みなさん、こんにちは!『ローカログ』福岡エリア担当- ライターのぞみです♪ 秋の気配が感じられる季節になりましたが、福岡市内では一年を通してさまざまな例大祭が開催されているのをご存知でしょうか。わたしが福岡に住み始めてから、地域の神社で行われるお祭りの魅力にすっかり魅了されています。今回は福岡市の例大祭について、地元ならではの視点でお伝えしたいと思います。
福岡市例大祭の魅力とは
福岡市内には数多くの神社があり、それぞれが独自の歴史と伝統を持った例大祭を開催しています。例大祭は単なるお祭りではなく、地域の人々が一年の感謝を込めて神様に奉納する大切な神事なんです。毎年決まった時期に開催されることで、季節の移ろいを感じることができますし、地域の方々との絆も深まります。
わたしが子どもたちと一緒に参加するようになって感じるのは、お祭りを通じて福岡の歴史や文化に触れることができるという点です。神楽や相撲、流鏑馬といった伝統的な奉納行事を間近で見ることで、日本の美しい文化を次の世代に伝えることができるんですね。
住吉神社例大祭の見どころ
福岡市博多区にある住吉神社は、全国に2,000社以上ある住吉神社の中でも最も古い歴史を持つ神社として知られています。毎年10月12日から14日までの3日間にわたって開催される例大祭は、相撲会大祭とも呼ばれ、多くの参拝者で賑わいます。
神功皇后の故事に由来する相撲と流鏑馬
この例大祭の起源は、神功皇后が渡韓の際に住吉大神の御神徳により無事帰還されたことに感謝し、相撲と流鏑馬を奉納したことにあります。現在でもその故事に基づいて、地域の小学校5校(住吉、春吉、東住吉、春住、高宮)による少年相撲大会が開催されているんです。
13日の11時頃から行われる流鏑馬は特に見応えがあります。騎手が馬上から的を射る様子は、まさに古式ゆかしい伝統芸能そのもの。子どもたちも真剣な眼差しで見入っていて、日本の武士文化の素晴らしさを肌で感じることができます。
地域の子どもたちが主役の相撲大会
13日の10時からは本殿での神事に続いて、近隣の小中学生約40名による相撲大会が行われます。普段は現代的な遊びに夢中になっている子どもたちが、真剣に土俵で相撲を取る姿は本当に微笑ましいものです。地域の少年横綱が決定される瞬間は、会場全体が温かい拍手に包まれます。
筥崎宮放生会との違いと特色
福岡市内で有名な秋のお祭りといえば、筥崎宮の放生会も挙げられますが、住吉神社の例大祭とはまた違った魅力があります。放生会は9月12日から18日まで約500軒もの露店が並ぶ大規模なお祭りですが、住吉神社の例大祭はより地域密着型で、神事としての厳粛さと親しみやすさが調和した素晴らしいお祭りです。
どちらも福岡の秋を彩る大切なお祭りですが、住吉神社の例大祭では特に子どもたちの活躍する場面が多く、家族で参加しやすい雰囲気があります。わたしも毎年子どもたちと一緒に足を運んでいますが、地域の方々の温かい心遣いにいつも感動しています。
一年を通じて楽しめる住吉神社の祭典
住吉神社では例大祭以外にも、一年を通してさまざまな祭典や行事が開催されています。春の潮干祭(4月3日)から始まり、夏の名越大祭(7月30日~8月1日)、秋の例大祭、そして新年の歳旦祭まで、季節ごとに違った魅力を楽しむことができるんです。
- 春:御田祭(3月7日)、潮干祭(4月3日)
- 夏:船玉神社例祭(6月1日)、名越大祭(7月30日~8月1日)
- 秋:早穂祭(9月4日)、例大祭(10月12日~14日)
- 冬:新穀感謝大祭(11月23日)、除夜祭(12月31日)
季節感を大切にする神社の暦
これらの祭典を見ていると、日本人が古来から大切にしてきた季節感や自然への感謝の気持ちが込められていることがよく分かります。春には豊穣を祈り、夏には無病息災を願い、秋には収穫に感謝し、冬には新しい年への希望を託す。このような自然のサイクルに合わせた神事は、現代を生きるわたしたちにとっても大切な心の支えになっています。
家族で楽しむ例大祭の過ごし方
福岡市の例大祭を家族で楽しむ際のポイントをいくつかご紹介したいと思います。まず、お祭りの日程や内容を事前に調べておくことが大切です。特に住吉神社の例大祭では、流鏑馬や相撲大会の時間が決まっているので、見たい行事に合わせて参拝時間を調整すると良いでしょう。
服装については、神社という神聖な場所であることを考慮して、清潔で控えめな格好がおすすめです。特に子どもたちには、お祭りの意味や神社でのマナーを事前に説明しておくと、より充実した時間を過ごせます。
地域の方々との交流を大切に
例大祭の素晴らしさは、地域の方々との自然な交流にもあります。お祭りを支える地元の皆さんの温かい心遣いに触れることで、福岡の人情豊かな魅力を実感できるはずです。子どもたちにとっても、多世代の方々と触れ合う貴重な機会になります。
例大祭で感じる福岡の魅力
福岡市の例大祭に参加していると、この街の持つ独特の魅力を強く感じます。古い伝統を大切にしながらも、新しい時代に適応していく柔軟性。地域の絆を重視しながらも、外から来た人を温かく迎え入れる包容力。これらの特質が、お祭りという形で美しく表現されているんです。
熊本出身のわたしが福岡に住むようになって感じるのは、九州の中でも特に福岡の人々は祭りを通じて地域のアイデンティティを大切にしているということです。お祭りは単なるイベントではなく、地域の歴史と文化を次世代に伝える大切な場として機能しているんですね。
これから例大祭に参加される方へ
福岡市内には住吉神社以外にも、各区にさまざまな神社があり、それぞれが独自の例大祭を開催しています。飯盛神社の春季例大祭(4月)や叶嶽神社の御大祭(4月4日)など、一年を通じて楽しめるお祭りがたくさんあります。
初めて例大祭に参加される方は、まずお住まいの地域や通勤途中にある神社の年間行事をチェックしてみることをおすすめします。きっと身近なところに素晴らしいお祭りがあることに驚かれるはずです。お祭りを通じて地域とのつながりを深めることで、福岡での生活がより豊かになることでしょう。
「人生には三つの坂がある。上り坂、下り坂、そして『まさか』。」
– 作者不詳
人生は予想もつかないことの連続ですが、地域のお祭りのような変わらない伝統があることで、わたしたちは安心感を得ることができます。福岡市の例大祭は、そんな心の支えになる素晴らしい文化遺産だと思います。みなさんもぜひ、お近くの例大祭に足を運んでみてくださいね♪ きっと新しい発見と温かいご縁が待っているはずです。


















