こんにちは、『ローカログ』奈良県担当ライターのこよりです。みなさん、天理市といえばどんなイメージがありますか?神社仏閣や天理教の施設が立ち並ぶ街並みが印象的ですが、実は一年を通じてさまざまなお祭りが開催されているんです。今回は、天理市のお祭り一覧として、春夏秋冬それぞれの季節に楽しめる伝統行事やイベントをまとめてご紹介しますね♪
天理市で春に開催されるお祭り
大和神社「ちゃんちゃん祭り」(4月1日)
天理市を代表する春の祭礼といえば、やはり大和神社の「ちゃんちゃん祭り」でしょう。毎年4月1日に開催されるこのお祭りは、五穀豊穣と天下泰平を祈願する伝統行事です。名前の由来は、お祭りの道中で鳴らされる鉦(かね)の「ちゃんちゃん」という音から来ています。
白装束に身を包んだ氏子たちが、大和神社から約2km離れた御旅所までトコトコと練り歩く姿は圧巻です。100名を超える行列には、神輿や山鉾、風流傘などが並び、甲冑武者や楽人に扮した人々が彩りを添えます。なんと室町時代の記録にも残っているほどの歴史があり、2018年には奈良県指定無形民俗文化財に指定されました。
周辺には露店も並ぶので、お祭り気分を存分に味わえますよ。春の訪れを告げる華やかな行列は、一度は見ておきたい天理の風物詩です。
天理教 教祖誕生祭(4月18日)
天理本通り商店街周辺では、天理教に関連した行事も数多く開催されています。4月18日の教祖誕生祭をはじめ、毎月26日の月次祭など、年間を通じてさまざまな祭事が行われます。商店街も活気づくこの時期、ほこほことした温かい雰囲気に包まれますよ。
天理市で夏に開催されるお祭り
石上神宮「でんでん祭」(6月30日)
夏の始まりを告げるのが、石上神宮の「神剣渡御祭(しんけんとぎょさい)」、通称「でんでん祭」です。太鼓を「デンデン」と打ち鳴らしながら行列が進むことから、この愛称で親しまれています。
この祭りでは、御神剣を奉じた神職や早乙女、作男などが境外末社の神田神社まで渡御します。五穀豊穣と悪霊邪神退散を祈願する神事で、2025年には7年ぶりに神剣が渡御されるという特別な年となりました。参拝者は神事に用いられた早苗をいただいて帰ることができ、疫病を払うとされています。
石上神宮 御田植え祭(6月中旬)
同じく石上神宮では、6月中旬に御田植え祭も開催されます。新緑の参道を、神職や早乙女たちが列を連ねて練り歩く姿は、大和の夏の風物詩として古くから愛されてきました。しっとりとした緑に包まれた境内で、豊作を願う神聖な空気を感じられる貴重な機会です。
こどもおぢばがえり(7月下旬〜8月上旬)
天理市の夏といえば、忘れてはならないのが「こどもおぢばがえり」です。毎年7月27日頃から8月4日頃まで開催され、全国から多くの子どもたちが集まります。
このお祭りは1953年から始まった歴史あるイベントで、信仰に関係なく誰でも参加できるのが特徴です。子どもたちが友達と共に行動し、さまざまな体験を通じて成長することを目的としています。日帰りでも宿泊でも参加でき、夏休みの思い出作りにぴったりですね。
地蔵尊夏祭り(7月下旬)
7月下旬には地蔵尊夏祭りも開催されます。地域に根ざした温かいお祭りで、夏の夜をほっこりと過ごせますよ。
天理市で秋に開催されるお祭り・イベント
石上神宮 布留祭り(10月15日)
秋になると、石上神宮では布留祭りが執り行われます。由緒ある神社で行われる厳かな祭礼は、天理の秋を彩る重要な行事のひとつです。
天理教 秋季大祭(10月26日)
天理教の秋季大祭は、毎年10月26日に開催されます。この時期は天理本通り商店街も多くの人で賑わい、街全体が活気に包まれます。翌日には青年会総会も開かれ、連日にわたって祭事が続きます。
てんりアートストリート(11月上旬)
芸術の秋にふさわしいイベントが「てんりアートストリート」です。天理の街がアートで彩られる期間は、いつもと違った雰囲気を楽しめます。
天理耕流祭(11月上旬)
2025年11月には、新たなイベント「天理 倉の耕流祭」が開催されました。工場やものづくりの現場を開放し、地域に光を差す試みとして注目を集めています。「倉をひらく、街をひらく」をコンセプトに、天理市全域で開催される3日間のオープンドア・イベントです。
ワールドフェスティバル天理(11月)
天理駅前広場コフフンでは、「ワールドフェスティバル天理」も開催されます。世界各国の料理や音楽、芸術が大集合する華やかなイベントで、和太鼓や着物ショー、煎茶体験など日本文化にも触れられます。2025年は「旅する世界の食と芸術」をテーマに、天理駅前史上最大規模での開催となりました。
天理市で冬に開催されるお祭り・イベント
光の祭典(11月中旬〜翌年1月中旬)
天理市最大級の冬のイベントといえば「光の祭典」です。天理駅西側の田井庄池公園を会場に、約30万球ものイルミネーションが街を彩ります。
「光と音楽」をテーマに、色とりどりの電飾が幻想的な世界を演出します。SL機関車や池周辺など、見どころがたくさんあり、毎年パワーアップしているのも楽しみのひとつ。点灯時間は17時から22時までで、オープニングセレモニーでは飲食ブースや大抽選会も開催されます。県下最大級のイルミネーションを、ぜひ大切な人と一緒に見に行ってみてくださいね✨
天理教 元旦祭(1月1日)・春季大祭(1月26日)
新年を迎えると、天理教では1月1日に元旦祭、1月26日には春季大祭が執り行われます。新しい一年の始まりを祝う厳かな雰囲気が街全体に漂います。
天理駅前広場コフフンで開催される定期イベント
2017年にオープンした天理駅前広場コフフンでは、年間を通じてさまざまなイベントが開催されています。ユニークな古墳型のデザインが印象的なこの広場では、毎月定期的にマルシェやフェスティバルが行われます。
特産品が並ぶマルシェでは、天理市産の福住茶を楽しめるお茶まつりなども開催されます。家族連れにも人気のスポットで、お子さんが遊べる遊具もありますよ。お出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね😊
天理市のお祭りを楽しむポイント
天理市のお祭りや行事を楽しむなら、いくつかのポイントを押さえておくと便利です。
- 大和神社や石上神宮へのアクセスは、JR・近鉄天理駅からバスが便利
- 駐車場は限られるため、公共交通機関の利用がおすすめ
- 伝統行事は雨天でも開催されることが多いので、天候に合わせた準備を
- 天理本通り商店街は祭事の日に活気づくので、合わせて散策を楽しんで
天理市は、古くから続く神社の祭礼と、新しいイベントが共存する魅力的な街です。季節ごとに違った表情を見せてくれるので、何度訪れても新しい発見がありますよ。
「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」
― イチロー
天理市のお祭り一覧、いかがでしたか?大きなイベントから地域に根ざした小さな祭りまで、一年を通じてたくさんの行事が開催されています。ぜひ気になるお祭りを見つけて、天理の魅力を体感してみてくださいね。わたしもまた天理を訪れて、その温かい空気感に触れてきたいと思います🍵


















