こんにちは、『ローカログ』新潟県担当ライターのよしあきです。新潟県に住んでいると、地域ごとに個性豊かなお祭りがあることに驚かされます。今回は胎内市のお祭りを一覧でご紹介しますね!
胎内市は新潟県北部に位置し、海から山まで自然豊かな環境が広がるまちです。そんな胎内市では、年間を通じて数多くの祭りや伝統行事が行われています。みなさんは胎内市のお祭りと聞いて、どんなものを思い浮かべますか?
五穀豊穣を祈る伝統的な祭礼から、全国的に有名な星空イベントまで、実にバラエティ豊かなんです。地元の方々が大切に守り継いできた祭りには、それぞれの土地の歴史や文化がじんわりと染み込んでいます。
胎内市を代表する四大祭り
胎内市には多くのお祭りがありますが、その中でも特に規模が大きく、多くの人々が訪れる代表的な祭りがあります。ここでは、ぜひ足を運んでいただきたい四つのお祭りをご紹介します。
中条まつり(中条大祭)
胎内市最大の祭りといえば、毎年9月3日から6日にかけて開催される「中条まつり」です。熊野若宮神社の例大祭として、五穀豊穣を願う伝統ある祭典として知られています。
このお祭りは昭和54年から「中条まつり」の名称で親しまれるようになりました。本町通り商店街を中心に約200軒もの出店が並び、まち全体がお祭りムードに包まれます。
中条まつりの見どころは盛りだくさんです。
- 初日の大民謡流し
- 台輪・山車・花車の巡行
- 神輿渡御
- 花火の打ち上げ
- 板額太鼓のステージイベント
特に山車のあおり合いは迫力満点で、見応えたっぷりです。各町内が競い合うように山車を動かす姿には、地元の人々の熱い想いが伝わってきます。
胎内星まつり
日本最大級の星空フェスティバルとして全国的に知られる「胎内星まつり」は、毎年8月下旬に開催されます。2025年で第42回を迎えるこのイベントは、胎内平という標高約250メートルの丘陵地が会場となります。
天体ファンから家族連れまで、幅広い層の方々が楽しめるのが魅力です。望遠鏡メーカーのブースや天体写真教室、ロケット実験教室など、宇宙の神秘に触れられるプログラムが盛りだくさん。夜になると満天の星空のもとで天体観測を楽しめます。
近年はイベント会場とオンラインのハイブリッド開催も実施されており、遠方の方も参加しやすくなっています。中条駅や胎内スキー場からはシャトルバスも運行されるので、アクセスも便利ですよ♪
乙宝寺おまんだら祭り
毎年2月6日に開催される「おまんだら祭り」は、越後の名刹・乙宝寺で行われる春一番の大祭です。平安時代から伝わる千体以上の仏が描かれた「曼陀羅絵」が、年に一度だけ御開帳されます。
参拝者の願いが込められたごま木を焚き、無病息災や災難除けを祈願する厳かな行事です。あられまきも行われ、縁起物を求める多くの人々で賑わいます。冬の凛とした空気の中で行われるこの祭りには、ほっこりとした温かみがあります。
シャングシャング馬
毎年4月18日に下赤谷集落で開催される「シャングシャング馬」は、胎内市の歴史と文化が息づく伝統行事です。この祭りの名前は、馬の装飾に取り付けられた鈴が奏でる「シャングシャング」という軽やかな音色に由来しています。
華やかに飾り付けられた馬たちが街を練り歩き、観客を魅了します。馬の装飾には五穀豊穣や無病息災への願いが込められており、長年にわたり地域の人々に大切に受け継がれてきました。馬を引く人々の掛け声や太鼓の音が加わり、祭り全体が活気あふれる雰囲気に包まれます😊
鳥坂神社(旧馬頭観音)にて「牛・馬の祈願」や「厄除け」も行われ、春の訪れと農作業開始を告げる祭りとして親しまれています。
季節ごとの胎内市のお祭り
胎内市では年間を通じて各地区でお祭りが開催されています。ここでは季節ごとの主なお祭りをご紹介しますね。
春のお祭り(2月〜5月)
春は新しい季節の始まりを祝うお祭りが各地で行われます。
| 時期 | 地区 | お祭り名 |
|---|---|---|
| 2月6日 | 乙 | おまんだら祭り |
| 2月16日 | 羽黒 | 羽黒の観音様春季大祭 |
| 4月9〜10日 | 村松浜 | 小鷹神社・神明様祭り |
| 4月14日 | 乙 | 八所神社春季大祭 |
| 4月18日 | 下赤谷 | シャングシャング馬(鳥坂神社祭礼) |
| 4月18日 | 下館 | 越後胎内水天宮祭礼 |
春は神社の例大祭が多く、各地区の氏神様への感謝と祈りが捧げられます。桜の季節と重なるお祭りもあり、華やかな雰囲気を楽しめますよ。
夏のお祭り(6月〜8月)
夏は胎内市で最もお祭りが多い季節です。各地区で天王様祭りや稲荷様祭りなどが盛大に開催されます。
7月1日には塩谷地区で「黒川燃水祭」が行われます。これは日本最古の石油発祥の地として知られる黒川で、その歴史を今に伝える貴重な行事です。
8月中旬から下旬にかけては、各地区でお祭りラッシュとなります。羽黒の観音様秋季大祭、胎内温泉まつり、そして多くの神社祭礼が次々と開催されます。8月末には胎内星まつりで夏を締めくくります✨
秋のお祭り(9月〜10月)
秋は収穫への感謝を込めたお祭りが中心となります。
- 9月3〜6日:中条まつり(熊野若宮神社祭)
- 8月31日〜9月1日:黒川大祭(大蔵神社祭)
- 9月下旬〜10月:荒川神社祭り(桃崎浜)
- 10月18日:火渡り修行(鼓岡・大乗院)
特に中条まつりと黒川大祭は規模が大きく、多くの見物客で賑わいます。稲刈りの時期と重なり、実りの秋を感じながらお祭りを楽しめるのも魅力ですね。
冬のお祭り(11月〜1月)
冬は比較的お祭りの数は少なくなりますが、12月2日に黒川地区で神明社祭りが行われます。寒さ厳しい季節に行われる祭りには、一年の締めくくりと新年への祈りが込められています。
また、11月上旬には胎内スキー場で「山あいの小さなお祭り」が開催されることもあります。地元の特産品や手作り品が並ぶアットホームなイベントです。
胎内市のお祭りを楽しむポイント
胎内市のお祭りを存分に楽しむためのポイントをお伝えしますね。
まず、中条まつりに行くなら初日の大民謡流しがおすすめです。地元の方々が揃いの浴衣で踊る姿は圧巻で、飛び入り参加できることもあります。花火を見るなら4日目、山車巡行を楽しむなら最終日が見どころです。
胎内星まつりは、できれば宿泊して夜通し星空を眺めるのがベストです。日帰りの場合はシャトルバスの時刻を確認しておきましょう。防寒対策もお忘れなく🌟
小さなお祭りにも、それぞれの地区ならではの魅力があります。地元の方との交流を楽しみながら、胎内市の文化に触れてみてはいかがでしょうか。
胎内市のお祭りで感じる地域の絆
胎内市のお祭り一覧を見ていただくと、その数の多さに驚かれたかもしれません。これほど多くの祭りが今も受け継がれているのは、地域の人々の強い絆があってこそです。
小さな集落でも、毎年欠かさず祭りを続けてきた歴史があります。わたしも新潟県内で暮らしてきて、地域のお祭りがいかに人々の心をつなぐ大切な機会であるかを実感してきました。
胎内市のお祭りは、観光客として楽しむだけでなく、その土地の歴史や人々の想いに触れる貴重な体験ができます。ぜひ季節ごとに足を運んで、胎内市の魅力を感じてみてくださいね😊
本日の名言
「祭りとは、人々が一つになって喜びを分かち合う、最も美しい人間の営みである。」
― 柳田國男(民俗学者)
日本の民俗学を築いた柳田國男は、各地の祭りを通じて人々の暮らしや心のあり方を研究しました。祭りは単なるイベントではなく、地域の人々が協力し合い、喜びを共有する大切な場なのですね。胎内市のお祭りにも、そんな温かい絆がスッと感じられます。みなさんもぜひ、胎内市の祭りに参加して、その空気感を味わってみてください。きっと心がほっこりする体験ができるはずです♪


















