みなさん、こんにちは。『ローカログ』島根県担当ライターのゆうせんです。今回は、安来市のお祭り一覧をテーマに、年間を通じて開催される行事をまとめてみました。安来といえば安来節のふるさとですが、実は一年を通してさまざまな祭りや伝統行事が息づいている地域なんです。
わたし自身、松江市に暮らしながら安来方面にもよく足を運びます。のんびりとした空気感と、地元の方々が大切に守り続けてきた文化に触れるたび、じんわりと心があたたまる気持ちになるんですよね。この記事では、春・夏・秋・冬の季節ごとに安来市のお祭りをご紹介していきます。
春のお祭り(3月〜5月)
安来公園桜まつり・ひろせ桜まつり
3月下旬から4月上旬にかけて、安来公園と広瀬の太鼓壇公園周辺で桜まつりが開催されます。安来公園は市内有数の桜の名所で、春になると多くの花見客でにぎわいます。太鼓壇公園では、戦国の歴史を感じながらお花見ができるのが魅力です。
やすぎのひなめぐり
4月上旬には、広瀬・布部・母里地区で「やすぎのひなめぐり」が行われます。各地区の古いお雛様が展示され、町歩きを楽しみながら巡ることができます。のんびりと春のまち歩きを楽しみたい方にぴったりです。
お糸まつりとはくたチューリップ祭
4月第1日曜日には安来公園で「お糸まつり」が開催されます。また、4月中旬になると安来市役所伯太庁舎周辺で「はくたチューリップ祭」が行われ、色とりどりのチューリップが咲き誇ります。春らしい華やかな風景を楽しめるイベントです。
縄久利神社花傘神事
4月24日には縄久利神社で「花傘神事」が執り行われます。地域に古くから伝わる伝統的な神事で、厳かな雰囲気のなか行われる祭礼を見学することができます。
やすぎ刃物まつり(春)
5月初旬には安来市中心市街地で「やすぎ刃物まつり」が開催されます。安来市は古くからたたら製鉄で栄えた「鉄のまち」として知られ、刃物産業が盛んな地域です。包丁の研ぎ直しや刃物の販売、鍛冶の実演などが行われ、職人の技を間近で見ることができます。
赤江八幡宮御田植・比田の花田植え
5月5日には赤江八幡宮で「御田植」が行われます。また、5月中旬には比田いきいき交流館前で「比田の花田植え」が開催されます。田植えの季節に合わせた伝統行事で、地域の農耕文化を今に伝えています。
夏のお祭り(6月〜8月)
吉田ほたる祭
6月第2土曜日には、吉田交流センター周辺で「吉田ほたる祭」が開催されます。初夏の夜に舞うホタルの幻想的な光を楽しむことができるイベントです。自然豊かな安来ならではの風物詩ですね。
ひろせ祇園祭
7月中旬には広瀬町で「ひろせ祇園祭」が盛大に行われます。神輿巡幸をはじめ、花火大会やステージイベントなど多彩な催しが楽しめる、広瀬地区を代表する夏祭りです。富田橋付近の飯梨川河川敷から打ち上げられる花火は見応えがあります。
祭りの見どころは、太鼓と笛の音が響くなか町内を練り歩く神輿巡幸です。宵宮から本祭りにかけて、地域全体が熱気に包まれます。夜店も並び、家族連れでにぎわいます。
大塚秋葉祭り・母里夏祭り
7月23日・24日には大塚町内で「大塚秋葉祭り」が行われます。また、7月25日には母里地区で「母里夏祭り」が開催され、花火大会も行われます。地域ごとに特色のある夏祭りが続くのも、安来市の魅力のひとつです。
あらしまこーふんふぇすた
7月最終日曜日には荒島小学校周辺で「あらしまこーふんふぇすた」が開催されます。古墳をテーマにしたユニークなイベントで、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。
やすぎ月の輪まつり
8月中旬に行われる「やすぎ月の輪まつり」は、安来市を代表する夏の一大イベントです。安来郷の長・語臣猪麻呂(かたりのおみいまろ)の故事にちなんだ祭りで、山車を先頭に笛太鼓の音色とともに町中を練り歩く月の輪神事が見どころです。
2025年は8月9日に花火大会が安来港で開催され、約2,000発の花火が夜空を彩ります。8月14日から17日にかけて月の輪神事が行われ、16日にはステージイベントも開催されます。地元の方々にとっても、この祭りが終わると夏の終わりを感じるそうです。
鷹入りの滝まつり・比田踊り
8月13日には「鷹入りの滝まつり」が鷹入りの滝で開催されます。また、8月15日には比田小学校で「比田踊り」が行われます。お盆の時期に合わせた行事として、地域の方々に親しまれています。
安来節全国優勝大会
8月15日から17日にかけて、総合文化ホール・アルテピアで「安来節全国優勝大会」が開催されます。安来節の本場ならではの大会で、全国から腕自慢の演者が集まります。どじょうすくい踊りをはじめとした安来節の魅力を存分に味わえます。
母里かっぱまつり・井尻八朔祭
8月第3または第4日曜日には母里地区・伯太川河川敷で「母里かっぱまつり」が開催されます。また、8月29日には井尻地区で「井尻八朔祭」が行われます。
秋のお祭り(9月〜11月)
しまね伝統芸能祭
9月下旬には安来節演芸館で「しまね伝統芸能祭」が開催されます。石見神楽や因幡麒麟獅子舞など、県内外から伝統芸能が集結し、安来節との共演を楽しめます。地域芸能の奥深さを感じられるイベントです。
古代たたら復元操業
10月上旬には和鋼博物館前広場で「古代たたら復元操業」が行われます。砂鉄と木炭を使った伝統的な製鉄法を間近で見学できる貴重な機会です。築炉から操業、鉧(けら)出しまでの工程を数日間かけて行います。
やすぎ刃物まつり(秋)
10月上旬には和鋼博物館駐車場で「やすぎ刃物まつり」が開催されます。春にも行われるこのイベントですが、秋はたたら復元操業と同時期に開催されるため、鉄の文化をより深く体感できます。
比田温泉祭り
10月上旬には湯田山荘駐車場で「比田温泉祭り」が行われます。温泉地ならではのほっこりとしたお祭りで、地元の方々との交流を楽しむことができます。
月山富田城お城まつり
10月下旬には三日月公園ふれあい館前広場および月山富田城周辺で「月山富田城お城まつり」が開催されます。日本100名城にも選ばれた月山富田城は、戦国大名・尼子氏の居城として知られています。
山中鹿介幸盛をはじめとする尼子氏ゆかりの歴史を感じながら、さまざまなイベントを楽しめます。歴史ファンにはたまらないお祭りですね。
清水寺灯参道
10月中旬には清水寺で「灯参道」が行われます。山陰屈指の厄除け寺として知られる清水寺は、用明天皇2年(587年)に開山されたと伝わる古刹です。秋の夜、灯りに照らされた参道は幻想的な雰囲気に包まれます。
冬のお祭り・年間行事(12月〜2月)
母里市やまんば祭
12月25日には母里地区で「母里市やまんば祭」が開催されます。年末の風物詩として地域に根付いた行事です。
清水寺の年末年始行事
清水寺では年末から年始にかけてさまざまな行事が執り行われます。12月31日の除夜祭、元旦から1月3日までの修正会、1月17日の初観音、1月20日の権現祭、2月3日の節分会・星祭りなど、厳かな伝統行事が続きます。
正月鼕揃い打ち
1月3日には広瀬ショッピングセンター駐車場で「正月鼕揃い打ち」が行われます。新年を祝う鼕(どう)の音が響き渡り、華やかな雰囲気に包まれます。
安来節唄い初め
1月10日には安来節演芸館で「安来節唄い初め」が開催されます。新春にふさわしい晴れやかな催しで、安来節の新たな一年がスタートします。
安来市のお祭りを楽しむポイント
安来市のお祭り一覧を見ていただくと、一年を通じて多彩な行事が開催されていることがおわかりいただけると思います。お祭りを楽しむ際のポイントをいくつかまとめてみました。
- 夏祭りは駐車場が混雑するため、早めの到着がおすすめ
- 花火大会は場所取りを早めに行うと良い
- 歴史ある神事は、事前に由来を調べておくとより楽しめる
- 地元の方々との交流を楽しむ心構えで参加すると◎
- 季節に合わせた服装で、体調管理も忘れずに
みなさんも、安来市のお祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか? 地域の方々が大切に守り続けてきた伝統行事に触れることで、島根の魅力をより深く感じられるはずです 😊
本日の名言
「祭りは人の心をつなぐ。それは過去と未来をつなぐ架け橋でもある。」
― 柳田國男(民俗学者)
地域のお祭りには、その土地で暮らしてきた人々の想いが込められています。安来市のお祭り一覧を通じて、みなさんの心に残る行事との出会いがあれば嬉しいです。わたしも引き続き、島根県内の魅力をお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いします ✨


















