こんにちは、『ローカログ』神戸エリア担当ライターのさやかです。みなさんは、子どもが安心して過ごせる居場所について考えたことはありますか?最近注目を集めている「子ども食堂」は、単なる食事提供の場ではなく、子どもたちが自分らしく過ごせる温かいコミュニティの場でもあるんですよ。
神戸市では現在約100か所もの子ども食堂が運営されており、それぞれ独自の特色を持った活動を行っています。わたし自身も3人の子育て中ということもあり、実際にいくつかの食堂を見学させていただいた経験があります。そんな体験も交えながら、神戸市の子ども食堂事情について詳しくお伝えしていきますね。
神戸市の子ども食堂の現状とは?
神戸市内には現在、99か所の子ども食堂が活動しており、これは全国的に見てもかなり充実した数字なんです。兵庫県内でも特に神戸市は子ども食堂の取り組みが盛んで、各区にバランスよく配置されているのが特徴です。
近畿大学が実施した調査によると、神戸市内の52の子ども食堂から回答を得たアンケート結果では、それぞれの食堂が地域のニーズに合わせて工夫を凝らした活動を行っていることが分かりました。開催頻度や参加費、食事の提供方法なども様々で、まさに地域密着型の支援が展開されているんですね。
各区で活動する代表的な子ども食堂をご紹介
中央区エリア
中央区では「こども食堂キズナ」が第一・第三土曜日に活動しています。こちらは学習支援も併設しており、英語の先生による英会話教室も開催されているんです。子どもたちの笑顔があふれる居場所作りを心がけているそうで、行事ごとの楽しいイベントも企画されています♪
また、生田診療所では医療機関が運営する子ども食堂も開催されており、医師や看護師による健康相談なども気軽に受けられる環境が整っています。
兵庫区エリア
兵庫区は神戸市内でも特に子ども食堂が充実しているエリアです。「きしんわんはーと食堂」をはじめ、「みんなの食堂なかみち・こみち」「ひよこ食堂」「こどもワクワク食堂」など、多様な食堂が地域の子育て家庭を支えています。
特に印象的だったのは、それぞれの食堂が独自のカラーを持っていること。ある食堂では手作りの温かい家庭料理を、別の食堂では子どもたちが大好きなカレーライスを中心としたメニューを提供するなど、工夫が光っています。
北区エリア
北区では「みんなのごはん北鈴蘭台」が毎週月曜日と火曜日に開催されており、16時から18時という時間帯で子どもたちを迎えています。共働きの保護者の方にも利用しやすい時間設定になっているのが嬉しいポイントですね。
「クルたん食堂」では、食事提供だけでなく様々な体験活動も行われており、子どもたちの健やかな成長を多方面からサポートしています。
東灘区エリア
東灘区の「認定NPO法人東灘地域助け合いネットワーク」は、学習支援と子ども食堂を組み合わせた活動を行っています。毎月第一土曜日の12時から13時に開催されており、事前予約制で運営されているため、落ち着いた環境で過ごすことができます。
こちらでは「お手伝いカード」というユニークな取り組みもあり、子どもたちが食堂のお手伝いをするとスタンプがもらえるシステムになっているんです。これにより、子どもたちの自主性や責任感も育まれているようです。
垂水区・須磨区エリア
垂水区では「子ども食堂たもん」や「ていしんちあふる食堂」が活動しており、特に多聞台周辺の子育て家庭から親しまれています。須磨区の「Fig Treeこども食堂」も地域に根ざした活動で知られています。
子ども食堂の利用方法と参加の流れ
神戸市の子ども食堂の多くは、事前予約不要で気軽に参加できるところが魅力です。ただし、一部の食堂では事前予約制を採用しているため、初回参加前に電話やSNSで確認することをおすすめします。
参加費についても食堂によって異なりますが、多くの場合は無料から数百円程度と、家計に優しい設定になっています。中学生以下は無料、高校生以上は100円といったように、年齢別に設定している食堂もありますよ。
初回参加時の準備
- 特別な持参物は基本的に不要
- お箸やスプーンなどの食器は用意されています
- アレルギーがある場合は事前に相談を
- 参加費(設定されている場合)
子ども食堂が提供する多様なサービス
神戸市内の子ども食堂では、単なる食事提供にとどまらず、様々なサービスが展開されています。学習支援を併設している食堂では、宿題のお手伝いや読書タイムなども設けられており、子どもたちの学びの場としても機能しているんです。
また、季節のイベントやお楽しみ会、体操教室、ヨガ教室なども開催されており、子どもたちにとって楽しみな時間となっています。中には、だがし屋さんを併設している食堂もあり、昔懐かしい雰囲気を演出しているところもありますよ♪
食事内容とこだわり
各食堂では栄養バランスを考慮したメニューが工夫されています。寄付食材を活用しながらも、子どもたちに人気のカレーライス、牛丼、ハヤシライスなどを中心に、手作りの温かい料理が提供されています。
無農薬野菜を積極的に取り入れている食堂や、アレルギー対応に配慮したメニューを用意している食堂もあり、安心して利用できる環境が整えられているのも嬉しいポイントです。
子ども食堂が地域に与える影響
神戸市の子ども食堂は、単に食事を提供するだけでなく、地域コミュニティの核としての役割も果たしています。多世代間の交流が生まれることで、地域全体の結束が深まり、子育て家庭の孤立感の解消にも大きく貢献しているんです。
特に、ひとり親家庭や共働き家庭にとっては、子どもが安心して過ごせる居場所があることで、保護者の方も安心してお仕事に集中できるようになります。また、不登校のお子さんや、ヤングケアラーの支援の場としても機能しているケースもあります。
30代後半の女性会社員の方からは、「仕事で帰りが遅くなる日でも、子どもが温かい食事を食べて安全に過ごせる場所があることで、本当に助かっています。何より、子どもが楽しそうに通っているのを見ると、こちらも嬉しくなります」というお声をいただきました。
これからの子ども食堂への期待
神戸市では「こども地域応援ネットワークKOBE」という組織を中心に、子ども食堂の連携と質の向上に取り組んでいます。現在344か所ある子どもの居場所のうち、99か所が子ども食堂として機能しており、今後さらなる拡充が期待されています。
また、NPO法人神戸こども食堂ネットワークをはじめとする支援団体の活動により、運営者同士の情報交換や研修会なども定期的に開催されており、質の高いサービス提供が継続されています。
みなさんも、お子さんと一緒に地域の子ども食堂を訪れてみませんか?きっと新しい出会いや発見があり、親子で楽しい時間を過ごすことができますよ。わたしも引き続き、神戸市内の子ども食堂の情報をお届けしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
「小さな一歩が未来を変える」 – 作者不明
子ども食堂という小さな一歩が、神戸市の子どもたちの未来を確実に変えています。地域のみんなで支えあう温かいコミュニティが、これからも続いていくことを願っています。


















