こんにちは、『ローカログ』山梨担当ライターのそらたです。富士山のお膝元・富士吉田市には、一年を通じてさまざまなお祭りや伝統行事が開催されているのをご存じですか?今回は富士吉田市のお祭り一覧を季節ごとにまとめてみました。地元に暮らす者として、じっくり調べてお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
富士吉田市のお祭りの魅力とは
富士吉田市は、古くから富士山信仰の拠点として栄えてきた歴史ある街です。北口本宮冨士浅間神社を中心に、450年以上続く伝統行事が今なお受け継がれています。また、織物産業で発展した街ならではのイベントも多く、伝統と現代が融合した独自の文化が息づいています。
富士吉田市のお祭り一覧を見渡すと、春は桜、夏は火祭り、秋は紅葉と織物、冬は初詣と、四季折々の魅力を存分に味わえることがわかります。家族で楽しめる行事も多いので、子ども連れにもおすすめですよ。
春のお祭り(3月〜5月)
ふじざくら祭り
毎年4月中旬から下旬にかけて開催される「ふじざくら祭り」は、富士山の麓に咲く可憐なフジザクラを楽しめるイベントです。中ノ茶屋周辺では約2万本ものフジザクラが咲き誇り、淡いピンク色の花びらが春の訪れを告げてくれます。期間中はお茶会なども催され、ほっと一息つける時間が過ごせます。
新倉山浅間公園 桜まつり
五重塔(忠霊塔)と富士山、桜の共演が楽しめる新倉山浅間公園。春になると約650本のソメイヨシノが咲き誇り、その絶景を求めて国内外から多くの観光客が訪れます。2025年で10回目を迎える桜まつりでは、ライトアップや地元グルメの出店も楽しめますよ。
北口本宮冨士浅間神社 例大祭(初申祭)
毎年5月5日に執り行われる例大祭は「初申祭」とも呼ばれ、神社の重要な年中行事のひとつです。宵宮祭から後日祭まで三日間にわたって神事が行われ、地域の安寧と繁栄が祈願されます。端午の節句と重なることもあり、家族連れの参拝客で賑わいます。
夏のお祭り(6月〜8月)
富士山開山前夜祭・開山祭
富士山の夏山シーズン到来を告げる伝統行事です。6月30日の開山前夜祭では、現役の富士講の方々や市民が金鳥居公園から北口本宮冨士浅間神社までパレードを行います。到着後は神社境内で夏越大祓式が執り行われ、一年の前半の穢れを祓い清めます。
翌7月1日の開山祭では、浅間大神様に開山が御奉告され、登山者や登山道関係者の安全を祈念する祭典が斎行されます。富士登山を計画している方は、ぜひこの時期に参拝されてはいかがでしょうか。
市民夏まつり(市制祭)
2025年で第75回を迎える市民夏まつりは、富士吉田市民が総参加で作り上げる夏の一大イベントです。7月下旬の土曜日に開催され、本町通りを中心にステージパフォーマンスやお神輿巡行が繰り広げられます。地元の飲食店や商店会による出店も並び、老若男女が楽しめるお祭りとなっています。
交通規制も敷かれ、歩行者天国となった通りは、まるで昭和の縁日にタイムスリップしたような懐かしい雰囲気に包まれます。わたしも家族で毎年楽しみにしているお祭りのひとつです😊
吉田の火祭り・すすき祭り
富士吉田市最大のお祭りといえば、なんといっても「吉田の火祭り」です。毎年8月26日・27日に開催されるこの祭りは、北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社の両社による例大祭で、450年以上の歴史を誇る国指定重要無形民俗文化財です。日本三奇祭のひとつにも数えられ、全国から多くの見物客が訪れます。
26日の「宵祭り」では、富士山型の御神輿が市街地を練り歩き、夕暮れとともに高さ約3メートルの大松明(おおたいまつ)約80本に火が灯されます。上吉田本町通りが炎で赤く染まる光景は圧巻で、思わずぐっと息を呑むほどの迫力があります。
27日の「本祭り(すすき祭り)」では、子ども神輿を含む全神輿が町を練り歩き、金鳥居や御鞍石で祭事が執り行われます。富士山の安全と氏子の平穏を祈願しながら、夕方まで氏子地域を巡行する姿は、地域の絆の深さを感じさせてくれます。
吉田の火祭りの主な見どころ
- 富士山型の御神輿「明神神輿」と「富士山御影」の渡御
- 高さ3メートルの大松明約80本による炊き上げ(26日夜)
- 「オヤマサマノオカエリ」の掛け声とともに燃え上がる炎
- すすきの穂を手に氏子中を練り歩く神輿(27日)
富士吉田梅若薪能
8月の第1土曜日に北口本宮冨士浅間神社神楽殿で開催される薪能です。昭和47年から続く伝統行事で、幻想的な篝火のもとで能が奉納されます。夏の夜に神社で観る能は格別の趣があり、日本文化の奥深さをじわっと感じられる貴重な機会です。
秋のお祭り(9月〜11月)
ハタオリマチフェスティバル
2025年で10周年を迎える「ハタオリマチフェスティバル」、通称「ハタフェス」は、富士吉田市の織物文化を発信する秋のイベントです。10月中旬の週末に下吉田エリアで開催され、全国各地から集まった生地製品や古道具が並びます。
かつて織物産業で栄えた富士吉田市ならではの祭りで、テキスタイルを使ったワークショップや、古い工場をリノベーションした会場でのマーケットなど、おしゃれな雰囲気が若い世代にも人気です。ものづくりの街の魅力を再発見できるイベントですよ。
吉田の紅葉まつり
標高の高い富士吉田市では、周囲より一足早い紅葉が楽しめます。10月下旬から11月上旬にかけて開催される「吉田の紅葉まつり」では、ふじさんミュージアムパーク付近のいろはもみじが真っ赤に色づき、鐘山の滝までの道のりを彩ります。静かな秋の一日、紅葉狩りにぴったりのスポットです。
富士吉田農業祭
10月に開催される農業祭では、富士山麓で育った高品質な農林産品に出会えます。富士山のミネラルたっぷりの天然水と、日当たりの良い斜面で育まれた野菜や果物は格別の美味しさ。地元の農家さんと直接話しながら買い物できるのも魅力です。
富士えびす講祭り
11月に開催される富士えびす講祭りは、富士えびす商店会が主催する地元密着型のお祭りです。地元飲食店の出店が並び、ステージイベントやお楽しみ縁日、豪華景品が当たるくじ引きなど、家族で一日楽しめる内容となっています。
FUJI TEXTILE WEEK
11月下旬から12月中旬にかけて開催される「布の芸術祭」です。2025年で第4回を迎えるこのイベントでは、国内外のアーティストによるテキスタイルアート作品が市内各所に展示されます。織物のまち富士吉田ならではの現代アートの祭典として、注目を集めています。
冬のお祭り(12月〜2月)
ハタオリマチのクリスマス
12月上旬に開催されるクリスマスマーケットです。富士吉田市ならではのハタオリ製品をはじめ、クリスマスらしい装飾で彩られた会場でお買い物が楽しめます。寒い季節にほっこりあたたまるイベントですね。
北口本宮冨士浅間神社 初詣
富士山の玄関口に位置する北口本宮冨士浅間神社では、元日0時から歳旦祭が執り行われます。安産子授、縁結び、厄除けなどのご利益があるとされ、新年を迎える多くの参拝客で賑わいます。荘厳な杉並木の参道を歩くと、新しい一年への希望がふつふつと湧いてきます✨
節分祭
2月の節分の日に行われる節分祭では、豆まき神事が執り行われます。一年の無病息災を願い、多くの家族連れが参加します。
富士吉田市のお祭りを楽しむポイント
富士吉田市のお祭り一覧を見てきましたが、みなさんはどのお祭りが気になりましたか?それぞれの祭りを存分に楽しむためのポイントをまとめてみました。
- 吉田の火祭りは大変混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめ
- 夏祭りは浴衣で参加すると、より雰囲気を楽しめる
- 春の桜まつりは朝早めの時間帯が比較的空いている
- 秋のハタフェスでは歩きやすい靴で散策を
- 冬の参拝は防寒対策をしっかりと
まとめ|富士吉田市で四季を感じるお祭りへ
富士吉田市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。富士山のお膝元ならではの伝統行事から、織物のまちらしい現代的なイベントまで、一年を通じてさまざまな魅力に触れることができます。わたし自身、山梨に移住してから毎年新しい発見があり、この土地の奥深さに惹かれ続けています。
ぜひ気になるお祭りをチェックして、富士吉田市へ足を運んでみてください。きっと心に残る思い出ができるはずです。
「人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走り続けなければならない。」― アルバート・アインシュタイン
本日の名言は、物理学者アインシュタインの言葉をお届けしました。忙しい日々の中でも、お祭りを通じて地域の伝統や季節の移ろいを感じる時間を大切にしたいものですね。みなさんにとって、素敵な一日となりますように。


















