こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は皆さんに素敵な日本の伝統工芸「金継ぎ」について、世田谷区で学べる場所をご紹介したいと思います。
最近、割れてしまった大切な食器を捨てずに修復する「金継ぎ」が注目を集めていますよね。実は世田谷区には、この伝統技術を気軽に学べる教室がたくさんあるんです!ボクも先日、子どもたちが割ってしまったお気に入りのお茶碗を直そうと思って、いろいろ調べてみました。
金継ぎって知ってますか?割れたり欠けたりした陶磁器を漆でつなぎ、金や銀などの金属粉で装飾する日本の伝統技術なんです。修理跡が美しい線となって、器に新たな命を吹き込むんですよ。「壊れたものを捨てずに大切にする」という日本の美意識が詰まった素敵な技術です。
それでは早速、世田谷区で金継ぎを学べるおすすめの教室をご紹介していきますね!
1. 工芸スタジオチルコロ(等々力)
等々力駅から徒歩7分の場所にある「工芸スタジオチルコロ」は、天然の漆を使用する特殊な簡易金継ぎ体験ができる教室です。ここの最大の特徴は、体験当日にお持ち帰りができること!通常、本格的な金継ぎは乾燥に時間がかかるのですが、ここでは特殊な方法で当日持ち帰りが可能なんです。
体験料は6,600円(税込・オープニング割引適用中)で、仕上げに使用する金属粉を金粉・銀粉に変更する場合は別途材料費がかかります。割れた器をくっつける合成接着剤や欠けた部分を埋めるパテは食品衛生法に適合したものを使用しているので、修復後も食器として安心して使えますよ。
工芸スタジオチルコロの基本情報
| 場所 | 東京都世田谷区等々力(駅から徒歩7分) |
|---|---|
| 体験時間 | 90分 |
| 料金 | 6,600円(税込・オープニング割引適用中) |
| 特徴 | 天然漆使用の簡易金継ぎ、当日持ち帰り可能 |
2. ダイタデシカ(羽根木)
世田谷区羽根木にある「ダイタデシカ」は、「長く使いたいものを扱う道具店」として、金継ぎによる陶磁器の修理を行っています。ここでは自分で金継ぎをするというよりは、プロに修理を依頼するスタイル。対面での受付なので、修理内容や仕上がりのイメージをわかりやすく説明してもらえるのが魅力です。
金の仕上げだけでなく、銀・錫・色うるしの仕上げもあり、実物を見ながら予算と相談して選べます。修理の費用は購入時よりも高くなる場合もありますが、お見積もり後に予算に合わなければそのままお持ち帰りもOKなので安心です。
また、修理した器は繊細なものなので、配送事故を防ぐために受け取りも直接来店が必要とのこと。手間はかかりますが、大切な器を安全に修理してもらえる安心感があります。
ダイタデシカの基本情報
| 場所 | 東京都世田谷区羽根木2-26-10 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-4363-4310 |
| 営業時間 | 13:00~18:30 |
| 定休日 | 火、水、木 |
| アクセス | 「世田谷代田駅」より徒歩約16分 |
3. 祖師谷陶房(祖師谷)
祖師谷陶房では、陶芸教室に加えて「金継ぎ講座」をレギュラー講座として開講しています。ここの特徴は本格派の金継ぎを学べること!講師は『ゼロからの金継ぎ入門』の著者でもある漆芸作家の中村真先生です。
本漆を使った繕い方を教わりながら、日本独自のわびさびの文化も学べる本格的な講座となっています。東京芸術大学工芸科漆芸研究室勤務経験もある講師から直接学べるのは貴重な機会ですね。
祖師谷陶房の基本情報
| 場所 | 東京都世田谷区祖師谷 |
|---|---|
| 講師 | 中村 真(漆作家) |
| 特徴 | 本漆を使った本格的な金継ぎ技術を学べる |
4. 工房こつぐ(奥沢)
世田谷区奥沢駅から徒歩4分のところにある「工房こつぐ」は、漆・金継ぎ工房として器の修理依頼だけでなく、教室で金継ぎを学ぶこともできます。
ここでは天然の樹液のみを使用した「本漆金継ぎ」を採用しています。世の中には簡易金継ぎ(合成樹脂など使用)や簡漆金継ぎ(合成樹脂と本漆を使用)など様々な方法がありますが、工房こつぐでは最も伝統的な本漆のみの金継ぎを教えてくれます。
時間はかかりますが、食器として安心して使える本格的な金継ぎを学びたい方におすすめです。
工房こつぐの基本情報
| 場所 | 東京都世田谷区奥沢駅徒歩4分(詳細は個別にお知らせ) |
|---|---|
| 特徴 | 天然漆100%の本漆金継ぎを学べる |
5. KINTSUGI ENYA(東北沢・渋谷)
KINTSUGI ENYAは東北沢と渋谷の2校で開催されている金継ぎ教室です。東北沢教室は小田急線東北沢駅西口から徒歩3分、京王井の頭線池ノ上駅出口から徒歩15分の場所にあります。
ここでは金継ぎに用いる素材や道具の使い方から、本漆を使用した伝統的な修復技法までわかりやすく学ぶことができます。少人数クラス制ですが、個人の希望とペースに沿った内容で受講できるのが特徴です。
1レッスン2時間で5,500円(材料費・消費税込み)。お直しするうつわの状態によって変わりますが、6回〜12回のレッスンで完成します。天然漆100%の自然素材のみを使用する本格的な金継ぎなので、時間はかかりますが、直接口に触れる食器に使用できて安心です。
また、教室まで通うのが難しい方や、自宅の近くで金継ぎを行いたい方向けに、出張教室も承っているそうです。
KINTSUGI ENYAの基本情報
| 場所 | 東北沢教室:東京都世田谷区北沢1-19-4セブンスターM北沢403号 渋谷教室:東京都渋谷区渋谷1-25-10 呑んべい横丁黍2F |
|---|---|
| 開催日時 | 東北沢教室:毎週木曜日 10:00-12:00/13:00-15:00、第1・第3土曜日10:00-12:00 渋谷教室:毎週月曜日 19:00-21:00、土曜日 10:00-12:00(不定期) |
| 料金 | 1レッスン 5,500円(材料費・消費税込み) |
| 特徴 | 天然漆100%の自然素材のみを使用する本格的な金継ぎ |
| 問い合わせ | 電話:03-3467-6683 |
番外編:金継ぎ暮らし(自由が丘)
世田谷区からちょっと足を延ばして目黒区自由が丘にある「金継ぎ暮らし」もおすすめです。株式会社八意が運営するこの教室は、自由が丘駅から徒歩7分の場所にあります。
年間に1,000個以上の金継ぎを行っている実績豊富なグループで、テレビ取材や監修、本の出版といった様々な実績もある確かな技術を持った講師が教えてくれます。
すべての道具が食品衛生法基準をクリアしているので、金継ぎした後も安心して食器を使用することができるのが特徴です。1日完結の体験コースや通って学ぶ本格コースがあり、SDGsの活動にも力を入れているそうです。
金継ぎ暮らしの基本情報
| 教室名(会社名) | 金継ぎ暮らし(株式会社八意) |
|---|---|
| 住所 | 自由が丘教室:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-14-8 2階 |
| 電話番号 | 03-6824-6511 |
| 特徴 | 食品衛生法基準をクリアした道具を使用、SDGs活動にも注力 |
金継ぎ教室選びのポイント
世田谷区で金継ぎ教室を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
1. 使用する素材で選ぶ
金継ぎには大きく分けて3種類あります:
- 簡易金継ぎ:合成樹脂および漆に似た塗料などを利用した簡単な方法
- 簡漆金継ぎ:合成樹脂と本漆を使用した現代的な方法
- 本漆金継ぎ:漆の木から採れる天然の樹液のみを使用した伝統的な方法
簡易金継ぎは早く完成しますが、食器として使えない場合も。本漆金継ぎは時間がかかりますが、食器として安心して使えます。ご自身の目的に合わせて選びましょう。
2. 完成までの時間で選ぶ
当日持ち帰りできる教室もあれば、6回〜12回のレッスンで完成する本格的な教室もあります。急いで直したい場合と、じっくり技術を学びたい場合で選び方が変わってきますね。
3. アクセスの良さで選ぶ
世田谷区は広いので、自宅や職場からのアクセスの良さも重要なポイントです。今回ご紹介した教室は駅から徒歩圏内のものが多いので、通いやすさも考慮して選んでみてください。
まとめ:世田谷区で金継ぎを学んでみよう!
いかがでしたか?世田谷区には様々なタイプの金継ぎ教室があることがわかりましたね。当日持ち帰りできる簡易的なものから、本格的な本漆を使った伝統技法まで、目的に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
ボクも実際に工芸スタジオチルコロで体験してみましたが、割れてしまったお茶碗が金の線で美しく蘇る様子は感動モノでした!子どもたちも「わぁ、キレイになった!」と大喜び。捨てるはずだったものに新たな命が吹き込まれる瞬間を体験できるのは、とても素敵なことだと思います。
皆さんも大切な器が割れてしまったら、ぜひ金継ぎにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?日本の伝統技術を学びながら、モノを大切にする心も育めますよ。
「壊れたものは捨てるのではなく、その傷跡さえも美しく生かす。それが本当の美しさだ」- 千利休
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!皆さんの大切な器が、金継ぎによって新たな命を吹き込まれますように。思い立ったが吉日、ぜひ一度体験してみてくださいね!


















