こんにちは、『ローカログ』大分県担当ライターのみよこです♪ みなさん、大分県の南部に位置する豊後大野市のお祭りに出かけたことはありますか? 日本の滝百選に選ばれた「原尻の滝」や、ホタルが舞う名水「白山川」など、自然の宝庫として知られるこのまち。実は五穀豊穣を願う伝統行事や、800年以上続く奇祭まで、見逃せないお祭りがぎゅっと詰まっているんです。
今回は豊後大野市のお祭り一覧をどどんと季節ごとにまとめてみました。「今度の週末、どこ行こうかな?」と迷っているみなさんの参考になったらうれしいです。それでは、さっそく一緒に巡ってみましょう!
春のお祭り|花と山が織りなす華やかな季節
チューリップフェスタ(4月上旬〜中旬)
春といえばやっぱりお花ですよね。豊後大野市の緒方町にある原尻の滝周辺では、毎年4月になると約100種類・30万本ものチューリップが咲き誇ります。色とりどりのチューリップと、ダイナミックな滝が一緒に楽しめるなんて、とっても贅沢だと思いませんか?
お子さん連れのファミリーにも大人気で、わたしの息子も小さい頃にここでお気に入りの写真を撮りました。カメラ好きの方にもおすすめしたいスポットです。
えぼし岳ぼたん桜まつり(4月上旬〜中旬)
大野町で開催されるこのお祭りでは、約500本のぼたん桜が見頃を迎えます。ソメイヨシノとはまた違った、ふんわりとした花びらが特徴的。お弁当を持ってピクニック気分で訪れるのも素敵ですね。
傾山山開き・祖母山山開き(4月29日・5月3日)
山好きさん必見の行事もありますよ。4月29日には九折越広場で傾山の山開きが行われ、安全祈願の神事が執り行われます。そして5月3日には、日本百名山のひとつ「祖母山」の山開きが山頂で開催。登山シーズンの幕開けを告げる、清々しいイベントです。
初夏のお祭り|ホタルの光に癒される
名水白山川ホタルまつり(6月第1土曜日)
全国名水百選に選ばれた白山川で、5月から6月にかけてゲンジボタルが乱舞する姿を楽しめます。稲積水中鍾乳洞近くの駐車場を会場に、豊勇太鼓の演奏や奥畑神楽、白山扇子踊りなどが披露されます。
日が暮れてからが本番。清流のせせらぎを聞きながら、ふわふわと舞うホタルの光を眺める時間は、まさに自然が作り出すイルミネーションです。都会では味わえない、じんわりと心に染みる体験ができますよ。
犬飼名物どんこ釣り大会(5月5日)
こどもの日恒例のイベントがこちら。犬飼大橋下流一帯で開催される「どんこ釣り大会」です。シンプルな仕掛けで楽しめるので、お子さんの釣りデビューにもぴったり。ゴールデンウィークのお出かけ先として、毎年多くの家族連れで賑わいます。
夏のお祭り|火と花火の競演が圧巻!
小松明火祭り(8月14日)
豊後大野市の夏祭りといえば、絶対に外せないのがこの「小松明(こだい)火祭り」です。なんと江戸時代から続く伝統行事で、米の豊作を願って害虫を追い払う「虫追い」がルーツなんだとか。
花火を合図に、原尻の滝周辺から緒方平野一帯に並べられた約13,000本もの松明に一斉に火が灯されます。夜の闘に浮かび上がる炎の海は、思わず息をのむ美しさ。毎年約1万人もの人が訪れるというのも納得です。
あさじ夏祭り(8月15日)
朝地公民館で開催される地域密着型のお祭り。お盆で帰省した方々と地元の方が一緒になって盛り上がる、あたたかい雰囲気が魅力です。
しだはら湖面火まつり(8月中旬)
師田原ダムを舞台に、松明の火が湖面に映る幻想的な光景が広がります。水と火のコラボレーションは、豊後大野ならではの夏の風物詩ですね。
菅尾石仏火祭り(8月下旬)
古くからのお盆行事に、菅尾石仏にまつわる民話を取り入れた一風変わったお祭り。歴史と物語が融合した、ちょっと神秘的な雰囲気を楽しめます。
らいでん祭り(8月13日)
市役所周辺で行われる、市民の力で作り上げられた熱気あふれるお祭りです。見どころはなんといっても山車! 竜や虎をかたどった勇壮なものから、バスケットボールやキャラクターをモチーフにしたユニークなものまで、各チームの工夫が光ります。
市役所前で繰り広げられるダンスや太鼓のパフォーマンスも必見。お盆の帰省ついでに立ち寄れば、故郷の良さを再発見できるかもしれませんね。
秋のお祭り|収穫の喜びと神楽を堪能
緒方五千石祭(9月下旬)
農作物の収穫を祝って行われる、豊後大野市を代表する秋祭りのひとつ。緒方地区の15神社が一堂に会し、緒方小学校の校庭に15基の神輿がずらりと並ぶ様子は圧巻です。
会場では緒方神楽や獅子舞、「白熊(しろくま)」と呼ばれる伝統芸能に加え、千盆搗(せんぼんづき)という伝統的な踊りも披露されます。露店やお餅の実演販売、夜には花火も上がるので、家族みんなで一日中楽しめますよ。
三重町納涼花火大会・豊後いぬかい花火大会(9月〜10月)
「花火発祥の地」とも言われる犬飼町をはじめ、豊後大野市では秋にも花火大会が楽しめます。三重町の花火は打ち上げ場所が高台にあるので、広い範囲から鑑賞できるのがうれしいポイント。涼しくなってきた夜空に大輪の花が咲く姿、ぜひ見てほしいです。
御嶽流神楽大会(10月下旬)
清川町の「神楽の里」で開催される神楽大会。多くの伝統芸能が伝承されているこの地域ならではの、見ごたえのある舞が披露されます。神楽ファンならずとも、一度は足を運んでみたいイベントです。
晩秋のお祭り|紅葉と神楽の美しい共演
用作観光もみじ祭り(11月上旬〜下旬)
心字池を中心に500本を超えるモミジやカエデが色づく用作公園。紅葉シーズンには「用作夜神楽 水鏡」と題したライトアップイベントも開催され、池の水面に映る紅葉と神楽の幻想的な光景が楽しめます。
昼間の散策も素敵ですが、夜の雰囲気はまた格別。カメラを持ってお出かけしてみてはいかがでしょうか?
きよかわ宝生寺の秋(11月上旬)
800年以上の歴史を持つ宝生寺で行われる秋の行事。歴史ある境内で、静かに秋の訪れを感じることができます。
朝地神楽祭(11月中旬)
大野系岩戸神楽のひとつ、深山流神楽の継承を目的とした神楽大会。朝地公民館を会場に、豊後大野市や竹田市、大分市などから複数の神楽座が集まり、勇壮で軽快な舞を披露します。キッチンカーや出店も並び、餅まきや抽選会もあるので、お祭り気分を満喫できますよ♪
冬のお祭り|奇祭と伝統行事で一年を締めくくる
ひょうたん祭り(12月第1日曜日)
豊後大野市のお祭り一覧の中でも、ひときわ個性的なのがこの「ひょうたん祭り」です。千歳町柴山の柴山八幡社で800年以上前から続く「霜月祭」がルーツで、県選択無形民俗文化財にも指定されています。
頭に80cmの長ひょうたんを乗せ、緋色の袴とひたたれをまとい、なんと幅50cm・長さ1mもの大わらじを履いた「ひょうたん様」が主役。腰に下げた大びょうたんには3升ものお神酒が入っていて、「五穀豊穣、無病息災、健康になる酒じゃあ」と言いながら、のっしのっしと練り歩きます。
一度見たら忘れられないユニークな奇祭。ぜひ年末のお出かけ候補に入れてみてください!
緒方三社川越し祭り(旧暦10月)
松明が明々と燃える中、ふんどし姿の男たちが川を渡る勇壮なお祭り。原尻の滝を舞台に行われる、迫力満点の伝統行事です。
大野町どんど焼き(2月上旬)
大野総合運動公園で行われる冬の風物詩。正月飾りなどを燃やして一年の無病息災を願う、日本各地で見られる伝統行事ですが、豊後大野ならではの雰囲気を味わえます。
豊後大野市のお祭りを楽しむポイント
豊後大野市のお祭りは、自然と密接に結びついたものが多いのが特徴です。農業が盛んな地域だからこそ、五穀豊穣への感謝や豊作祈願が込められた行事がたくさんあります。
お出かけの際は、以下のポイントをチェックしておくと安心です。
- 開催日時は年によって変動することがあるので、事前に公式情報を確認する
- 夜のイベントが多いので、防寒対策や懐中電灯があると便利
- 駐車場が限られる場合もあるので、早めの到着がおすすめ
- 地元の美味しいグルメも一緒に楽しんで、思い出をたくさん作る
豊後大野市は大分市からも車で約1時間ほど。日帰りでも十分楽しめるので、気になるお祭りがあったらぜひ足を運んでみてくださいね。きっと、大分の新しい魅力を発見できるはずです✨
本日の名言
「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」──チャールズ・チャップリン
お祭りって、日常のちょっとした疲れを忘れさせてくれる不思議な力がありますよね。豊後大野市のお祭り一覧を眺めながら、「次はここに行ってみようかな」とわくわくしていただけたらうれしいです。季節ごとに違った表情を見せてくれるこのまちで、みなさんにとっての「お気に入りのお祭り」が見つかりますように。それでは、また次の記事でお会いしましょう!


















