『ローカログ』のYoutubeチャンネルができました!チャンネル登録お願いします

世田谷区の地層と地盤リスク!液状化対策と地震への備え方

こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。皆さんは世田谷区の地層について考えたことはありますか?普段は見えない地面の下の世界ですが、実は私たちの生活に大きく関わっているんです。

世田谷区に住んでいるボクも、最初は地層なんて気にしたことがありませんでした。でも、家を建てるときや地震対策を考える際に、地層の知識がとても重要だということを実感したんです。今回は、世田谷区の地層について詳しく解説していきますね♪

目次

世田谷区の地形と地質の基本構造

世田谷区は武蔵野台地の南縁部に位置しており、地形的に見ると非常に興味深い特徴を持っています。区の北部および中央部はほぼ台地となっており、南側境界付近は多摩川に沿って広がる氾濫低地が形成されているんです。

この台地面は、区の西側から多摩川に流れ込む野川や仙川、砧公園から等々力駅付近を南北に流れる谷沢川、そして区の東側境界付近で目黒川となる北部の小河川などによって刻まれています。これらの河川が作り出した大小の谷底低地が樹枝状に広がっているのが特徴的です。

特に注目すべきは、谷沢川が多摩川への合流点付近で見せる等々力渓谷の景観です。都内では珍しい渓谷の風景を楽しめる場所として、多くの人に愛されていますよね!

世田谷区の地層構成と特徴

関東ローム層の特性

世田谷区の地質を語る上で欠かせないのが、関東ローム層です。これは関東地方西縁及び北縁の火山砕屑物とその風成二次堆積物の総称で、世田谷区の大部分を覆っています。

関東ローム層は上部のローム土(赤土)と下部の凝灰質粘土に大別されます。自然堆積したローム土は安定しており、比較的大きな強度が期待できるため、表土部分に注意すれば住宅地盤として良好な場合が多いんです。大きな間隙をもちながら保水性が良いと同時に透水性も大きいという特徴があり、見かけ以上の支持力を有しているのが魅力的ですね。

武蔵野砂礫層の役割

世田谷区の地質は、武蔵野台地を形成する地層で構成されており、その多くは武蔵野砂礫層や武蔵野砂礫層を覆う関東ローム層などの後期更新世に堆積した地層が中心となっています。区の基盤をなす地層は概ね上総層群で、区の東側では後期更新世に堆積した下末吉層相当層や中期更新世に堆積した江戸川層群に相当する地層が分布しているんです。

世田谷層の存在とその影響

世田谷層とは何か

世田谷区の地下には「世田谷層」と名付けられている特別な地層が存在しています。これは武蔵野台地の世田谷区部分の地層を指し、谷埋め状に分布する軟らかい泥の層を主体とした更新世(約258万年前から約1万年前)の地層なんです。

区の南東部には、中期から後期更新世に堆積した海成堆積物である世田谷層(主にシルト層より構成)が、谷埋め堆積物として分布しています。この地層の存在が、世田谷区の地盤特性に大きな影響を与えているんです。

地盤リスクとの関係

世田谷層は台地を構成する地層ですが、都市平野部の地盤リスクになりうるといわれています。調査の結果、標高の高い下末吉面は世田谷層のあるエリアでは、地盤が最も軟らかいと言われており、一般的な地形分類から想定される地盤震動特性とは異なることがわかりました。

下末吉面とは、約12万5000年前の地球温暖化による海面上昇でできた地層の面のことです。この地域特有の地層構造を理解することで、より効果的な防災対策を立てることができるんです。

地形別の地盤特性と住宅建築への影響

台地面(平坦地)の特徴

世田谷区の大半のエリアを占める台地面は、比較的海抜高度が高く起伏の少ない平坦面で、関東ローム層と呼ばれる火山灰土で覆われています。この地域は住宅地盤として良好な条件を備えていることが多く、表土部分に十分注意すれば安心して建築できる場所が多いんです。

谷底低地の注意点

台地部分が小さい河川や水路によって削られて形成された谷底低地は、台地部の間に樹枝状に分布しています。世田谷区では野川、仙川、谷沢川などがこれに該当します。

台地を形成していた土砂が再堆積した土や有機質土(腐植土)などが分布しており、非常に軟弱な地盤となっているのが特徴です。したがって、長期的な沈下(圧密沈下)を防止するような基礎補強策が必要となることが多いんです。

氾濫低地の課題

大河川流域(世田谷区では多摩川)に広く分布する標高の低い平坦面である氾濫低地は、地下水位が高く、軟弱な粘土やシルトが厚く分布しているため、長期的な沈下(圧密沈下)が問題になっている場所が多く、適切な基礎補強策が必要となります。

液状化リスクと対策

世田谷区の液状化可能性

東京都の調査によると、世田谷区内においては液状化の可能性が高いと予想されている地域はないといわれています。これまでに、区内で液状化被害は確認されていませんが、小規模な建物であっても地盤調査や沈下対策はとても重要なんです。

とはいえ、世田谷区内のより小さな範囲で調べなければわからないことがあるので、100パーセント液状化しないとは言い切れず、細かな調査が必要となるでしょう。

液状化対策の重要性

液状化のための安全対策としては、建物を建てる際に、その敷地の地盤をよく調査して、地盤にあった基礎を選ぶことが重要です。たとえば、基礎を十分な強さのある鉄筋コンクリート構造にしたり、地盤にくい打ちをしたりといった、基礎の部分から対策をしておくことが大切ですね。

地震リスクと防災対策

揺れやすさマップの活用

地震動は、地盤や地形に大きく影響されます。地盤が軟弱な地域では、建築時に液状化対策を講じたか否かによって、建物や塀・擁壁その他工作物への被害が大きく異なることが、東日本大震災をはじめ、近年の大地震で明らかになってきています。

世田谷区が発表している揺れやすさマップでは、世田谷区を震源とする直下型地震(マグニチュード6.9、震源の深さ10kmを想定)が発生した時の、震度分布を示しています。このマップを活用することで、お住まいの地域のリスクを把握できるんです。

地域の危険度マップとの併用

地域の危険度マップとは、地震による揺れによって発生する建物被害の分布を表しており、揺れやすさマップで示した揺れによる建物被害を、危険度として表しています。揺れやすさマップと地域の危険度マップを同時に照らし合わせることにより、どの地域にどのようなリスクがあるかを理解できるでしょう。

建築時の地盤調査の重要性

ボーリング調査データの活用

世田谷区と東京都においては、地盤に関するボーリングデータ・液状化対策に関する情報を公開しています。災害対策や建物の基礎の計画に是非活用したいですね。詳細な地盤調査を行うことで、その土地に最適な基礎工法を選択できるんです。

専門家への相談

東京都と一般社団法人東京建築士会が連携しており、必要に応じて液状化について無料で相談できる液状化対策アドバイザー制度があります。事前対策、事後対策どちらに対しても相談が可能なので、不安な方はこちらの制度を利用してみるといいかもしれません。

日常生活での防災対策

家庭でできる地震対策

住宅だけではなく、家具家電の転倒、ガラスの飛散防止などの地震対策も重要です。睡眠、食事をとる場所の近くに、タンスなどの大きな家具を置かない、ガラス面に飛散防止フィルムを貼るなどの対策をとることも地震対策に有効なんです。

区内でも、地震や液状化のリスクの高い場所と低い場所がありますが、災害が起こる前に対策をしておけば、被害が最小限に抑えられるかもしれません。対策にはある程度の費用がかかりますが、自宅と自分、そして大切な人の命を守るために、できる限りの対策をしておくことをおすすめします。

情報収集の継続

お住まいの地域が本当に大丈夫であるかは、マップを確認したうえでアドバイザーへ相談をしてみましょう。それに併せて、家具の配置の見直しや防災グッズの購入、避難場所などを確認しておけば、さらに安心できますよね。

世田谷区の地層・地盤の特徴の詳細を知らなかった方にとっては、地震対策をするよい機会になったのではないでしょうか?ボクも調べてみて、改めて地盤の大切さを実感しました。皆さんも、ぜひ一度お住まいの地域の地盤特性を調べてみてくださいね♪

「備えあれば憂いなし」- 日本のことわざ

今日という日を大切に、明日への備えも忘れずに。皆さんの安全で快適な生活を心から願っています!

投稿時のリサーチ結果に基づいて記事を作成していますが、最新情報は公式サイトも必ずご確認ください

注目記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次