みなさん、こんにちは♪『ローカログ』岩手県担当ライターのたつのりです。今回は宮古市で一年を通じて楽しめるお祭りやイベントをまとめてご紹介していきますよ。本州最東端の街・宮古市には、海の幸と山の幸を堪能できる魅力的なお祭りがたくさんあるんです。
わたし自身、花巻市出身で盛岡市に住んでいますが、宮古市のお祭りはどれも地域の人たちの温かさと海の街ならではの活気に満ちあふれているのが印象的でした。それでは、春夏秋冬、季節ごとに開催される宮古市のお祭り一覧を見ていきましょう!
冬から春にかけて開催される宮古市のお祭り
黒森神楽巡行|伝統の神楽が各地を巡る
宮古市の冬を代表する伝統行事といえば、黒森神楽巡行です。なんと400年以上の歴史を持つこの神楽は、国指定重要無形民俗文化財にも指定されているんですよ。毎年1月3日に黒森神社で舞立ち神事と舞初め神楽が行われ、その後3月上旬まで宮古市内から釜石市にかけての公民館や民家を巡行します。
権現様と呼ばれる獅子頭を持って家々を訪れ、豊漁や家内安全を願って神楽を演じる「廻り神楽」が特徴的です。地域の人たちからは親しみを込めて「黒森さん」と呼ばれ、福を届ける神様として今も大切にされています。冬の寒い時期ですが、神楽を見ると心がじんわりあたたまりますよ◎
宮古毛ガニまつり|冬の味覚を存分に楽しむ
3月上旬、宮古市魚市場特設会場で開催される宮古毛ガニまつりは、宮古の冬を締めくくる一大イベントです。本州一の漁獲高を誇る宮古の毛ガニが特別価格で販売され、毎年多くの来場者で賑わいます。活毛ガニやゆで毛ガニはもちろん、魚介類や瓶ドン、蒸しがきなど冬の味覚が大集合するんです。
ステージイベントや毛ガニ一本釣り、お楽しみ抽選会など楽しい企画も盛りだくさん!同時開催される宮古わかめまつりでは、早採りわかめも味わえます。深海で獲れた毛ガニのしっとりとした身は甘みがあって絶品ですよ♪
みやこ郷土芸能祭|一度に多彩な芸能を鑑賞
3月には宮古市民文化会館でみやこ郷土芸能祭が開催されます。黒森神楽をはじめ、末角神楽、澤目獅子踊り、花輪鹿子踊りなど宮古市の郷土芸能のほか、他市町村からゲスト団体も迎えて華やかな舞台が繰り広げられるんです。
一か所で様々な郷土芸能を見られる貴重な機会なので、岩手の伝統文化に興味がある方にはぜひおすすめしたいイベントです。地域に根差した芸能の魅力をサクサクと楽しめますよ。
初夏から夏にかけて開催される宮古市のお祭り
黒崎神社例祭|重茂の岬で奉納される神楽
6月には宮古市重茂の閉伊崎突端にある黒崎神社で例祭が行われます。宵宮の日には拝殿で夜神楽が奉納され、例祭当日には大漁旗で飾った漁船に神楽が乗り込む勇壮な光景が見られるんです。
海沿いの神社ならではの風景と伝統芸能が織りなす美しい情景は、一度見たら忘れられません。漁業の安全と豊漁を祈願する地域の人々の思いが込められた大切なお祭りです。
黒森神社例大祭|夏の訪れを告げる祭典
7月第3日曜日には黒森神社で例大祭が開催されます。前日の夜宮祭では午後5時から出店やアトラクションを楽しめるお祭り広場が開かれ、地域の人たちで賑わいます。例大祭当日は厳かな雰囲気の中で神事が執り行われ、黒森神楽の奉納も行われるんですよ。
宮古市山口地区に鎮座する黒森神社は、地域の信仰の中心として親しまれています。夏祭りらしい活気と伝統が共存する素敵なお祭りです♪
宮古夏まつり|本州最東端の街が誇る夏の祭典
7月下旬に開催される宮古夏まつりは、50年以上の歴史を持つ宮古市を代表するイベントです。宮古市中心市街地で郷土芸能披露や太鼓演奏、著名なアーティストや芸人のステージが繰り広げられ、老若男女が楽しめるお祭りとして定着しています。
フィナーレには宮古湾の海上から盛大な花火が打ち上げられ、海面と夜空を鮮やかに彩ります。海の街・宮古ならではの花火がお祭りを最高潮に盛り上げる瞬間は圧巻ですよ!宮古駅から徒歩5分とアクセスも良好なので、みなさんもぜひ足を運んでみてください。
秋に開催される宮古市のお祭り
みやこ秋まつり|手踊りと船山車が彩る
9月中旬、宮古駅前広場を中心に開催されるみやこ秋まつりは、手踊りと船山車が魅力のお祭りです。初日は午後6時から手踊りと船山車運行が行われ、2日目も午後6時から船山車運行が続きます。
華やかに装飾された船山車が街中を練り歩く様子は、宮古の秋の風物詩として地域の人々に愛されています。涼しくなってきた秋の夜に、お祭りの熱気を感じるのは最高の体験ですよ◎
宮古市産業まつり|地域の産業を体感
9月下旬には宮古市産業まつりが開催されます。地域の産業や特産品を紹介するこのイベントでは、様々な出店が並び、宮古の魅力を存分に味わえます。
地元企業や生産者との交流もできて、宮古市の産業を身近に感じられる貴重な機会です。家族連れで楽しめる企画も多く、地域みんなで盛り上がるアットホームな雰囲気が魅力的なんです。
黒森神楽秋季公演「神楽祭」|秋の特別公演
10月には黒森神社で秋季公演「神楽祭」が開催されます。春と秋に行われる特別公演では、通常の巡行とは違った雰囲気で黒森神楽を鑑賞できるんです。
黒森神社の神楽殿や黒森ふれあい館で披露される神楽は、400年以上受け継がれてきた伝統の重みを感じさせます。神楽ファンからも絶大な人気を誇る公演なので、ぜひチェックしてみてください。
晩秋から初冬にかけて開催される宮古市のお祭り
崎山貝塚縄文まつり|古代ロマンに触れる
11月上旬には崎山貝塚縄文まつりが開催されます。約5000年前の縄文時代の遺跡である崎山貝塚を舞台に、古代の暮らしを体験できるイベントです。
縄文土器づくりや火おこし体験など、子どもから大人まで楽しめるプログラムが用意されています。宮古市の歴史と文化を学びながら楽しめる、知的好奇心をくすぐるお祭りですよ♪
宮古鮭まつり|冬の味覚を満喫
冬期に開催される宮古鮭まつりは、鮭のつかみ取りが人気のイベントです。津軽石川で午前9時から行われ、寒い冬の川で元気に泳ぐ鮭を捕まえる体験は子どもたちに大人気なんです。
新鮮な鮭を使った料理の販売もあり、宮古の冬の味覚を存分に楽しめます。年始の時期に開催されることもあり、新年を祝う地域の賑わいを感じられますよ。
宮古市のお祭りを楽しむためのポイント
宮古市のお祭りを訪れる際は、いくつか知っておくと便利なポイントがあります。まず、夏まつりや秋まつりなど大規模イベントでは駐車場が混雑するため、できるだけ公共交通機関を利用するのがおすすめです。三陸鉄道やJR山田線を使えば、宮古駅から徒歩圏内で多くのお祭り会場にアクセスできますよ。
また、海沿いの街ならではの気候にも注意が必要です。夏でも海風で肌寒く感じることがあるので、羽織るものを一枚持っていくと安心ですね。冬のお祭りでは防寒対策をしっかりして、温かい服装で出かけましょう。
食べ物系のお祭りでは、早めの時間に訪れると人気商品を確実にゲットできます。特に毛ガニまつりや鮭まつりは毎年大盛況なので、開場時間の少し前に到着するくらいがちょうど良いですよ◎
地域の人々の思いが詰まった宮古市のお祭り
宮古市のお祭りを取材していて感じるのは、どのイベントにも地域の人々の温かい思いが込められているということです。伝統芸能を次世代に継承する努力、海の恵みへの感謝、地域の絆を深めたいという願い——それらすべてがお祭りという形で表現されているんですね。
東日本大震災を乗り越えて、今も元気に開催され続けているお祭りたち。その姿には、困難に負けず前を向いて歩む宮古の人たちの強さと優しさが表れています。わたしたち岩手県民としても、宮古市のお祭りを応援し続けていきたいと思います。
年間を通じて楽しめる宮古市のお祭りカレンダー
宮古市のお祭りは一年を通じて様々な魅力を見せてくれます。伝統的な郷土芸能から、海の幸を堪能できるグルメイベント、地域産業を体感できる催しまで、バラエティ豊かなラインナップが揃っているんです。
どの季節に訪れても必ず何かしらのイベントが開催されているので、宮古市を訪れる際はぜひお祭りスケジュールをチェックしてみてください。地域の魅力をぎゅっと凝縮したお祭りの数々が、みなさんを温かく迎えてくれるはずですよ!
海と山に囲まれた宮古市で、四季折々のお祭りを楽しみながら、地域の文化や人々の温かさに触れる旅——想像しただけでワクワクしてきませんか?ぜひ一度、宮古市のお祭りに足を運んで、その魅力を肌で感じてみてくださいね♪
「道は歩くほど深まる」
——武者小路実篤
今回ご紹介した宮古市のお祭りも、実際に足を運んでこそその魅力が深く伝わってくるはずです。この記事が、みなさんの宮古市探訪のきっかけになれば嬉しいです。それではまた次回の記事でお会いしましょう!


















