こんにちは!『ローカログ』横須賀エリア担当ライターの、ななこです。今回は、地元・横須賀にある神奈川県立海洋科学高等学校についてたっぷりご紹介しますね。
「子どもが海に興味を持っているけど、どんな学校なの?」「どんな資格が取れるの?」「卒業後の進路は?」と気になっている保護者の方、多いのではないでしょうか。わたしも小学生の娘がいるので、将来の進路についてはやっぱり気になるところ。
神奈川県で唯一の水産・海洋系専門高校として知られるこの学校、じつは地元でも注目度がじわじわと上がっているんです。今日はそんな海洋科学高等学校の魅力を、偏差値や倍率、進学実績なども交えながらお伝えしていきますね♪
神奈川県立海洋科学高等学校ってどんな学校?
神奈川県立海洋科学高等学校は、2008年(平成20年)に開校した比較的新しい県立高校です。横須賀市長坂に位置し、最寄り駅は京急久里浜線の三浦海岸駅。海のそばで学べる環境は、まさに海好きにはたまらないロケーションですよね。
この学校の最大の特徴は、神奈川県内で唯一の水産・海洋系専門高校であるという点。普通科の高校では学べない、海に特化した専門的なカリキュラムが組まれています。
2022年に学科改編が行われ、現在は4つの専門学科に分かれています。それぞれ異なる分野で「海のスペシャリスト」を育てることを目指しており、将来の夢に合わせて学科を選べるのが嬉しいポイントですね。
魅力あふれる4つの学科をチェック!
海洋科学高校には、以下の4つの学科が設置されています。どの学科も実習や体験学習が充実していて、座学だけでは得られない「本物の学び」ができるのが魅力です。
船舶運航科
船舶の運航や漁業、エンジンなどについて学ぶ学科です。将来、漁船をはじめとした船舶の航海士や機関士を目指す方にぴったり。2年生からは「航海系」と「機関系」に分かれて、より専門的な内容を深く学んでいきます。
大型船の操縦に必要な「海技士」の免状取得に向けて、在学中から乗船履歴をつけられるのも大きなメリット。筆記試験が免除になる制度もあるので、資格取得への道がぐっと近づきますよ。
水産食品科
海の恵みを「食」として届けることを学ぶ学科です。水産物の加工技術や食品衛生、品質管理などを実践的に習得できます。食品業界への就職を考えている方、食に関わる仕事がしたい方におすすめですね。
食品技能検定などの資格取得もサポートしてもらえるので、卒業後の進路選択の幅がぐんと広がります。
無線技術科
通信技術のスペシャリストを目指す学科です。陸上無線技術士などの難関国家資格の取得を目標に、無線工学の基礎からしっかり学べます。
専攻科への進学で、第一級陸上無線技術士などの上級資格を取得し、国家公務員等への就職を目指せるのも大きな魅力。5年間の学びを通じて、確実にキャリアを築いていけるルートが用意されています。
生物環境科
「海を守り、海を豊かにする人材」の育成を目指す学科です。水産生物の飼育技術や海洋環境、沿岸漁業などについて幅広く学びます。潜水士の資格取得にもチャレンジできますよ。
ヒラメの種苗生産実習など、生き物と直接触れ合いながら学べる機会がたくさんあるのも、この学科ならではの魅力ですね。
取得できる資格がすごい!
海洋科学高校では、将来の夢の実現に向けて資格取得を手厚くサポートしています。各学科で共通して取得を目指せる資格から、学科ごとの専門資格まで、じつにバラエティ豊かなんです。
主な取得可能資格には、以下のようなものがあります。
- 水産海洋技術検定
- 高等学校海洋情報技術検定
- 危険物取扱者(乙種4類・丙種)
- 海技士(航海・機関)
- 陸上無線技術士
- 潜水士
- 食品技能検定
多くの資格を取得した生徒は「マリンマイスター」を目指すこともできます。高校生のうちから専門的な国家資格にチャレンジできる環境は、将来への大きなアドバンテージになりますよね。
気になる偏差値と入試倍率について
進路を考える上で気になるのが、やっぱり偏差値や入試の倍率。ここではリアルな数字をお伝えしますね。
偏差値の目安
海洋科学高校の偏差値は、学科によって若干異なりますが、おおむね38〜40程度とされています。専門高校ということもあり、入学時の学力よりも「海への興味」「学びたい気持ち」を重視している印象です。
| 学科名 | 偏差値目安 |
|---|---|
| 船舶運航科 | 約40 |
| 水産食品科 | 約40 |
| 無線技術科 | 約38 |
| 生物環境科 | 約40 |
偏差値だけで判断するのではなく、学校の特色や学べる内容をしっかり確認することが大切ですね。
入試倍率の傾向
近年の入試倍率を見てみると、学科によっては1.0倍前後で推移していることが多いようです。定員割れする年もあれば、人気が集中する年もあり、年度によって変動があります。
たとえば船舶運航科は過去に1.08倍程度、生物環境科では1.13倍程度となった年もありました。専門高校ならではの「学びたい意欲」をしっかり伝えられるかがポイントになりそうです。
卒業後の進路は?
「専門高校って、卒業後の進路が限られるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。でも、海洋科学高校の卒業生は、じつにさまざまな分野で活躍しているんですよ。
主な進路先としては、以下のような選択肢があります。
- 海洋系の学部を持つ大学(東京海洋大学、東海大学海洋学部など)への進学
- 本校の専攻科への進学
- 水産・海洋関連企業への就職
- 食品会社や製造業への就職
- 公務員(水産技術職など)
在学中に取得した資格や専門知識を活かして、船舶関係の仕事に就く方もいれば、まったく異なる業界で活躍する方もいます。「海で学んだこと」は、どんな分野でも強みになるものですね。
専攻科でさらに専門性を高められる!
海洋科学高校には、高校卒業後にさらに2年間学べる「専攻科」が併設されています。これは全国的にも珍しい制度で、より高度な知識と技術を身につけたい方にぴったり。
専攻科には以下の3つの科があります。
- 漁業生産科
- 水産工学科
- 情報通信科
専攻科では、航海士・機関士・通信士のいずれかの上級国家資格取得を目指して学びます。高校3年+専攻科2年の計5年間で、着実にキャリアを積み上げていける仕組みが整っているんです。
とくに無線技術科から情報通信科への進学ルートは人気があり、第三級海上無線通信士の資格を免許申請のみで取得できる制度(成績条件あり)もあります。難関国家試験に合格して国家公務員等の就職を確保している卒業生も多いそうですよ。
海洋科学高校はこんな人におすすめ!
ここまで読んでくださったみなさん、いかがでしたか?海洋科学高校は、こんな方にとくにおすすめの学校です。
- 海が大好きで、将来は海に関わる仕事がしたい方
- 船舶や漁業、海洋生物に興味がある方
- 在学中から実践的な資格を取得したい方
- 専門的なスキルを身につけて手に職をつけたい方
- 普通科ではなく、特色ある学びを求めている方
横須賀の海を間近に感じながら学べる環境は、きっとお子さんの可能性を大きく広げてくれるはず。気になる方は、ぜひ学校説明会や体験入学に足を運んでみてくださいね😊
本日の名言
最後に、今日のあなたに届けたい名言をひとつ。
「海はすべてを包み込む。あなたの夢も、海のように広がっていく。」
― ジャック・クストー(海洋探検家)
わたしの座右の銘は「小さな風が、大きな波を起こす」なのですが、まさに海洋科学高校での学びは、お子さんの人生に大きな波を起こすきっかけになるかもしれません。
進路選びって本当に迷いますよね。でも、お子さんが「これだ!」と思える道が見つかったら、きっとその先にはワクワクする未来が待っているはず。みなさんの高校選びが、素敵なものになりますように♪
『ローカログ』横須賀エリア担当ライター・ななこでした!


















