こんにちは!『ローカログ』山口県担当ライターのあいこです。みなさん、山口県下松市(くだまつし)ってご存知ですか?瀬戸内海に面したこの町には、ほっこりするようなあたたかいお祭りがたくさんあるんです♪ 今回は下松市のお祭り一覧と題して、四季を通じて楽しめる伝統行事をご紹介しますね。
「星降る町」とも呼ばれる下松市には、古くから続く神秘的な伝説や、地元の方々に愛されてきたイベントが盛りだくさん。家族でおでかけするのにもぴったりなお祭りばかりなので、ぜひ最後までお付き合いください◎
下松市ってどんなところ?
下松市は山口県の東南部、瀬戸内海沿岸に位置する自然豊かな港町です。瀬戸内国立公園に指定されている笠戸島も市内に含まれていて、笠戸大橋や夕日岬など、海の絶景スポットがいっぱい。
「下松」という地名の由来には、北辰(北極星)が降ってきたという「七星降臨伝説」があり、とってもロマンチックですよね。そんな神々しい伝説をもつ町だからこそ、古くから受け継がれてきたお祭りも幻想的で魅力的なものばかりなんです。
春のお祭り:笠戸島河津桜まつり
まずは春の訪れを告げる「笠戸島河津桜まつり」から。例年2月下旬から3月中旬にかけて、笠戸島の潮風ガーデンやおまつり広場で開催されます。
河津桜といえば、ソメイヨシノよりも早く咲く早咲きの桜として知られていますよね。笠戸島では菜の花と河津桜のコラボレーションが見られて、風光明媚な笠戸湾との景色は本当に絶景なんです!
メインフェスタも見逃せない
開催初日にはメインフェスタが行われ、ぜんざいのふるまいや抽選くじ、下松市のマスコットキャラクター「くだまる」とのじゃんけん大会など、楽しい催しが盛りだくさん。キッチンカーも出店するので、お花見しながらグルメも楽しめますよ。
夜には潮風ガーデンのライトアップも行われるので、昼間とはまた違った幻想的な桜を堪能できます。下松駅から車で約10分とアクセスも良好なのがうれしいポイントですね。
初夏のお祭り:くだまつ花と緑の祭典
5月下旬から6月上旬にかけて開催される「くだまつ花と緑の祭典」は、新緑がまぶしい季節にぴったりのイベントです。2025年には第40回を迎える歴史ある祭典で、花や緑に親しむさまざまな催しが企画されています。
ガーデニングが好きな方や、お子さんと一緒に自然を楽しみたいファミリーにおすすめ。季節の花々に囲まれながら、ゆったりとした時間を過ごせますよ◎
夏のお祭り:くだまつ土曜夜市
毎年8月の第1土曜日に開催される「くだまつ土曜夜市」は、下松の夏の風物詩として50回以上も続いてきた伝統あるお祭りです。下松駅南口周辺が歩行者天国となり、キッチンカーや露店がずらりと並びます。
「リジュームフェスタ」「星降る街の夏祭り」と名称を変えながらも長く愛されてきたこのイベントは、現在は下松商工会議所青年部が中心となって運営しています。
竹燈籠の灯りがロマンチック
会場には竹燈籠によるライトアップも施され、夏の夜をロマンチックに演出してくれます。地元の中高生による体験ブースや、痛車の展示、eスポーツ体験コーナーなど、若い世代も楽しめる企画がいっぱい。
2025年の開催時には約13,000人もの来場者で賑わったそうです!夕方17時から21時まで開催されるので、夕涼みがてらふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
深浦管弦祭(十七夜)も要チェック
笠戸島の深浦地区では、旧暦の6月17日に「深浦管弦祭(十七夜)」が行われます。これは海の安全を祈願するお祭りで、地元の自治会が主催。月の出に合わせて提灯を掲げた漁船が宵闇の中を出航し、海中の厳島神社の鳥居に参拝します。
管弦楽が流れる中、提灯をともした漁船が湾内を巡る光景は、広島県の厳島神社の管弦祭にも劣らない美しさ。幻想的な夏の夜を体験したい方におすすめの神事です。
秋のお祭り:稲穂祭(きつねの嫁入り)
下松市で最も有名なお祭りといえば、やはり「稲穂祭(きつねの嫁入り)」でしょう!毎年11月3日(文化の日)に花岡地区で開催されるこの奇祭は、1950年から75年以上も続く伝統行事です。
このお祭りの由来となっているのが「白狐伝説」。花岡福徳稲荷社に伝わるこの伝説にちなみ、きつねの面をかぶった花嫁行列が旧街道を練り歩きます。
良縁に恵まれるという言い伝え
「きつねの嫁入り」の主役である白狐の新郎新婦は、仲良く人力車に乗って登場。その後ろには紋付き袴姿の親族やお供が続きます。ちなみに新郎新婦役を誰が演じるかは、毎年秘密なんだとか!
新婦役を演じた女性は良縁に恵まれるという言い伝えがあり、縁結びを願う方にもぴったりのお祭りですね。沿道には華やかな行列を一目見ようと、たくさんの見物客やカメラマンが訪れます。
花岡八幡宮の破邪の御太刀も公開
稲穂祭の日には、花岡八幡宮に奉納されている日本一の大きさを誇る「破邪の御太刀」が一般公開されます。全長4m65cm、重さ75kgという巨大な太刀は、1859年に「邪気を払い、平和な社会を築く」という願いを込めて氏子によって奉納されたもの。
普段は非公開のこの太刀を見学できる貴重な機会なので、ぜひお祭りと合わせて訪れてみてください。下松市観光ボランティアガイドの会による無料ガイドも実施されていますよ。
お祭りのクライマックス
日が傾く頃には、鳥居前の広場で「稲荷音頭」の輪踊りが行われます。そして正面の舞台で厳かに三々九度の固めの盃が交わされると、お祭りもフィナーレ。豊作への感謝だけでなく、商売繁盛などさまざまな願い事にもご利益があるといわれています。
冬のお祭り:大黒市と節分祭
新年を迎える下松市では、まず1月7日に「大黒市」が開催されます。会場となる妙見宮鷲頭寺は、推古5年(597年)に開かれた約1400年もの歴史をもつ由緒あるお寺。大内氏の太祖・琳聖太子によって創建されたと伝わっています。
大黒市の見どころ
大黒市では無病息災を願い、七草がゆや御神酒、甘酒が無料でふるまわれます。新春餅まき大会も盛り上がりますが、注目は「力自慢米担ぎ大会」と「俵転がし大会」!
特に米担ぎ大会は、大黒天にあやかった伝統行事。米俵に座った大黒天像を5メートル先の台まで運びきれば、お菓子やお米がもらえるんです。家族や友人と一緒にチャレンジしてみてくださいね♪
節分祭で一年の厄払い
2月3日には同じく妙見宮鷲頭寺で「節分祭」が行われます。実は妙見宮鷲頭寺は「日本の節分発祥の地」ともいわれているんです!本尊の妙見大菩薩は、古くから「みょうけんさま」の愛称で地元の人々に親しまれてきました。
豆まきや護摩祈願が行われ、一年の厄を払い福を呼び込みます。歴史ある場所で節分を過ごすのは、また格別な体験になりそうですよね。
下松市のお祭りカレンダー
ここまでご紹介してきた下松市のお祭りを、月別にまとめてみました。おでかけの参考にしてみてくださいね◎
| 開催時期 | お祭り・イベント名 | 会場 |
|---|---|---|
| 1月7日 | 大黒市 | 妙見宮鷲頭寺 |
| 2月3日 | 節分祭 | 妙見宮鷲頭寺 |
| 2月下旬〜3月 | 笠戸島河津桜まつり | 笠戸島 潮風ガーデン |
| 5月下旬〜6月上旬 | くだまつ花と緑の祭典 | 市内各所 |
| 旧暦6月17日 | 深浦管弦祭(十七夜) | 笠戸島深浦地区 |
| 8月第1土曜日 | くだまつ土曜夜市 | 下松駅南口周辺 |
| 11月3日 | 稲穂祭(きつねの嫁入り) | 花岡地区 |
お祭りとあわせて楽しみたい下松市の魅力
せっかく下松市を訪れるなら、お祭り以外の観光スポットも楽しんでほしいところ。笠戸大橋から眺める瀬戸内海の絶景や、国民宿舎大城での温泉入浴など、心も体もリフレッシュできるスポットがたくさんあります。
また、下松市は「住みよさランキング」で上位に入ることも多い、暮らしやすい町としても知られています。地元の方々のあたたかさに触れながら、のんびりとお祭りを楽しむ旅もすてきですよね。
おわりに
いかがでしたか?下松市のお祭り一覧、思った以上に魅力的な行事がたくさんありましたよね。四季折々の自然と、古くから受け継がれてきた伝統行事が融合した下松市は、何度でも訪れたくなる町です。
わたしも「きつねの嫁入り」は一度生で見てみたいなぁと思っています。人力車に乗った白狐の新郎新婦、想像しただけでワクワクしませんか?😊
みなさんも、ぜひ下松市のお祭りに足を運んでみてくださいね。きっと心があたたかくなる、すてきな思い出ができるはずです。
「成功とは、意欲を失わずに失敗から失敗へと進む能力のことである。」―― ウィンストン・チャーチル
今日の名言は、イギリスの元首相チャーチルの言葉をお届けしました。うまくいかないことがあっても、諦めずに一歩ずつ進んでいけば、きっと道は開けるはず。みなさんの毎日が、ほんの少しでも明るくなりますように♪ 最後までお読みいただき、ありがとうございました!


















