みなさん、こんにちは!『ローカログ』福岡県担当ライターのゆうとみです。今日は、わたしの住む福岡県の中でも特に祭りが盛んな直方市のお祭りについて、じっくりとご紹介していきます。筑豊の中心地として栄えてきた直方市には、400年を超える歴史を持つ伝統的な祭りから、最新のイベントまで多彩なお祭りが年間を通して開催されています。地元の方はもちろん、遠方から訪れる方も楽しめる魅力的なお祭りの数々を、ぜひ一緒に見ていきましょう♪
夏の風物詩「のおがた夏まつり」と直方山笠
直方市の夏といえば、やはり「のおがた夏まつり」は外せません!毎年7月27日前後に開催されるこの祭りは、直方リバーサイドパーク(直方市役所下の遠賀川河川敷)を舞台に、約12万人もの人々でにぎわいます。特に注目したいのは、夜8時から9時にかけて打ち上げられる約6000発の花火です。
そして、このお祭りのもう一つの見どころが「直方山笠」です。平安時代に始まり、江戸時代に直方藩主によって再興された多賀神社の御神幸に供奉したのが始まりとされ、なんと400年もの歴史があるんです。現在は、古町中区、古町北区、多賀区(旧:古町南区)、新町区の4つの流れが山笠を奉納しています。
夏まつりのフィナーレを飾る「追い山笠」は、直方市役所前の道路を電飾で彩られた4基の山笠が疾走する様子が圧巻!わたしも毎年見に行きますが、山笠が駆け抜ける迫力と、担ぎ手たちの熱気に包まれると、じんわりと感動がこみ上げてきます。
神社の伝統的な祭礼行事
多賀神社の春季大祭「擲桃祭」
毎年4月中旬に多賀神社で開催される春季大祭は「擲桃祭(てきとうさい)」と呼ばれています。これは、伊邪那岐尊が黄泉の世界から逃れる際に、桃を投げて追手から逃れたという神話に由来しているそうです。災難厄除けと開運を祈願する行事として、地元の人々に愛されています。
祭りでは厄除けの桃菓子と餅まきが行われ、奉納園芸大会なども開催されます。桃菓子をいただきながら、一年の無病息災を願うひとときは、なんとも心が温まりますね。
多賀神社御神幸祭
300年以上の伝統がある多賀神社の御神幸は、3年に1度(最近では4年に1度)開催される大規模な祭礼です。王朝時代の優雅な装束に江戸時代の直垂裃姿を配した典雅で荘厳な行列は、まるで時代絵巻を見ているようです。平成4年以降しばらく途絶えていましたが、近年復活し、地域の重要な文化財として大切に受け継がれています。
劔神社御神幸式大祭
5年に1度開催される劔神社の御神幸式は、直方市の中でも特に格式の高い祭礼行事です。伝統的な衣装をまとった雅な行列が、地域を練り歩く様子は必見です!次回の開催を心待ちにしている地元の方も多いんですよ。
春と秋の「高取焼陶器まつり」
高取焼発祥の地である直方市では、毎年春(4月)と秋(10月)に「高取焼陶器まつり」が開催されています。期間中は、通常価格の2割引きでお得に購入できるとあって、県内外から多くの陶芸ファンが訪れます。
参加窯元には「永満寺窯」や「高取焼工房 末吉宏光」などがあり、それぞれの個性豊かな作品を見比べながら、お気に入りの一品を探す楽しさがあります。毎回テーマが設定され、最近では「飯碗」がテーマになったこともあり、日常使いの器を求める方にもぴったりです。
毎月開催!「直方五日市」
猿田彦大神を祀る庚申社の御神徳にあやかり、1959年から開催されている「直方五日市」は、毎月5日に直方市中心部の商店街で開催される定期市です。地元の新鮮な野菜や特産品、手作りの品々が並び、地域の人々の交流の場となっています。
わたしもよく足を運びますが、商店街の活気とお店の方々との温かいやり取りが、なんともいえない懐かしさを感じさせてくれます。サクッと立ち寄れる気軽さも魅力の一つですね。
夏のイベント「遠賀川いかだフェスタ」
植木小学校前の犬鳴川河川敷で行われる「遠賀川いかだフェスタ」は、子どもから大人まで幅広く楽しまれているイベントです。往復約300メートルのコースを、「いかだ」「ゴムボート」「ペーロン(10人乗りのゴムボート)」の3部門に分かれて競います。
手作りのいかだで川を下る姿は、見ているだけでもワクワクしますし、参加者の笑顔がとても印象的です。夏の暑さを吹き飛ばす、爽快なイベントですよ!
冬の風物詩「クリスマスマーケット」
12月中旬に開催される「NOGATA クリスマスマーケット」は、直方駅前広場、明治町商店街、古町商店街、須崎町公園を会場に、イルミネーションと共に楽しむ冬の一大イベントです。筑豊で人気のコーヒーショップやスイーツショップ、独自性のある店舗がずらりと並び、素敵な笑顔と自分だけのお気に入りがきっと見つかる3日間となっています。
長いアーケードが特徴の明治町商店街には、温かい光が灯り、寒い冬の夜も心がほっこりと温まります。家族連れやカップル、友達同士でにぎわう様子を見ていると、街全体が一つになって楽しんでいる感じがして、とても素敵なんです◎
新しい音楽イベント「MAKE A MONOGATARI」
10月に直方リバーサイドパークで開催される「MAKE A MONOGATARI」は、音楽ライブと音楽花火を融合させた新しいタイプのイベントです。2025年で4回目を迎え、「たくさんの人に家族のつながりを感じてもらい、大切な物語を作ってほしい」という想いから始まったこのイベントは、年々規模も大きくなっています。
メインイベントでは約35店舗が出店し、音楽と共に食も楽しめる充実した内容になっています。前日にはプレナイトフェスタも開催され、2日間にわたって音楽に包まれる素敵な時間を過ごせます。
その他の注目イベント
筑前植木岡分流大名行列
植木天満宮の御神幸として行われる大名行列は、古代から豊穣を祈る水の神(遠賀川の主神)への信仰に根ざした伝統行事です。午後3時に植木天満宮を出発し、日吉神社、植木小学校前を経由して、午後8時30分頃に植木天満宮に戻るルートで行われます。
産業まつり・秋祭り
「のおがた産業まつり」や「おのつくのおがた秋祭り」など、地域の産業や文化を紹介するイベントも多数開催されています。地元の特産品や工芸品、グルメなどが一堂に会し、直方市の魅力を再発見できる機会となっています。
節句まつり
「ゆた〜っと直方節句まつり」では、ひな人形の展示や関連イベントが開催され、春の訪れを感じさせてくれます。一部のひな人形は多賀神社にも寄贈され、春のお祭りの季節に展示されるそうです。
直方市のお祭りを楽しむポイント
直方市のお祭りは、それぞれに独自の魅力があり、季節ごとに違った楽しみ方ができます。伝統的な祭礼から現代的なイベントまで、幅広い年代の方が楽しめるのが特徴です。
- 夏は山笠と花火でエネルギッシュに
- 春秋は陶器まつりでお気に入りの器探し
- 冬はイルミネーションとマーケットでロマンチックに
- 毎月5日は五日市で地元の活気を感じる
どのお祭りも、地元の人々の温かさと、直方市への愛情が感じられます。みなさんも、ぜひ直方市のお祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見と素敵な思い出が待っていますよ♪
「祭りとは、人と人とをつなぐ最高の舞台である」 – 山折哲雄(宗教学者)
地域のお祭りは、まさに人と人をつなぐ大切な場。直方市のお祭りで、新しい出会いや懐かしい再会を楽しみながら、地域の絆を感じてみてくださいね。

















