みなさん、こんにちは！「ローカログ」横浜エリア担当ライターのまっちです。今回は横浜市神奈川区にある神奈川県立神奈川総合高等学校についてご紹介しますね。「神奈総（かなそう）」の愛称で親しまれているこの学校、お子さんの進路を考え中のママさんパパさんは一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか？
わたし自身、高校生の娘と中学生の息子がいるので、地域の高校情報はついつい気になってしまうんですよね。神奈川総合高校といえば、県内でも独自の教育スタイルで人気を集める公立高校。今日はその偏差値や進学実績、入試倍率までたっぷりお伝えしていきます♪
神奈川総合高等学校ってどんな高校？基本情報をチェック
神奈川総合高等学校は、1995年に開校した比較的新しい県立高校です。横浜市神奈川区平川町にあり、東急東横線「東白楽駅」から徒歩約3分という抜群のアクセスの良さも魅力のひとつ。JR京浜東北線・横浜線「東神奈川駅」からも徒歩約8分で通えます。
最大の特徴は「単位制」を採用していること。大学のように自分で時間割を組み立てられるんです！約120もの多彩な科目から、自分の興味や進路に合わせて授業を選べるのは、他の高校ではなかなかない貴重な環境ですよね。
コースは大きく分けて3つあります。
- 普通科 個性化コース
- 普通科 国際文化コース
- 舞台芸術科
それぞれの興味関心に合わせて、学びを深められる仕組みが整っています。制服がなく私服で通学できるのも、自由な校風を象徴していますね。
神奈川総合高校の偏差値はどのくらい？
さて、気になる偏差値についてお伝えしますね。神奈川総合高校は県内でもトップクラスの学力が求められる学校です。コースごとの偏差値は以下のとおり。
| コース名 | 偏差値（目安） |
|---|---|
| 普通科 個性化コース | 65 |
| 普通科 国際文化コース | 65 |
| 舞台芸術科 | 50〜54 |
個性化コース・国際文化コースはどちらも偏差値65と、かなりの難易度です。近隣の希望ケ丘高校（偏差値66）や横浜平沼高校（偏差値65）と並ぶレベルなので、しっかりとした受験対策が必要になってきます。
舞台芸術科は学力面の偏差値だけでなく、実技試験もあるので総合的な準備が大切。演劇や舞台に興味があるお子さんにはとても魅力的な選択肢ですよね✨
気になる入試倍率は？人気の高さがうかがえます
神奈川総合高校は毎年高い人気を誇っています。2025年度の入試倍率を見てみましょう。
| コース名 | 2025年度倍率 |
|---|---|
| 舞台芸術科 | 1.90倍 |
| 普通科 個性化コース | 1.69倍 |
| 普通科 国際文化コース | 1.72倍前後 |
どのコースも県内でトップクラスの人気です！特に舞台芸術科は1.90倍と、約2人に1人しか合格できない狭き門。それだけ「ここで学びたい！」という熱意を持った受験生が集まっているということですね。
自由な校風と充実したカリキュラムを求めて、多くの中学生がこの学校を目指しています。志願変更期間を経てもこの倍率を維持しているのは、根強い人気の証拠といえるでしょう。
進学実績がすごい！難関大学への合格者多数
「自由な校風だと、勉強面はどうなの？」と心配されるかもしれませんが、ご安心ください。神奈川総合高校の進学実績はとても優秀なんです！
国公立大学への合格実績
2024〜2025年度の実績を見ると、東京大学や京都大学、一橋大学といった最難関国立大学への合格者も輩出しています。横浜国立大学には毎年コンスタントに合格者を出しており、2024年度は5名が合格。東京都立大学、北海道大学、東北大学なども人気の進学先です。
国公立大学全体では年間30〜40名程度の合格者を出しているので、国公立志望のお子さんにもしっかり対応できる環境が整っていますね。
私立大学への合格実績
私立大学への進学実績は特に目を見張るものがあります。2024年度の主な合格実績はこちら。
- 早稲田大学：14名
- 慶應義塾大学：16名
- 上智大学：34名
- 明治大学：39名
- 青山学院大学：22名
- 立教大学：25名
- 中央大学：19名
- 法政大学：29名
GMARCH（学習院・明治・青学・立教・中央・法政）だけで合計約140〜200名もの合格者を出しているんです！早慶上理ICU（早稲田・慶應・上智・東京理科・ICU）にも毎年80名以上が合格しています。
特に注目したいのが上智大学への強さ。2024年度は34名が合格しており、英語教育に力を入れている神奈総ならではの実績といえますね。国際文化コースでは第二外国語（フランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語、韓国語など）も学べるので、語学力を武器に入試に挑む生徒さんも多いようです。
芸術系・海外大学への進学も
神奈川総合高校のユニークなところは、進路の多様性。多摩美術大学や武蔵野美術大学といった芸術系大学、さらには海外大学への進学者もいます。東京芸術大学への合格者も毎年出ているんですよ！
「みんなが同じ道を目指す」のではなく、一人ひとりが自分らしい進路を切り開いていける。それが神奈総の魅力ですよね😊
神奈川総合高校の魅力的な特徴
大学のような自由な学び
神奈総では「校則」がほとんどありません。髪型や服装も自由で、固定されたクラスやホームルームもないんです。授業ごとに教室を移動し、さまざまな仲間と学ぶスタイルは、まさに大学のキャンパスライフそのもの。
自分で時間割を作り、自分で学びを管理していく。この経験は、大学進学後や社会に出てからも大いに役立つ力になりますよね。
約120科目から選べる豊富なカリキュラム
必修科目は最小限に抑えられており、生徒は自分の興味や進路に合わせて科目を選択できます。一般的な教科だけでなく、演劇、映像表現、心理学といった専門的な科目まで用意されているのは驚きです！
「高校生のうちから、自分の好きなことを深く探究したい」というお子さんにはぴったりの環境ではないでしょうか。
生徒主体の学校行事
体育祭の「スポーツ大会」や文化祭の「翔鷗祭（しょうおうさい）」は、企画から運営まですべて生徒が主体となって行います。先生はあくまでサポート役。自分たちで考え、協力し合いながら作り上げていく経験は、リーダーシップや問題解決能力を育んでくれます。
特に「翔鷗祭」はクオリティの高さで有名で、毎年多くの来場者で賑わうそうですよ♪ お子さんの成長を感じられる機会がたくさんありそうですね。
神奈川総合高校に向いているのはこんなお子さん
自由度の高い神奈川総合高校は、向き不向きがはっきりする学校でもあります。こんなお子さんにはとてもおすすめです！
- 自分で計画を立てて行動できる
- 好きなことや興味のある分野がある
- いろいろな人と交流するのが好き
- 将来の夢や目標に向かって努力できる
- 新しいことにチャレンジする意欲がある
逆に「きちんと決められたカリキュラムの中で学びたい」「先生にしっかりサポートしてもらいたい」というタイプのお子さんは、他の進学校のほうが合っているかもしれません。お子さんの性格や学習スタイルをよく考えて、ベストな選択ができるといいですね。
アクセス情報
最後に、神奈川総合高校へのアクセス情報をまとめておきますね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県横浜市神奈川区平川町19-2 |
| 最寄り駅 | 東急東横線「東白楽駅」徒歩約3分 |
| その他アクセス | JR「東神奈川駅」徒歩約8分、京急「京急東神奈川駅」徒歩約10分 |
複数路線からアクセスできるのは、通学を考えると大きなメリットですよね。学校見学や説明会に参加される際は、ぜひ実際に足を運んで雰囲気を感じてみてください！
まとめ：神奈川総合高校は「自分らしさ」を大切にできる学校
神奈川総合高校は、偏差値65前後の難関校でありながら、自由な校風と多彩なカリキュラムが魅力の学校です。入試倍率は毎年高く、人気の高さがうかがえます。進学実績も申し分なく、早慶上智やGMARCHへの合格者を多数輩出。国公立大学や芸術系、海外大学への道も開かれています。
「自分で考え、自分で決める」という力を高校時代から身につけたいお子さんにとっては、最高の環境ではないでしょうか。気になる方は、ぜひ学校説明会やオープンスクールに参加してみてくださいね🌸
受験生のみなさん、そして見守る保護者のみなさん、進路選びは大変ですが、きっとお子さんに合った学校が見つかるはずです。心から応援しています！
本日の名言
「未来は今日始まる。明日始まるのではない。」
― ヨハネ・パウロ2世
今日の一歩が、明日の大きな飛躍につながります。受験勉強も、毎日のコツコツが実を結ぶもの。焦らず、でも着実に前に進んでいきましょうね。わたしの座右の銘は「笑う門には福来たる」。どんなときも笑顔を忘れずに、素敵な春を迎えられますように♪ それでは、また次の記事でお会いしましょう！
