こんにちは!『ローカログ』鹿児島担当ライターのたけはるです。今回は伊佐市の本屋事情について、みなさんにお伝えしたいと思います。伊佐市で本を買いたいとき、実はちょっとした悩みがあるんです。
地方で暮らしていると、ふと本屋に立ち寄りたくなる瞬間ってありませんか?息子の参考書を選んだり、仕事の資料を探したり、あるいはちょっとした気分転換に雑誌を眺めたり。そんな日常のひとコマが、実は伊佐市では簡単ではなくなっているんです♪
伊佐市の書店事情
伊佐市には現在、大型書店どころか一般的な書店そのものが存在しない状況となっています。かつては国道沿いに「TSUTAYA伊佐店」という書店があり、地域の人々に親しまれていましたが、2023年5月に閉店してしまいました。
この閉店により、伊佐市は鹿児島県内で「無書店自治体」のひとつとなりました。県内では垂水市と伊佐市の2つの市、そして奄美群島など17の町村を合わせて、約4割の市町村に書店がないという状況です。全国的に見ても、鹿児島県の無書店率は39.5%で10番目に高い数字なんですよ。
伊佐市で本を買うには
ブックオフ鹿児島大口店
伊佐市大口里767-1にある「ブックオフ鹿児島大口店」は、古本や中古のCD、DVD、ゲームソフトなどを扱う店舗です。新刊書店ではありませんが、中古本をお探しの方には便利な選択肢となります。営業時間は10:00〜23:00と長めなので、仕事帰りでも立ち寄れるのがうれしいですね!
ただし、新刊書籍や最新の雑誌、専門書などを求める場合は選択肢が限られてしまいます。そんなとき、みなさんはどうしていますか?
隣接する湧水町の西書店
伊佐市のお隣、姶良郡湧水町木場54-1には「西書店」という書店があります。大正時代に創業した老舗書店で、現在は書籍だけでなく文具用品やレンタルDVD、GEOとしての機能も併せ持つ地域密着型の店舗です。営業時間は9:00〜20:00で、JR肥薩線の栗野駅から徒歩7分ほどの場所にあります。
伊佐市から少し足を延ばせば、こうした選択肢もあるんですね。ドライブがてら立ち寄ってみるのも楽しいかもしれません♪
伊佐市の新たな取り組み
書店がなくなった伊佐市ですが、地域を盛り上げようとする動きもあります。2025年5月には、伊佐市出身の絵本作家かこいかぐみさんによる2日間限定の書店イベントが開催されました。「人生を変える一冊と出会ってほしい」という思いから、故郷に本を選ぶ楽しみを届けようとする取り組みです。
また、伊佐市の橋本欣也市長は「図書館に本の販売コーナーを併設する」という構想を明らかにしています。図書館で本を借りるだけでなく、気に入った本をその場で購入できるようになれば、新しい読書体験が生まれるかもしれません。実現すれば、地域にとって大きな前進になりそうですね!
周辺地域の大型書店
伊佐市で大きい本屋を探すなら、どうしても周辺地域まで足を延ばす必要があります。鹿児島市内には大型書店がいくつか存在しており、わたしも転勤で鹿児島市内に住んでいた頃は、よく立ち寄っていました。
- ジュンク堂書店 鹿児島店(鹿児島市中央町)
- 未来屋書店 鹿児島店(鹿児島市東開町)
- 紀伊國屋書店 鹿児島店(鹿児島市金生町)
- TSUTAYA 城西店(鹿児島市城西)
これらの店舗は品揃えが豊富で、専門書から雑誌、漫画まで幅広く取り扱っています。伊佐市からは少し距離がありますが、まとめ買いをするときなどには便利かもしれません。
インターネット書店という選択肢
地方で暮らす上で、オンライン書店の存在はますます重要になっています。Amazonや楽天ブックス、hontoなどのネット書店なら、24時間いつでも購入でき、自宅まで配送してくれます。息子の参考書を選ぶときも、レビューを見ながらじっくり比較できるのがいいですよね?
ただ、実際に本を手に取ってパラパラとめくる楽しみや、店内をぶらぶら歩きながら思いがけない一冊と出会う喜びは、リアル書店ならではのものです。その温かみが失われつつあるのは、やはり寂しさを感じますね。
地域に書店があることの意味
書店は単に本を売る場所ではなく、地域の文化拠点としての役割も果たしています。子どもたちが放課後に立ち寄って新刊の漫画をチェックしたり、学生が参考書を探したり、お年寄りが地元の情報誌を手に取ったり。そんな何気ない日常が、書店を通じて生まれていました。
全国的に見ても、書店の数は10年で約半分に減少しています。出版不況やネット通販の普及、人口減少など、さまざまな要因が重なっているんです。でも、だからこそ地域に残る書店の価値は高まっているとも言えます。
これからの伊佐市と本
伊佐市に大きい本屋がないという現実は変わりませんが、図書館の充実や期間限定イベントの開催など、地域なりの工夫が生まれています。市立大口図書館や市立菱刈図書館では蔵書の充実に努めており、読みたい本のリクエストにも応えてくれます。
わたし自身、三人兄弟の次男として育ち、小さな町の本屋で漫画や雑誌を立ち読みした記憶が今でも鮮明に残っています。そんな体験を息子の世代にも味わってほしいと思うんです。だからこそ、伊佐市の新しい取り組みには期待が膨らみます♪
伊佐市で本を求めるみなさん、選択肢は限られていますが、工夫次第で読書生活を楽しむことはできます。隣町の書店を訪れたり、オンライン書店を活用したり、図書館を利用したり。そして何より、地域の取り組みを応援することが、未来の書店文化を守ることにつながるのではないでしょうか。
「本は心の栄養である」― ヴィクトル・ユーゴー
本との出会いが、みなさんの日常をちょっと豊かにしてくれますように。『ローカログ』鹿児島担当ライターとして、これからも地域の情報をお届けしていきますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!








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