こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は皆さんと一緒に、世田谷区の木密地域について詳しく見ていきたいと思います。最近、地震や火災のニュースを見るたびに、ボクたちの住む街の安全性について考えさせられますよね。
世田谷区には木造住宅が密集している地域があり、これらは「木密地域」と呼ばれています。防災の観点から重要な課題となっているこのエリアについて、現在どのような取り組みが行われているのか、詳しくお伝えしていきますね♪
世田谷区の木密地域ってどこにあるの?
世田谷区内で木密地域として特に注目されているのが、区役所周辺地区です。この地域は昭和56年から防災街づくりに取り組んでいる歴史ある地区なんです。
具体的には、若林三丁目・四丁目・五丁目、世田谷三丁目の一部(20番~26番)、世田谷四丁目、梅丘二丁目・三丁目、豪徳寺二丁目の一部などが含まれています。これらの地域は東京都の「防災都市づくり推進計画」で震災時に大きな被害が想定されるため、早急に防災性の向上を図る必要がある「重点整備地域」に指定されているんです。
また、太子堂・若林地区、北沢三・四丁目地区、北沢五丁目・大原一丁目地区なども木密地域として対策が進められています。皆さんの住んでいる地域も該当するかもしれませんね。
木密地域の何が問題なの?
木造住宅密集地域の最大の問題は、災害時の延焼リスクが非常に高いことです。1995年の阪神・淡路大震災では、木造密集地で大規模火災が発生し、甚大な被害が生じました。この経験から、木密地域の危険性が広く認識されるようになったんです。
東京都の被害想定では、木密地域の火災により2500人以上が死亡すると予測されています。これは本当に深刻な数字ですよね。道路が狭く、建物が密集しているため、火災が発生すると消防車両の進入が困難で、延焼を食い止めることが難しくなってしまうんです。
さらに、2011年の東日本大震災以降、首都直下型地震への対策の必要性がさらに高まっています。世田谷区のような住宅密集地では、地震による建物倒壊と火災の複合災害が最も恐れられているんです。
世田谷区の防災街づくりの取り組み
新たな防火規制の導入
世田谷区では、木密地域の安全性を高めるため「新たな防火規制」を導入しています。この規制は平成26年7月30日から施行されており、対象地域では建物の建て替え時により厳しい防火基準が適用されるようになりました。
新たな防火規制が指定された区域では、建築物の構造や材料に関してより厳格な基準が設けられ、不燃化が促進されています。これにより、地域全体の防災性能が段階的に向上していくことが期待されているんです。
不燃化特区制度の活用
東京都の「木密地域不燃化10年プロジェクト」の一環として、世田谷区では不燃化特区制度を積極的に活用しています。この制度では、延焼による市街地の焼失率がほぼゼロになると言われる不燃領域率70%の達成を目指しているんです。
不燃化特区に指定された地域では、建物の不燃化建て替えを行う際に様々な助成制度が利用できます。固定資産税や都市計画税の減免、建て替え費用の一部助成など、住民の負担を軽減する支援策が用意されているんですよ♪
特定整備路線の整備
世田谷区では、補助52号線(環状7号線から東急世田谷線区間)が特定整備路線として整備されています。この道路は延焼遮断帯としての機能を持ち、火災の拡大を防ぐ重要な役割を果たします。
道路の拡幅により、緊急車両のアクセスが改善され、災害時の避難路としても機能するようになります。沿道の建物についても、より厳しい防火基準が適用され、地域全体の安全性向上に寄与しているんです。
住民への支援制度について
助成制度の詳細
世田谷区では、木密地域の住民が建物の不燃化を進めやすくするため、充実した助成制度を設けています。対象となる建築物の所在地により申請窓口が異なりますが、主に世田谷総合支所と北沢総合支所で手続きを行うことができます。
助成制度には複数のメニューがあり、建て替えの内容や条件に応じて適用される制度が決まります。老朽化した建物の除却費用や新築費用の一部が助成されるほか、仮住居費用についても支援が受けられる場合があるんです。
地区計画との連携
世田谷区では、地区計画や防災街区整備地区計画などの都市計画制度と連携して、総合的な街づくりを進めています。これにより、単なる建物の不燃化だけでなく、道路の拡幅や公園の整備なども含めた面的な改善が図られているんです。
地域住民との合意形成を重視し、説明会やアンケート調査を通じて住民の意見を取り入れながら計画を策定しています。皆さんの声が街づくりに反映される仕組みになっているんですね!
これまでの成果と今後の展望
着実な進歩
東京都全体の取り組みとして、2016年には1万3000ヘクタールあった木密地域が2019年には8600ヘクタールに減少しています。また、整備地域の不燃化率も2006年時点の56.2%から2018年時点では64%に上昇するなど、着実な成果が上がっているんです。
世田谷区でも、区役所周辺地区を中心とした取り組みにより、地域の防災性能が段階的に向上しています。新たな防火規制の導入や不燃化特区制度の活用により、建物の不燃化が促進されているんですよ。
継続的な取り組み
木密地域不燃化10年プロジェクトは2021年に一旦終了しましたが、引き続き取り組む必要があるため、さらに5年間延長されています。世田谷区でも、長期的な視点に立って防災街づくりを継続していく方針です。
今後も住民の皆さんとの協働により、より安全で住みやすい街づくりを進めていくことが期待されています。ボクたち一人ひとりが防災意識を持ち、地域の取り組みに積極的に参加することが大切ですね♪
住民として知っておきたいこと
自分の住む地域の状況確認
まずは、皆さんの住んでいる地域が木密地域に該当するかどうか確認してみましょう。世田谷区のホームページでは、不燃化特区の対象地域や新たな防火規制の適用区域が詳しく掲載されています。
該当する地域にお住まいの方は、建て替えを検討する際に利用できる助成制度についても調べてみてください。思った以上に手厚い支援が受けられる可能性がありますよ!
防災意識の向上
木密地域の改善は行政だけでなく、住民一人ひとりの意識と行動が重要です。日頃から防災用品の準備や避難経路の確認を行い、地域の防災訓練にも積極的に参加しましょう。
また、近隣住民との普段からのコミュニケーションも大切です。災害時には地域の結束力が生死を分けることもあるんです。皆さんで支え合える関係を築いていきたいですね。
まとめ
世田谷区の木密地域対策は、長年にわたる地道な取り組みにより着実に成果を上げています。新たな防火規制の導入、不燃化特区制度の活用、特定整備路線の整備など、多角的なアプローチで地域の安全性向上が図られているんです。
住民の皆さんにとっても、様々な助成制度が用意されており、建物の不燃化を進めやすい環境が整っています。ボクたち一人ひとりが防災意識を持ち、地域の取り組みに協力することで、より安全で住みやすい世田谷区を作っていけるはずです。
思い立ったが吉日!まずは自分の住む地域の状況を確認することから始めてみませんか?きっと新しい発見があると思いますよ♪
「備えあれば憂いなし」- 日本のことわざ
日頃の準備と心構えが、いざという時の安心につながります。皆さんも今日から防災意識を高めて、安全な街づくりに参加していきましょう!


















