こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。皆さん、お住まいの擁壁の状態は大丈夫でしょうか?
世田谷区では、防災対策の一環として擁壁工事に対する補助金制度を実施しています。令和7年4月からは対象範囲が大幅に拡大され、より多くの方が利用できるようになりました。今回は、この制度について詳しくご紹介していきますね♪
世田谷区擁壁工事補助金制度の概要
世田谷区の擁壁工事補助金制度は、公道に面した擁壁の改修や新設工事に対して、工事費の3分の1、最大300万円まで補助してくれる制度です。これまでは通学路沿いの擁壁に限定されていましたが、令和7年4月からは不特定多数が通行する公道に面している場合に拡大されました。
この制度の背景には、地震などの災害時における擁壁の倒壊リスクを軽減し、住民の安全を確保するという目的があります。特に世田谷区は坂道や高低差のある地形が多く、擁壁の安全性確保は重要な課題となっているんです。
補助対象となる工事内容
世田谷区で擁壁工事補助金の対象となるのは、以下の2つの工事です。
既存擁壁の築造替え工事
すでに設置されている擁壁を撤去して、新しい擁壁に造り替える工事が対象となります。古い擁壁が建築基準法に適合していない場合や、劣化が進んでいる場合には、この工事が必要になることが多いですね。
斜面への擁壁新設工事
現在擁壁がない斜面(がけ)に新たに擁壁を設置する工事も対象です。自然斜面のままでは崩壊の危険性がある場合に、安全性を確保するための工事として重要な役割を果たします。
ただし、補修工事については補助の対象外となっているので注意が必要です。ひび割れの修繕や部分的な補強工事では、この補助金は利用できません。
補助金の詳細条件
補助金額と計算方法
世田谷区の擁壁工事補助金は、補助対象経費の3分の1が支給されます。上限額は300万円となっており、かなり手厚い支援と言えるでしょう。例えば、工事費が900万円の場合、300万円の補助を受けることができます。
対象者の条件
この制度を利用できるのは、以下の条件を満たす方です。
- 擁壁の所有者(個人に限る)
- 土地の所有者(個人に限る)
- 法人は対象外
- 業として宅地建物取引を行う方は対象外
つまり、一般の個人住宅の所有者が主な対象となります。不動産業者や法人が所有する物件については、残念ながら対象外となってしまいます。
立地条件
令和7年4月からの制度拡大により、不特定多数が通行する公道に面している擁壁が対象となりました。これまでの通学路限定から大幅に範囲が広がったため、多くの方が利用しやすくなったんです!
申請の流れと注意点
事前協議の重要性
世田谷区で擁壁工事補助金を申請する際は、交付申請及び改修工事を行う前に、必ず事前協議を行う必要があります。この事前協議では、区の職員が現場を確認し、補助対象になるかどうかを審査してくれます。
事前協議を怠ってしまうと、工事後に申請しても補助金を受けられない可能性があるので、必ず工事前に相談することが大切ですね。
申請窓口
申請や相談については、世田谷区役所の以下の部署で対応しています。
- 防災街づくり担当部 市街地整備課 宅地防災促進
- 電話番号:03-6432-7158
- ファクシミリ:03-6432-7982
分からないことがあれば、気軽に相談してみてください。担当者の方が丁寧に説明してくれますよ♪
他自治体の擁壁工事補助金制度との比較
擁壁工事の補助金制度は、世田谷区以外の自治体でも実施されています。参考までに、いくつかの自治体の制度をご紹介しますね。
横浜市の崖地減災対策工事助成金
横浜市では、崖地の崩壊防止を目的とした工事に対し、工事費の2分の1または市で定めた単価により算出した金額を助成しています。上限額は50万円から100万円となっており、世田谷区と比べると上限額は低めです。
台東区のがけ・擁壁改修工事助成
台東区では、区が実施した個別実態調査の対象となったがけ・擁壁の撤去・改善工事に対し、工事費の30%以内、上限100万円まで助成しています。対象が限定的である点が特徴です。
港区のがけ・擁壁改修工事等支援事業
港区では、助成対象工事に要する費用の3分の2以内を助成し、土砂災害警戒区域内の場合は上限5,000万円、区域外の場合は上限1,200万円という非常に手厚い制度を設けています。
このように比較してみると、世田谷区の制度は補助率や上限額のバランスが良く、利用しやすい制度と言えるでしょう。
擁壁工事の費用相場
擁壁工事を検討する際に気になるのが、やはり費用ですよね。一般的な擁壁工事の費用相場は、1平方メートルあたり3万円から10万円程度とされています。
ただし、工事費用は以下の要因によって大きく変動します。
- 擁壁の高さや長さ
- 使用する材料(コンクリート、石積みなど)
- 現場の立地条件(道路の幅、アクセスの良さ)
- 既存擁壁の解体が必要かどうか
- 地盤の状況
特に、前面道路が狭くて大型トラックが入れない場合は、小さなトラックで何度も往復する必要があるため、費用が高額になりやすいんです。また、既存の擁壁を解体する必要がある場合は、その分の費用も追加でかかってきます。
擁壁工事を成功させるポイント
信頼できる業者選び
擁壁工事は専門性の高い工事のため、経験豊富で信頼できる業者を選ぶことが重要です。複数の業者から見積もりを取り、工事内容や費用を比較検討することをおすすめします。
建築基準法への適合
新しく設置する擁壁は、現在の建築基準法に適合している必要があります。特に高さ2メートルを超える擁壁については、構造計算書の提出が必要になる場合もあります。
近隣への配慮
擁壁工事は大規模な工事になることが多く、騒音や振動が発生します。工事前には近隣の方々への挨拶を行い、工事スケジュールを説明しておくことが大切ですね。
まとめ
世田谷区の擁壁工事補助金制度は、令和7年4月からの拡大により、より多くの方が利用できるようになりました。最大300万円という手厚い補助は、高額になりがちな擁壁工事の負担を大幅に軽減してくれます。
ただし、事前協議が必須であることや、補修工事は対象外であることなど、注意すべきポイントもあります。擁壁の安全性に不安を感じている方は、まずは区の担当部署に相談してみることをおすすめします。
皆さんの住環境がより安全で快適になることを願っています。思い立ったが吉日、気になることがあれば早めに行動を起こしてみてくださいね♪
「準備を怠れば、失敗の準備をしているのと同じだ」- ベンジャミン・フランクリン
擁壁工事も同じです。しっかりとした準備と計画があれば、きっと成功しますよ!皆さんの安全な住環境づくりを応援しています。

















