こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。皆さん、建物の建て替えや新築を検討していて「セットバック」という言葉を聞いたことはありませんか?
世田谷区でセットバック助成金を活用すれば、思っていたより費用負担を抑えることができるんです。ボクも実際に調べてみて、その充実した制度にビックリしました!
セットバックって何?基本を押さえよう
セットバックとは、敷地の前面道路の幅員を4メートル以上確保するために境界線を後退させることです。建築基準法で定められた「接道義務」を満たすために必要な工事なんですね。
つまり、皆さんの敷地前の道路が4メートル未満の場合、建物を建て替える際には敷地の一部を道路として提供する必要があるということです。これが「狭あい道路拡幅整備事業」の一環として行われるセットバックなんです。
世田谷区の狭あい道路拡幅整備事業とは
世田谷区では、緊急車両等の通行を確保し、防災性を向上させるため、狭あい道路の拡幅整備工事を積極的に行っています。この事業では、建築主の皆さんに協力していただく形で道路を拡幅していくんです。
区では後退用地等を維持管理できるように、「無償使用承諾」または「寄附」を推奨しています。どちらの方法を選んでも、区が拡幅整備工事を行ってくれるので安心ですね♪
整備方法の種類
世田谷区では以下のような整備方法が用意されています:
- 無償使用承諾:所有権はそのままで、後退部分は区の道路区域となり区が管理
- 寄附:後退部分を分筆して区に所有権を移転、区が道路として管理
- 整備等承諾:私道の場合で、区が工事を行うが管理は建築主等
- 自主整備:工事・管理とも建築主等が行う
助成金制度の詳細内容
ここが皆さんが一番気になるポイントですよね!世田谷区では、セットバックに伴う工作物の撤去や移設に対して助成金を交付しています。
助成金の対象となる工事は、擁壁の移設工事、ブロック塀等の撤去工事、樹木の移植工事などです。それぞれの工事内容によって単価が設定されているので、事前に確認しておくことが大切です。
助成金の対象工事と単価
擁壁の移設工事については、高低差によって単価が異なります。高低差が大きいほど工事費用も高くなるため、それに応じて助成金額も設定されているんです。
ブロック塀等の撤去については、通常の撤去と隣地境界に沿って設置されたものの撤去で区分されています。また、水道メーターや地下埋設配管等の撤去についても助成対象となっているので、該当する場合は見積書の提出が必要です。
奨励金制度も見逃せない!
助成金とは別に、角地などで2つ以上の道路に接し、後退用地や隅切り用地を寄附した場合には200万円を上限として奨励金が交付されます。これはかなり大きな金額ですよね!
ただし、奨励金の対象となるのは区道及び区管理道路への寄附のみで、私道は対象外です。また、隅切り用地が無く道路1面だけの寄附では奨励金の対象にならないので注意が必要です。
奨励金申請の注意点
奨励金交付の申請ができるのは、土地所有者のうち1名のみとなっています。土地所有者以外の方が申請する場合や、土地所有者が複数名いる場合は委任状が必要になります。
また、他の助成制度を活用した場合は、この助成制度等を重複して受けることはできないので、どの制度を利用するのがベストか事前に検討することが大切です。
セットバック費用の相場と内訳
一般的にセットバックの費用は40万円から130万円程度が相場とされています。費用の大部分を占めるのが境界確定・現況測量費用で、45万円から65万円程度かかります。
境界が既に確定している場合は現況測量のみで済むため、15万円から25万円程度と費用を大幅に抑えることができます。この差は30万円から40万円程度にもなるので、事前に境界の状況を確認しておくことをオススメします!
その他の費用項目
土地分筆登記費用として5万円から6万円程度、セットバック部分の仮整備費用として1平方メートルあたり5,000円程度プラス人件費10万円から50万円程度が必要です。重機の搬入・搬出費用や諸経費として5万円程度も見込んでおきましょう。
申請手続きの流れ
世田谷区でセットバック助成金を申請する場合、まず事前協議が必要です。事前協議済通知書の交付日から3年以内に交付申請を行う必要があるので、タイミングを逃さないよう注意してください。
申請時には委任状や見積書などの添付書類が必要になる場合があります。特に隣地境界に沿って設置されたブロック塀等の撤去や、水道メーター及び地下埋設管等の撤去を申請する場合は見積書の提出が必須です。
申請時の注意事項
延長の値は小数点第3位以下の端数があるときは切り捨て、工事内容ごとに算出された額に100円未満の端数があるときも切り捨てとなります。細かい計算ルールですが、最終的な助成金額に影響するので覚えておきましょう。
まとめ:賢く活用して負担軽減を!
世田谷区のセットバック助成金制度は、建築主の皆さんの負担を軽減するための充実した制度です。助成金だけでなく奨励金制度もあるので、条件に該当する場合は大幅な費用軽減が期待できます。
思い立ったが吉日!建て替えや新築を検討している皆さんは、ぜひ世田谷区の建築安全課に相談してみてください。きっと皆さんの状況に合った最適なアドバイスがもらえるはずです◎
「準備を怠る者は失敗の準備をしている」- ベンジャミン・フランクリン
今日も皆さんにとって素晴らしい一日になりますように!しっかりと準備をして、理想のマイホームを実現させましょうね♪


















