こんにちは、『ローカログ』兵庫県担当ライターのはるなみです。みなさん、加東市にはどんなお祭りがあるか気になりませんか?今回は加東市で開催される年間のお祭りやイベントを一覧にまとめてみました。古くから伝わる伝統行事から、最近始まった楽しいイベントまで、ぽかぽかと心が温まるような地域の魅力をたっぷりお届けしますね♪
春のお祭り・イベント(3月~5月)
春の加東市は、新緑がまぶしくて、お祭りも盛りだくさん。特に5月は見どころがいっぱいですよ。まず紹介したいのが、5月3日に開催される「花まつり・鮎まつり」です。闘竜灘で行われるこのお祭りは、お釈迦様の誕生をお祝いする花まつりと、鮎の解禁を祝う鮎まつりが同時開催される贅沢なイベントなんです。
花まつりは朝8時から、鮎まつりは午後3時から始まり、夜7時半からは約1000発の花火が打ち上げられます。わたしも息子と一緒に観に行ったことがありますが、約20分間の花火ショーは迫力満点で、春の夜空を彩る美しさに感動しました。屋台も出ていて、家族みんなで楽しめるイベントですよ。
そして5月5日のこどもの日には、国宝・朝光寺で「鬼追踊」が奉納されます。兵庫県の重要無形民俗文化財に指定されているこの伝統行事は、5年ぶりに復活したばかり。翁1人と4人の鬼(赤面鬼、青面鬼、黒面鬼、黄面鬼)が、松明や太刀、鉞、錫杖を振り回しながら勇壮に舞い踊る姿は圧巻です。
朝光寺といえば、木村拓哉さん主演の映画「レジェンド&バタフライ」のロケ地としても話題になりましたね。比叡山延暦寺に見立てた合戦シーンが撮影されたそうで、400人以上のロケ隊が訪れたとか。映画ファンの方も訪れる価値ありですよ。
実は3月にも大きなイベントがあります。令和8年3月7日(土)には東条湖で加東市花火大会が開催予定です。冬から春への季節の変わり目に、湖面から打ち上がる花火は幻想的で、直径約200メートルの7号玉は見ごたえ十分です。
夏のお祭り・イベント(6月~8月)
夏の加東市は、暑さを吹き飛ばすような楽しいイベントが目白押し。8月30日に開催される「加東市夏のおどり」は、社中央公園ステラパークで夜7時から9時半まで行われます。加東よしよし音頭、河内音頭、炭坑節など、みんなが知っている曲が次々と流れて、大きな踊りの輪ができるんです。
最近では「ダンシングヒーロー」や「きよしのズンドコ節」といった現代的な曲も取り入れられていて、世代を超えて楽しめるようになっています。わたしも中学生の息子と一緒に参加したことがありますが、地域の方々と一緒に踊るのってこんなに楽しいんだなぁと改めて感じました。
今年からは新しい試みとして、JR神戸駅からの送迎バスツアーも始まったそうです。遠方から参加される方も増えそうで、ますます盛り上がりそうですね。
秋のお祭り・イベント(9月~11月)
秋は加東市のお祭りが最も充実する季節。まず9月21日には「加東市山田錦乾杯まつり」が社中央公園ステラパークで開催されます。加東市産の山田錦で醸した全国20の酒蔵が大集合するこのイベント、日本酒好きにはたまりませんよね。
特別ゲストとして、BS-TBSの「酒場放浪記」でおなじみの吉田類さんも登場します。午前10時からの鏡開きでは振る舞い酒300杯が用意され、地元グルメの販売もあります。子ども向けのミニ縁日コーナーも設置されるので、家族みんなで楽しめます。
10月になると、各地の神社で秋祭りが開催されます。体育の日の前日に行われる佐保神社の秋祭りは、北播磨有数の規模を誇ります。絢爛豪華な屋台4台と神輿2基が境内を練り歩く様子は見事で、獅子舞も奉納されます。
10月第1土・日曜日には、上鴨川住吉神社で「神事舞」が奉納されます。これは厳格な宮座制度によって7世紀もの長きにわたって伝え続けられてきた神事芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。宵宮では漆黒の闇の中、斎灯に照らされて舞踊が演じられる幻想的な光景が見られます。
11月9日には「加東市秋のフェスティバル」が播磨中央公園で開催されます。飲食ブースや展示、ステージイベント、釣り名人コーナーなど、内容盛りだくさん。ロードトレインも運行されて、会場内の移動も楽しくなりますよ。
特別な雨乞いの祭り「秋津百石踊」
加東市秋津の住吉神社には、ちょっと特別なお祭りがあります。「秋津百石踊」という雨乞いの踊りで、旱魃の時だけ奉納される貴重な伝統行事なんです。室町時代後期から続くこの踊りは、兵庫県の重要無形民俗文化財に指定されています。
かつては生粋の若い男子、それも長男のみが踊ることを許されたという厳格なものでしたが、現在は西戸地区の保存会が伝承しています。東条湖のダムができてからは水不足の心配はほとんどなくなりましたが、平成6年の大旱魃の際には本来の雨乞いとして奉納されたそうです。
独特のリズムと問答形式の掛け合いが特徴的で、京都の影響を色濃く受けているとか。毎年4月29日には五穀豊穣を祈願する形で奉納されることもあるので、タイミングが合えばぜひ見てみたいですね。
地域の小さなお祭りも魅力的
加東市には、まだまだ紹介しきれない地域のお祭りがたくさんあります。例えば黒谷地区の若宮八幡宮で行われる「柱祭」では、夕方から盆踊りがあり、続いて神事が執り行われます。秋津の日吉神社では「お田植え祭」があり、赤米や紫米の早苗を田植えして五穀豊穣を祈願する県下でも稀な伝承行事です。
こうした小さなお祭りにも、地域の人々の思いがこもっていて、ふわっと心が温まるような雰囲気があります。観光客は少なくても、地元の方々にとっては大切な年中行事。そんな素朴な魅力も加東市のお祭りの良さだと思います。
加東市のお祭りを楽しむコツ
加東市のお祭りを楽しむには、いくつかのポイントがあります。まず、駐車場の確保が大切です。特に大きなイベントでは臨時駐車場が設置されることが多いので、事前に確認しておくと安心です。東条湖花火大会では、臨時駐車場から無料シャトルバスが運行されるので便利ですよ。
服装も重要です。神社のお祭りでは境内を歩き回ることが多いので、歩きやすい靴がおすすめ。夏のおどりに参加する場合は、動きやすい服装で行きましょう。浴衣で参加される方も多くて、それもまた風情があって素敵です。
お祭りの情報は、加東市の公式ホームページや加東市観光協会のサイトでチェックできます。天候による中止もあるので、当日の朝に確認することをおすすめします。SNSでリアルタイムの情報を発信していることも多いので、フォローしておくと便利ですよ。
子どもと一緒に楽しむなら
わたしも中学生の息子がいるので分かりますが、子どもと一緒にお祭りを楽しむなら、やっぱり屋台があるイベントがおすすめです。花まつり・鮎まつりや夏のおどり、秋のフェスティバルなどは、屋台も充実していて子どもも飽きません。
特に秋のフェスティバルの「釣り名人集まれ!」は、ビニールプールで釣り体験ができる人気のアトラクション。こういう体験型のイベントは子どもたちの思い出に残りやすいですよね。山田錦乾杯まつりでも子ども向けのミニ縁日があるので、大人も子どもも楽しめます。
まとめ
加東市のお祭りは、古くから伝わる伝統行事と新しいイベントがバランスよく共存していて、年間を通じて楽しめるのが魅力です。春の花まつりから始まり、夏のおどり、秋の神事、そして冬から春にかけての花火大会まで、季節ごとに違った楽しみ方ができます。
地域の人々が大切に守り続けてきた伝統行事には、その土地の歴史や文化が詰まっています。一方で、新しく始まったイベントには、地域を盛り上げようという熱い思いが込められています。どちらも加東市の大切な宝物ですね。
みなさんもぜひ、加東市のお祭りに足を運んでみてください。地域の温かさに触れて、きっと心がぽかぽかになりますよ。わたしも今年はまだ行けていないお祭りがたくさんあるので、息子と一緒に巡ってみようと思っています。
「祭りとは、日常を離れて神と人、人と人が出会う場所である」 – 柳田國男
お祭りは単なるイベントではなく、地域の絆を深め、伝統を次世代につなぐ大切な役割を果たしています。加東市のお祭りに参加して、その素晴らしさを体感してみてくださいね◎


















