こんにちは、『ローカログ』北海道担当ライターのさほです。みなさん、北海道の空知地方にある歌志内市をご存じでしょうか?日本一人口の少ない市として知られるこの街には、かつて炭鉱の町として栄えた時代の熱い思いが、今もお祭りの中に息づいています。
今回は、歌志内市のお祭り一覧をたっぷりご紹介しますね。小さな街だからこそ生まれる、あたたかくて力強いお祭りの魅力を、一緒に感じてもらえたらうれしいです♪
歌志内市ってどんな街?炭鉱の歴史とお祭りの関係
歌志内市は、北海道のほぼ中央、空知地方に位置する小さな街です。明治時代から石炭産業で栄え、最盛期には多くの炭鉱労働者とその家族で賑わっていました。現在は人口が2,500人ほどと、全国の市の中で最も少ない人口を誇りますが、その分、住民同士のつながりが深く、お祭りには街全体が一体となって盛り上がる雰囲気があります。
炭鉱で働く人々の心意気や、厳しい冬を乗り越える北国の人々のたくましさ。そうした歴史が、歌志内市のお祭りには色濃く反映されているんです。では、具体的にどんなお祭りがあるのか、見ていきましょう!
うたしない市民祭り「SYOTTEKE」|夏の一大イベント
歌志内市を代表するお祭りといえば、毎年7月上旬に開催される「SYOTTEKE(しょってけ)」です。2025年は7月6日(日)に、歌志内市コミュニティセンター「うたみん」の駐車場で開催されました。
「しょってけ」という名前、なんだか気になりませんか?これは「背負っていけ」という意味の北海道弁で、炭鉱時代の気概を表しているんだそうです。お祭りの目玉は、なんといっても重さ約1トンもある石炭神輿。この迫力ある神輿を担いで会場を練り歩く姿は、見ているだけで胸が熱くなります。
SYOTTEKEの見どころをチェック!
SYOTTEKEでは、石炭神輿以外にもたくさんの催しが楽しめます。子どもみこしが元気よく会場を回る姿は、思わず笑顔になってしまうかわいらしさ。地元の「歌志内弥六太鼓」による和太鼓演奏は、腹の底まで響く力強さで、祭りの雰囲気を一気に盛り上げてくれます。
そのほかにも、よさこいソーランの演舞やライブ・バンド演奏、屋台や縁日など、一日中楽しめる内容がぎっしり。夕暮れ時の19時50分頃には花火の打ち上げもあり、夏の夜空を彩る光景はじんわりと心に残ります✨
2025年の開催では、歌志内市PR大使を務める歌手のnonocさんも登場し、ステージを大いに盛り上げました。小さな街の大きな熱気を感じられる、本当にすてきなお祭りなんですよ。
SYOTTEKEの開催情報
| 開催時期 | 毎年7月上旬(日曜日) |
|---|---|
| 開催時間 | 12:00〜20:00 |
| 会場 | 歌志内市コミュニティセンター「うたみん」駐車場 |
| 花火打ち上げ | 19:50頃 |
| お問い合わせ | 歌志内市産業課ふるさと振興グループ(0125-42-3215) |
歌志内なまはげ祭り|冬の風物詩
夏のSYOTTEKEとは対照的に、真冬の2月に開催されるのが「歌志内なまはげ祭り」です。なまはげといえば秋田県男鹿半島の伝統行事として有名ですが、なぜ北海道の歌志内で?と思いますよね。
実は、炭鉱時代に秋田県から多くの労働者が歌志内に移り住み、故郷の文化を持ち込んだのがはじまりと言われています。歌志内ならではのアレンジが加えられた「歌志内なまはげ祭り」は、地域の人々に長く愛されてきた冬の風物詩なんです。
迫力満点のなまはげが練り歩く!
全身にみのをまとい、大きな鬼面をかぶった男たちがなまはげに扮して街を練り歩く姿は、迫力満点。特設会場でのイベントはもちろん、市内の事業所や家庭を一軒一軒訪問し、「商売繁盛」「家内安全」を祈願してくれるのが特徴です。
子どもたちにとっては、ちょっぴり怖いけれどわくわくするイベント。大人にとっては、一年の無事を祈る大切な行事。市外からも多くの来場者が訪れ、真冬の歌志内がぐっと賑やかになる日です❄️
なまはげ祭りの開催情報
| 開催時期 | 毎年2月第1日曜日 |
|---|---|
| 開催時間 | 17:00〜18:00 |
| 会場 | 歌志内市コミュニティセンター駐車場 |
| お問い合わせ | 歌志内商工会議所(0125-42-2495) |
納涼盆踊り|夏の夜を彩る地域の伝統
8月中旬になると、歌志内市内の各地区で納涼盆踊りが開催されます。2025年は市内4つの会場で盆踊りが行われ、大人から子どもまで多くの市民が参加しました。
歌志内の盆踊りに欠かせないのが「弥六太鼓」。この太鼓は、かつて中村炭礦(のちの住友歌志内炭鉱)で働いていた「弥六」という人物の名を受け継いでいます。炭鉱の歴史とともに育まれてきた太鼓の音色が、盆踊りの夜をいっそう情緒深いものにしてくれるんです。
特に中村地区で開催される「中村盆踊り大会」は、北海道内でも「最もディープな盆踊り」と呼ばれるほど独特の雰囲気があるとか。機会があれば、ぜひ体験してみてほしいです♪
歌志内市のお祭りを訪れる際のポイント
せっかく歌志内市のお祭りを訪れるなら、いくつかのポイントを押さえておくと、より楽しめますよ。
- 車でのアクセスが便利。札幌から約1時間30分、旭川から約1時間ほどです
- 夏のSYOTTEKEは暑さ対策を忘れずに。2025年は気温30度を超える真夏日でした
- 冬のなまはげ祭りは防寒対策が必須。北海道の2月はとても寒いです
- お祭り当日は駐車場が混雑することも。早めの到着がおすすめです
- 地元の屋台グルメも楽しみのひとつ。お腹を空かせて行きましょう!
小さな街の大きな魅力を感じに
歌志内市は、人口こそ日本一少ない市ですが、その分、人と人との距離が近く、お祭りには街全体が一丸となって参加する温かさがあります。炭鉱時代から受け継がれてきた石炭神輿や弥六太鼓、秋田から伝わったなまはげの文化。これらはすべて、この土地で暮らしてきた人々の思いが詰まった、大切な宝物です。
北海道の広い大地の中で、ひっそりと、でも力強く輝く歌志内市。お祭りの時期に合わせて訪れれば、きっとこの街の魅力をじんわりと感じることができるはずです😊
みなさんも、歌志内市のお祭り一覧を参考に、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。小さな街で出会う、大きな感動が待っていますよ。
今日の名言
「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」
― イチロー(元プロ野球選手)
小さな街・歌志内市が、長い歴史の中でお祭りを守り続けてきたように、わたしたちも日々の小さな積み重ねを大切にしていきたいですね。みなさんの毎日が、すてきな発見と笑顔であふれますように。それでは、また次の記事でお会いしましょう!

















