みなさん、こんにちは♪『ローカログ』静岡県担当ライターのはるみかです。今日は海から心地よい風が吹いてきて、なんだかお祭りの季節を感じさせるような一日ですね。熱海市といえば温泉と花火大会のイメージが強いかもしれませんが、実は一年を通してさまざまなお祭りや伝統行事が開催されているんです。地元の人たちが大切に守り続けてきた神事から、観光客の方も楽しめる賑やかなイベントまで、熱海の魅力がぎゅっと詰まったお祭りをご紹介していきますね。
春を彩る伊豆山神社例大祭
まず春の訪れを告げるのが、毎年4月14日から16日にかけて執り行われる伊豆山神社の例大祭です。源頼朝と北条政子の出会いの地として知られる伊豆山神社は、関八州総鎮護として古くから崇敬を集めてきた由緒ある神社なんですよ。
特に15日の神幸祭では、4基の神輿が約800段もある石段を勇壮に昇り降りする様子が圧巻です。わたしも初めて見たときは、その迫力に圧倒されてしまいました。下宮では「神女舞」や「実朝の舞」といった伝統的な舞が奉納され、厳かな雰囲気に包まれます。
夏の風物詩・来宮神社例大祭とこがし祭り
7月15日と16日に開催される来宮神社例大祭は、別名「こがし祭り」とも呼ばれ、熱海の夏を代表する祭りなんです。海辺で神様に麦こがしを供えたという故事から、この名前がついたそうですよ。
祭りの見どころは、江戸末期に作られた大神輿の渡御と、30基を超える山車が熱海市街地や国道135号線を練り歩く山車コンクールです。威勢のいい掛け声とともに担がれる神輿は「みょうねん」という声高らかな掛け声が響き渡り、まさに夏の熱気そのもの!
また、鎌倉時代から伝わる「鹿島踊り」は、来宮神社鹿島踊保存会によって大切に守り継がれている貴重な伝統芸能です。境内だけでなく、熱海駅前や渚小公園、銀座通りなど市内各所で披露されるので、観光で訪れた方も楽しめますよ♪
網代の阿治古神社例大祭
南熱海の網代地区では、7月19日から21日にかけて阿治古神社の例大祭が行われます。ここで披露される「阿治古神社鹿島踊」は熱海市無形文化財に指定されているんです。港町・網代の風情を感じながら、伝統的な踊りを見学できる貴重な機会ですね。
秋の恵みに感謝する湯前神社秋季例大祭
10月4日と5日に開催される湯前神社の秋季例大祭は、温泉に感謝し、湧出する泉脈が絶えないように祈願する大切な祭りです。熱海温泉の守り神として親しまれている湯前神社ならではの行事ですね。
初日には、江戸時代に徳川家へ温泉を献上した「湯汲み道中」を再現した行列が見られます。二日目には献湯祭や、子どもたちが楽しめる「ふれあい昔遊び」も開催され、メンコやベーゴマ、けん玉などの懐かしい遊びが体験できるんですよ。わたしも息子と一緒に参加したことがありますが、昔懐かしい遊びに夢中になってしまいました!
今宮神社例大祭で賑わう熱海西部
毎年10月19日と20日には、熱海西部地区の氏神様である今宮神社の例大祭が盛大に開催されます。初日の神幸行列では、厄年奉仕者が厄払いのために福餅を配る姿も見られ、地域の人たちの温かさを感じることができます。
二日目には神楽や稚児舞の奉納、和太鼓演奏、庖丁式奉納など、見どころ満載のプログラムが用意されています。境内や神社前には夜店も並び、お祭りムードが街全体を包み込みますよ♪
新嘗祭で五穀豊穣を祈る
11月23日に伊豆山神社で行われる新嘗祭は、五穀豊穣を祈る伝統行事です。この日は大蛇神輿が平和通りや銀座通りを練り歩き、街中が熱気に包まれます。
ステージでは尺八の演奏や、総勢50名以上によるダンス&コーラスのミュージカルも上演され、伝統と現代が見事に融合した祭りとなっています。縁結びや強運、福徳和合といった伊豆山神社のご利益をテーマにした演目は、見ている人を楽しませてくれますよ。
年間を通して楽しめる熱海海上花火大会
熱海といえばやっぱり花火大会!年間を通して開催される熱海海上花火大会は、熱海の名物として多くの観光客を魅了しています。
- 春季:4月20日、28日、5月31日
- 夏季:7月25日、8月5日、8日、18日、25日
- 秋季:9月15日、23日、10月13日、11月3日、24日
- 冬季:12月7日、19日
開催時間は通常20時20分から20時40分まで(夏季は20時15分から)で、熱海湾を舞台に大輪の花が夜空に咲き誇ります。わたしのお気に入りは秋の花火大会。涼しい風を感じながら見る花火は、また格別なんですよ。
伊豆山温泉納涼海上花火大会
8月3日には、熱海で一番古い歴史を持つ伊豆山温泉納涼海上花火大会が開催されます。2025年で75回目を迎える伝統ある花火大会で、スターマインの打ち上げ数が圧倒的に多いのが特徴です。伊豆山港から打ち上げられるため、迫力も満点ですよ!
多賀湾海上花火大会
8月12日には、伊豆多賀で多賀湾海上花火大会が開催されます。300年の歴史を持つ「百八体流灯祭」と並ぶお盆の行事で、至近距離から観覧できる大輪の花火は迫力満点です。
食の祭典・網代温泉ひもの祭り
秋から冬にかけて開催される網代温泉ひもの祭りは、港町・網代の名物である干物を堪能できるイベントです。2025年は第50回という節目の年を迎え、11月8日と9日に大縄公園やうみえーる長浜で開催されます。
脂ののったアジの干物を炭火で焼いて、来場者に無料で振る舞われるんです(各日2,500枚限定)。香ばしい炭火の香りに包まれながら、できたての干物をほおばる瞬間は、まさに至福のひととき♪農家直送の新鮮野菜やイカの塩辛、地元産の素材を活かした汁物なども販売され、網代の味覚を存分に楽しめます。
初島漁師の丼合戦で海の幸を満喫
2月8日から3月9日にかけて、首都圏から一番近い離島・初島では「初島漁師の丼合戦」が開催されます。漁師たちが営む島内の15店舗とPICA初島の計16店舗が参加し、獲れたてのメジナやタカベといった地魚、伊豆特産野菜のアシタバなど、旬の食材を使った自慢の丼を提供します。
熱海港から高速船でわずか30分。富士山や大島を望む絶景の船旅も魅力のひとつです。島に上陸したら、漁師自慢の海の幸を使ったグルメを堪能したり、トロピカルドリンク片手にハンモックに揺られたり、思い思いの島時間を過ごせますよ。
梅と桜と紅葉の名所・熱海梅園
熱海梅園では季節ごとの祭りが開催され、多くの人で賑わいます。
- 梅まつり(1月10日~3月8日):日本一早咲きの梅を楽しめる
- もみじまつり(11月15日~12月7日):遅い時期まで楽しめる紅葉が魅力
特にもみじまつりでは、イロハモミジやムサシノ、イチジョウなど約380本の美しい紅葉を愛でながら散策できます。わたしも毎年家族で訪れていますが、ゆったりとした時間が流れる梅園での散歩は、心がぽかぽかと温かくなりますね。
新たなイベントも続々登場
最近では、熱海怪獣映画祭(10月18日・19日)やATAMI ART EXPO、熱海未来音楽祭など、新しいイベントも増えてきました。伝統的な祭りと現代的なイベントが共存する熱海は、いつ訪れても新しい発見があるんです。
熱海御朱印ウォークでは、御鳳輦が行われる3つの神社と、伊豆88遍路の熱海にある4つの寺院をめぐることができ、歴史と文化を感じながら街歩きを楽しめます。スタンプラリー感覚で楽しめるので、観光の思い出作りにもぴったりですよ♪
四季を通じて楽しめる熱海のお祭り
熱海市のお祭り一覧を見てみると、本当に一年中何かしらの行事が開催されていることがわかります。春の例大祭、夏の花火と神輿、秋の収穫祭、冬のひもの祭りと、季節ごとに異なる魅力があふれています。
地元の人たちが大切に守り続けてきた伝統行事には、その土地の歴史や文化、人々の思いが詰まっています。観光で訪れる方も、これらの祭りに参加することで、熱海の魅力をより深く感じることができるはずです。ふわっと潮風を感じながら、みなさんもぜひ熱海のお祭りに足を運んでみてくださいね。きっと素敵な思い出ができるはずですよ♪
「積極的な失敗が成長を生む」 – はるみか
熱海のお祭りは、失敗を恐れずに新しいことに挑戦し続けてきた地域の人々の努力の結晶でもあります。みなさんも熱海で素敵な祭り体験をして、新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


















