皆さんこんにちは、『ローカログ』新潟エリア担当ライターのたつやです。突然ですが、もし目の前で誰かが倒れたとき、適切な対応ができる自信はありますか?僕自身、中学生の息子と小学生の娘を持つ父として、いざというときに家族や周りの人を守れるスキルは絶対に必要だと感じています。
新潟市では救命講習を消防局や各消防署で定期的に開催しており、誰でも無料で受講することができます。心肺蘇生法やAEDの使い方を学べるこの講習、実は受講のハードルはとても低いんです。今回は新潟市で救命講習を受けたいと考えている皆さんに向けて、講習の種類や申込方法、受講するメリットなどを詳しくお伝えしていきますね。
なぜ救命講習が大切なのか?
救命講習の重要性を語る前に、知っておいてほしいデータがあります。救急車が119番通報を受けてから現場に到着するまで、平均で約10分かかると言われています。この10分間に適切な救命処置が行われるかどうかで、傷病者の命の行方が大きく変わってくるのです。
一般市民が心肺蘇生を実施した場合の救命率は約15.2%ですが、AEDを使用した場合はなんと53.2%まで上昇します。つまり、AEDの使い方を知っているだけで、救える命が格段に増えるということなんですね。
さらに驚くべきことに、心肺蘇生を実施しなかった場合と比較すると、1ヵ月後の生存者数は1.9倍、社会復帰できた人の数は2.7倍にもなるというデータもあります。救命講習で学んだ知識とスキルは、まさに「命を守る力」になるわけです。
新潟市で受けられる救命講習の種類
新潟市消防局では、さまざまなレベルに対応した救命講習を用意しています。自分の目的やライフスタイルに合わせて選べるのが嬉しいポイントですね。
救命入門コース(45分・90分)
まずは気軽に応急手当を学びたい方におすすめなのが、救命入門コースです。45分コースと90分コースの2種類があり、心肺蘇生法とAEDの使用方法についてポイントを絞って学ぶことができます。45分コースは学校の授業1コマに合わせた内容で、学生さんにもピッタリ。社会人の方には90分コースをおすすめします。受講後には参加証が交付されますよ。
普通救命講習1(180分)
一般の方を対象とした最もスタンダードな講習が、普通救命講習1です。3時間かけて、成人に対する心肺蘇生法とAEDの使い方に加え、気道異物の除去方法や大出血時の止血法まで幅広く学習します。修了者には修了証が発行されるので、「しっかり学んだ証」として持っておけるのも魅力ですね。
普通救命講習2(240分)
普通救命講習2は、業務の性格上、心停止者への対応が求められる可能性のある方を対象としています。介護職や警備員、スポーツインストラクターなど、人と接する機会が多い職種の方に最適です。普通救命講習1の内容に加えて、筆記試験と実技試験があるため、より確実な知識と技術を身につけることができます。
普通救命講習3(180分)
お子さんに関わる機会が多い保護者の方や、保育士、幼稚園・小学校の先生、子どものスポーツ指導者などにおすすめなのが普通救命講習3です。小児・乳児・新生児に対する心肺蘇生法を中心に学べます。僕も子どもを持つ親として、このコースはぜひ受けておきたいと考えています。
上級救命講習(480分)
より高度な知識と技術を習得したい方には、8時間の上級救命講習がおすすめです。普通救命講習の内容に加えて、体位管理法や搬送法、けがの手当てなど幅広い内容を学びます。筆記・実技試験もありますが、一般の方でも受講可能なので、防災意識の高い方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
新潟市の救命講習はどこで受けられる?
新潟市内では、各消防署や救急ステーションで定期的に応急手当講習会が開催されています。市内8つの消防署それぞれで講習を受けることができるので、お住まいや職場の近くで受講できるのが便利ですね。
講習を実施している消防署は以下のとおりです。
- 北消防署(新潟市北区葛塚5095番地)
- 東消防署(新潟市東区山木戸1丁目1番20号)
- 中央消防署(新潟市中央区鐘木257番地1)
- 江南消防署(新潟市江南区泉町3丁目2番1号)
- 秋葉消防署(新潟市秋葉区程島1958番地1)
- 南消防署(新潟市南区親和町8番1号)
- 西消防署(新潟市西区槙尾80番地1)
- 西蒲消防署(新潟市西蒲区前田414番地1)
定期講習は毎月1回程度開催されており、定員は12名から15名程度となっています。人気の講習は早めに埋まってしまうこともあるので、予定が決まったら早めに申し込むのがポイントです!
救命講習の申込方法
新潟市の救命講習は、電子申請システム「e-NIIGATA」から簡単に申し込むことができます。パソコンやスマートフォンからアクセスして、開催日時や会場を確認のうえ申し込みましょう。
電子申請が難しい場合は、電話での申し込みも可能です。消防局救急課(電話:025-288-3260)まで、平日の9時から16時の間に連絡してくださいね。
事業所や団体向けの「出前講習」も!
「職場の仲間と一緒に受講したい」「自治会で開催したい」という方には、出前講習がおすすめです。概ね10名以上集まれば、消防職員が指定の会場まで出向いて講習を行ってくれます。
出前講習は原則として水曜日の9時から17時の間に実施されます。事前に日程や講習内容を各消防署の救急担当と調整する必要があるので、希望する場合は早めに相談してみてください。受講者の人数に合わせて訓練人形やAEDトレーナーを用意してくれるので、実践的な練習ができますよ。
講習で学ぶ心肺蘇生法とAEDの基本
ここで、救命講習で学ぶ内容を少しだけご紹介しますね。万が一のとき、この知識があるかないかで対応が大きく変わります。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)のポイント
心肺蘇生の基本となるのが胸骨圧迫です。ひじを伸ばして垂直に体重をかけ、成人の場合は胸が約5cm沈むくらいの強さで押します。テンポは1分間に100〜120回。これを救急隊が到着するまで、あるいはAEDが届くまで続けることが重要です。
AEDの使い方
AEDは電源を入れると音声ガイダンスが流れるので、指示に従って操作すれば大丈夫。電極パッドを胸に貼り、機械が心臓のリズムを解析してくれます。電気ショックが必要な場合は自動で判断してくれるので、一般の方でも安心して使えるようになっています。
ただし、実際に使う場面では緊張してしまうもの。だからこそ、講習で実際に練習しておくことが大切なんです。
救命講習を受けるメリット
救命講習を受講することで得られるメリットは、単に知識やスキルが身につくだけではありません。
まず、いざというときに慌てず冷静に対処できる自信がつきます。何をすればいいかわかっているだけで、パニックにならずに行動できるものです。また、修了証や参加証が発行されるので、職場や資格取得の際に役立つこともあります。
そして何より、大切な家族や友人、職場の仲間の命を守れる可能性が高まるということ。僕自身、子どもたちのそばにいる時間が長いからこそ、この力を身につけておきたいと強く思っています。
日本赤十字社の講習もおすすめ
消防署の講習以外にも、日本赤十字社新潟県支部でも救急法の講習を開催しています。こちらは満15歳以上の方が対象で、基礎講習は約4時間、受講料は1,500円(教材費・保険料込み)となっています。
赤十字の講習では、傷病者の観察の仕方や体位変換など、消防署の普通救命講習では扱わない内容も学べるのが特徴です。より深く学びたい方は、こちらの受講も検討してみてはいかがでしょうか。
まずは一歩踏み出してみよう
「いつか受けよう」と思っているうちに、時間はあっという間に過ぎてしまいます。救命講習は無料で受けられ、3時間程度の時間を確保すればOK。決して難しいものではありません 😊
新潟市にお住まいの方、または新潟市で働いている方であれば誰でも受講できます。ぜひこの機会に、大切な人を守るための一歩を踏み出してみませんか?
地域で暮らす一人ひとりが救命の知識を持つことで、新潟市全体がもっと安心・安全なまちになっていくはずです。
本日の名言
「備えあれば憂いなし」―古来より伝わることわざ
まさに救命講習は「備え」そのものですね。何も起こらないのが一番ですが、万が一のときに後悔しないためにも、今できることをしておくことが大切です。僕の座右の銘「継続は力なり」にも通じますが、一度学んだ知識も定期的に復習することで、いざというときに確実に活かせるようになります。皆さんもぜひ、救命講習への参加を検討してみてくださいね!


















