を感じたい方は事前に連絡して見学の申し込みをすることをおすすめします。百聞は一見に如かず、実際に足を運んでみることで学校の魅力をより深く理解できるはずです。
まとめ
世田谷学園中学校は、長い歴史と伝統を持ちながらも現代的な教育を実践している魅力的な男子校です。偏差値は入試方式によって57から67まで幅があり、様々な学力レベルの生徒にチャンスがあります。
学費は私立中学校として標準的で、初年度約100万円程度の費用がかかります。入試倍率は2倍から4倍程度と競争は激しいものの、しっかりとした対策を行えば合格は十分に可能です。特に算数に力を入れた受験対策が重要になります。
世田谷区で男子校をお探しの皆さん、世田谷学園中学校は間違いなく検討に値する素晴らしい学校です。ボクの座右の銘「思い立ったが吉日」の通り、興味を持たれた方はぜひ学校見学に足を運んでみてくださいね♪
「教育は人格を形成する芸術である」- フリードリヒ・フレーベル
皆さんのお子さんが素晴らしい学校生活を送れることを心から願っています!


















