『ローカログ』神戸エリア担当ライターのさやかです♪ 最近、全国各地で水害のニュースを目にすることが多くなり、子どもを持つ親として「うちの地域は大丈夫かしら?」と心配になることありませんか? わたしも3人の子どもがいるので、住んでいる神戸市でこれまでどんな浸水被害があったのか、しっかりと把握しておきたいと思い調べてみました。
神戸市の浸水履歴を知ることで、これからの暮らしに必要な備えが見えてくるはずです。みなさんと一緒に、過去の水害から学んで、家族を守るための知識を深めていきましょう。
神戸市で記録されている主要な浸水被害
神戸市では長い歴史の中で、いくつもの深刻な浸水被害を経験してきました。特に記録に残る大きな水害として、昭和13年の阪神大水害、昭和36年の第二室戸台風、昭和42年7月豪雨などが挙げられます。
昭和13年7月の阪神大水害では、神戸市内各地で河川が氾濫し、多くの住宅が浸水被害に遭いました。この災害は阪神地域全体に大きな爪痕を残し、現在の治水対策の基礎となる教訓を与えています。
昭和36年9月の第二室戸台風では、高潮と豪雨による複合的な被害が発生しました。神戸港周辺をはじめ、市内の低地部で広範囲にわたる浸水が記録されています。この時の経験は、沿岸部の防災対策強化につながりました。
近年発生した神戸市の水害事例
最近では平成16年の台風23号、平成21年の台風9号、平成30年7月豪雨などで神戸市内でも浸水被害が発生しています。特に平成30年7月豪雨では、短時間に集中的な降雨があり、内水氾濫による被害が各地で報告されました。
平成16年の台風23号では、神戸市北区を中心に土砂災害と浸水被害が同時に発生し、住民の避難が必要な事態となりました。この経験から、複合災害への備えの重要性が改めて認識されています。
平成21年の台風9号による豪雨では、六甲山系からの急激な出水により、市内河川の水位が急上昇しました。特に都賀川での痛ましい事故は、都市河川の危険性を改めて浮き彫りにしました。
神戸市内で浸水リスクが高いエリアの特徴
神戸市の地形的特徴を考えると、山と海に挟まれた狭い平地部に人口が集中しているため、浸水リスクを理解しておくことが重要です。
河川沿いの低地部
新湊川、妙法寺川、住吉川など主要河川の流域では、過去に繰り返し浸水被害が発生しています。これらの河川は六甲山系からの急流河川であり、短時間で水位が上昇する特徴があります。
特に河口部や中下流域の低地では、大雨の際に内水氾濫が起こりやすく、住宅地への浸水リスクが高くなっています。日頃から最寄りの河川の位置と避難経路を確認しておくことが大切ですね。
沿岸部と港湾地域
神戸港周辺や海岸沿いの地域では、台風による高潮と大雨による河川氾濫の複合的な影響を受けやすい特徴があります。特に満潮時と豪雨が重なった場合、排水が困難になり浸水リスクが高まります。
これらの地域にお住まいの方は、気象情報と潮位情報の両方をチェックする習慣をつけておくと安心です。
都市部の集水地域
市街地では、アスファルトやコンクリートが多いため雨水が地面に浸透せず、短時間で大量の雨水が下水道に流れ込みます。下水道の処理能力を超えると、マンホールから水があふれる内水氾濫が発生することがあります。
最近のゲリラ豪雨のような局地的な大雨では、このような都市型水害のリスクも考慮する必要があります。
浸水履歴から学ぶ日常の備え
過去の浸水履歴を振り返ると、いざという時の準備と正しい知識がどれほど大切かがよく分かります。子育て中の家庭では特に、家族みんなで備えについて話し合っておきたいものです。
情報収集の大切さ
神戸市では、防災情報システムやハザードマップを通じて浸水想定区域や避難場所の情報を提供しています。お住まいの地域がどのような浸水リスクがあるのか、家族で一度確認してみてください。
また、気象庁の雨雲レーダーや河川水位情報をスマートフォンでチェックできるアプリを入れておくと、外出先でも最新情報を確認できて便利です。
家庭でできる浸水対策
浸水被害を最小限に抑えるために、家庭レベルでできる対策もあります。土のうや止水板の準備、貴重品の保管場所の見直し、非常用品の点検など、できることから始めてみましょう。
- 玄関や窓からの浸水を防ぐ簡易的な止水方法を覚えておく
- 電化製品や重要書類は高い場所に保管する
- 避難時に必要な物をまとめた非常持出袋を準備する
- 家族の集合場所と連絡方法を決めておく
地域とのつながりを大切に
過去の水害を乗り越えてきた神戸市では、地域コミュニティの結束が強く、近所同士で助け合う文化が根付いています。自治会や町内会の防災活動に参加することで、いざという時に頼れる関係を築いておくことも重要な備えの一つです。
わたしも子どもの学校行事を通じて知り合ったお母さんたちと、防災について情報交換することがあります。一人で考えるより、みんなで知恵を出し合う方が心強いものですね♪
これからの神戸市の治水対策
神戸市では過去の浸水履歴を踏まえ、河川改修や雨水貯留施設の整備、避難体制の強化など、総合的な治水対策を進めています。
特に近年は気候変動の影響で、これまで経験したことのない規模の豪雨が各地で発生しており、従来の想定を超えた対策の必要性が高まっています。市民一人ひとりが防災意識を持ち、行政と協力して安全なまちづくりを進めていくことが求められています。
子どもたちにも年齢に応じて防災の知識を伝え、家族みんなで災害に備える意識を育てていきたいですね。学校の防災訓練の話を聞いたり、一緒にハザードマップを見たりすることで、自然に防災への関心を高めることができます。
まとめ:浸水履歴を活かした安心な暮らし
神戸市の浸水履歴を調べてみて、改めて自然災害への備えの大切さを感じました。過去の経験から学び、正しい知識を持って日常生活を送ることで、家族の安全を守ることができます。
完璧な対策は難しくても、できることから少しずつ始めていけば大丈夫。小さな備えの積み重ねが、いざという時の大きな安心につながります。みなさんも、お住まいの地域の浸水履歴を確認して、家族に合った防災対策を考えてみてくださいね。
わたしたちが住む美しい神戸の街を、次の世代にも安全に引き継いでいけるよう、一人ひとりができることを大切にしていきましょう🌸
「備えあれば憂いなし」
– 古くからの教え
この言葉のように、日頃からの備えが家族の笑顔を守る一番の方法です。今日という日が、みなさんにとって防災について考える良いきっかけになりますように。明日もまた、安心して子どもたちの笑い声が響く神戸の街であり続けることを願っています。


















