こんにちは、『ローカログ』宮城県担当ライターのあゆりです♪ みなさんは、宮城県の東松島市にどんなお祭りがあるかご存知でしょうか。奥松島の美しい海と山に囲まれたこの街には、古くから受け継がれてきた伝統行事や、地域をあげて盛り上がる夏祭りなど、たくさんの魅力的なイベントがあるんです。今回は東松島市のお祭り一覧を、季節ごとにご紹介しますね。
冬の伝統行事「月浜のえんずのわり」
まずは、毎年1月に行われる「月浜のえんずのわり」をご紹介します。この行事は国指定重要無形民俗文化財に選ばれている、約200年もの歴史を持つ小正月の鳥追い行事なんです。東松島市宮戸の月浜地区に伝わり、子どもたちが主役となって行われます。
1月11日から最年長の「一番大将」の指揮のもと、子どもたちが岩屋で共同生活を始めます。14日の夜になると集団で家々を回り、松の棒で地面を突きながら害鳥を追い払う唱え言を唱えるのだそう。一年の豊作と無病息災を祈る、心あたたまる光景ですよね✨
16日には五十鈴神社の境内で、幣束をつけた竹を持って害鳥を追う所作が披露されます。少子化が進む中でも、子どもたちの組織がしっかりと維持されている貴重な行事です。奥松島の自然の中で受け継がれてきた、東松島ならではの冬の風物詩をぜひ見届けてみてください。
夏を彩る「東松島夏まつり」
東松島市のお祭り一覧の中でも、特に多くの人で賑わうのが8月下旬に開催される「東松島夏まつり」です。「青の街」をテーマに掲げるこのお祭りでは、なんと航空自衛隊のブルーインパルスが大空を舞います!
会場となる東松島市商工会前には、青い装飾が施されて涼しげな雰囲気に。奥松島の美しい海と青空を背景に、ブルーインパルスのアクロバット飛行を間近で楽しめるなんて、なかなかない体験ですよね。
東松島夏まつりの見どころ
このお祭りでは、一日を通してさまざまなイベントが楽しめます。ステージでは地元の子どもたちによる太鼓演奏やチアダンス、民俗芸能の鹿妻鹿踊りなどが披露されます。
- ブルーインパルス展示飛行(約30分間の大迫力パフォーマンス)
- 八鷹みこしの練り歩き(東松島の伝統文化を感じる勇壮な神輿)
- 綱引き大会
- 地元グループによるステージパフォーマンス
- 打ち上げ花火
夕暮れ時には八鷹みこしが街を練り歩き、夜空には花火が打ち上がります。ブルーインパルスの飛行と花火を同じ日に楽しめるのは、全国でもこの東松島だからこそ。ぜひ青い衣装を身につけて、「青の街」の夏祭りを満喫してくださいね。
大正時代から続く「鳴瀬流灯花火大会」
8月16日には、東松島市小野地区で「鳴瀬流灯花火大会」が開催されます。大正時代から100年以上続く歴史ある花火大会で、送りお盆の伝統行事として地域の青年会によって守り継がれてきました。
東日本大震災以降は、津波で亡くなった方々への慰霊と震災復興の願いも込められています。鳴瀬川の河川敷から打ち上げられる約1000発の花火は、川面に映って幻想的な景色を作り出します。
当日は施餓鬼供養や流灯も行われ、演芸大会と花火を同時に楽しめるのがポイントです。河川敷に設置された舞台での演芸を眺めながら、夏の夜空に咲く花火を眺める時間は、何とも言えない風情がありますよね。地元の方々の想いが詰まった、じんわりと心に響くお祭りです。
松島基地航空祭
東松島夏まつりの翌日、8月末の日曜日には航空自衛隊松島基地で「松島基地航空祭」が開催されます。こちらも東松島市のお祭り一覧に欠かせないイベントのひとつ。
航空祭では再びブルーインパルスの飛行展示を楽しむことができ、2日間で計3回もブルーインパルスを見られるのは全国でも松島基地だけなんです。各種航空機の地上展示や、ブルーインパルスJr.のパフォーマンス、音楽隊の演奏なども見どころ。入場無料で事前申し込みも不要なので、気軽に足を運べるのも嬉しいですね♪
秋の収穫を祝う「東松島市産業祭」
11月には「東松島市産業祭」が開催されます。農業・水産業・商工業の魅力が一堂に会する、秋ならではのイベントです。地元で獲れた新鮮な牡蠣や海苔、新米などの販売もあり、東松島の美味しいものを存分に味わえます。
会場では消防フェスタや乗馬体験、SDGsをテーマにしたワークショップなど、大人も子どもも楽しめる企画が盛りだくさん。特製の豚汁の振る舞いもあって、体も心もほっこりあたたまりますよ😊
東松島に息づく伝統芸能
東松島市には、お祭りの機会に披露される伝統芸能も数多く残っています。それぞれの地域で大切に受け継がれてきた民俗芸能は、この街の宝物ともいえる存在です。
鹿妻鹿踊り(八ツ鹿踊り)
鹿妻地区に伝わる「鹿妻鹿踊り」は、先祖を供養する念仏踊りとして後継者により復活された伝統芸能です。鹿石神社を拠点に活動する保存会によって守られており、東松島夏まつりなどで勇壮な踊りを披露しています。
大曲浜獅子舞
二百数十年の歴史を持つ「大曲浜獅子舞」も、東松島を代表する民俗芸能のひとつ。地域の祭礼や慶事で舞われ、見る人の心を惹きつけます。
その他の伝統芸能
このほかにも、東松島市では多彩な伝統芸能が受け継がれています。
- 大塚神楽(年間を通じて奉納される神楽)
- 道地神楽
- 柳の目獅子舞
- 八鷹神輿(夏まつりで練り歩く勇壮な神輿)
- 鳴瀬鼓心太鼓(迫力ある和太鼓演奏)
これらの芸能は、地域の祭りやイベントで見ることができます。担い手の方々が心を込めて継承してきた伝統に触れると、この街の歴史の深さを感じることができますよ。
東松島市のお祭りカレンダー
最後に、東松島市の主なお祭りを季節ごとにまとめてみました。お出かけの参考にしてみてくださいね。
| 季節 | お祭り・イベント名 | 時期 |
|---|---|---|
| 冬 | 月浜のえんずのわり | 1月11日〜16日 |
| 夏 | 東松島市鳴瀬流灯花火大会 | 8月16日 |
| 夏 | 東松島夏まつり | 8月下旬 |
| 夏 | 松島基地航空祭 | 8月下旬 |
| 秋 | 東松島市産業祭 | 11月 |
| 秋 | 矢本東地区民まつり | 秋 |
| 秋 | のびる秋まつり | 秋 |
東松島市のお祭り一覧、いかがでしたでしょうか。青い海と空が広がる「青の街」には、季節ごとにさまざまな表情のお祭りがあることがお分かりいただけたかと思います。ブルーインパルスが舞う夏祭りはもちろん、200年の歴史を持つ冬の伝統行事や、川面を彩る流灯花火など、どれも心に残る体験ができるはずです✨
仙台からも車で1時間ほどでアクセスできる東松島市。ぜひ足を運んで、地域の方々が大切に守ってきたお祭りの空気を肌で感じてみてくださいね。わたしもまた、カメラを持ってお祭りの取材に行きたいなと思っています!
「未来は今の積み重ねでできている」──作者不詳
今日の名言は、わたしの座右の銘でもあるこの言葉です。東松島市で何百年も受け継がれてきた伝統行事も、ひとつひとつの「今」を大切にしてきた先人たちの積み重ねがあってこそ。みなさんの日々の暮らしも、きっと素敵な未来につながっていますよ😊 最後までお読みいただき、ありがとうございました!


















