こんにちは、『ローカログ』山形県担当ライターのりょうすいです。みなさんは山形県米沢市と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?米沢牛、上杉謙信、そして雪深い城下町…そんな歴史ある街には、実は魅力的なお祭りがたくさんあるんです。
今回は米沢市のお祭りを一覧でご紹介します。春夏秋冬それぞれの季節に彩りを添えるイベントが目白押しなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
米沢市のお祭りは四季を通じて盛りだくさん
米沢市には「米沢四季のまつり」と呼ばれる年間を通したイベント群があります。春には上杉神社を中心とした歴史絵巻、夏には花火や盆踊り、秋には収穫を祝う催し、そして冬には幻想的な雪まつり。どの季節に訪れても、この街ならではのお祭りを楽しめるのが魅力です。
それでは、季節ごとに代表的なお祭りを見ていきましょう。
【春】米沢上杉まつり
毎年4月29日から5月3日にかけて開催される米沢上杉まつりは、米沢を代表する一大イベントです。上杉謙信公を祀る上杉神社と、名君・上杉鷹山公らを祀る松岬神社の春の例大祭に合わせて行われます。
ゴールデンウィーク期間中ということもあって、市内外から多くの観光客が訪れる人気のお祭りなんですよ。わたしも以前足を運んだことがあるのですが、街全体がまつり一色に染まる雰囲気は格別でした。
見どころは川中島合戦の再現!
最終日の5月3日午後に行われる「川中島合戦」は、このお祭り最大のハイライトです。戦国史上最も激しかったとされる上杉軍と武田軍の戦いを、両軍合わせて約700名もの武者たちが再現します。火縄銃の発砲シーンや、上杉謙信公が単騎で武田本陣に斬り込む「三太刀七太刀」の名場面は圧巻ですよ。
会場は松川河川敷。残雪の吾妻山を背景に繰り広げられる合戦絵巻は、まるでタイムスリップしたかのような迫力です。
開幕パレードと武禘式もお見逃しなく
4月29日の開幕パレードでは、市内の舞踊団体や学校、企業グループなどが参加し、色とりどりの衣装で踊り歩きます。華やかな雰囲気で春の訪れを祝う姿に、心がぐっと温かくなります。
また、5月2日夕方に行われる「武禘式(ぶていしき)」も見逃せません。これは上杉謙信公が合戦前に必ず行ったとされる、軍の守護神を招く儀式。赤々と燃えるかがり火の中で約1時間にわたって荘厳に執り行われます。
【夏】よねざわ夏まつりと花火大会
夏の米沢もイベントが盛りだくさん。7月から9月にかけて「よねざわ夏まつり」が開催され、さまざまな催しが行われます。夏らしい熱気とともに、米沢の魅力を存分に味わえる季節です。
小野川温泉ホタル祭り
7月上旬には、米沢の奥座敷と呼ばれる小野川温泉で「ホタル祭り」が開催されます。温泉街近くのほたる公園では、幻想的なホタルの光を眺めることができます。温泉に浸かった後にほっと一息つきながらホタルを観賞する…そんな贅沢な夏の夜を過ごせますよ。
米沢納涼水上花火大会
8月上旬に開催される「米沢納涼水上花火大会」は、2025年で62回目を迎える歴史ある花火大会です。約5,000発の花火が米沢の夜空を彩り、松川河川敷が会場となります。
アトラクションは18時から始まり、花火の打ち上げは19時30分頃からスタート。夏の風物詩として地元の方々にも長く愛されているイベントです。
愛宕の火まつりと米沢花笠まつり
8月1日には愛宕山で「愛宕の火まつり」が行われます。また、夏といえば山形名物の花笠踊り。米沢でも「米沢花笠まつり」が開催され、威勢のよい掛け声とともに踊り手たちが街を練り歩きます。
米沢牛肉まつり
グルメ好きにはたまらないのが「米沢牛肉まつり」です。8月の第1土曜日に開催されるこのイベントでは、七輪を囲んで野外で最高級の米沢牛のすき焼きを堪能できます。完全チケット前売り制なので、参加を希望する方は早めにチェックしてくださいね。
【秋】よねざわ秋まつり
9月末から10月にかけては「よねざわ秋まつり」が開催されます。収穫の季節を祝いながら、歴史と文化に触れられるイベントが続きます。
なせばなる秋まつり
「なせばなる」という言葉は、米沢藩の名君・上杉鷹山公が残した有名な言葉です。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」というフレーズを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。この精神を受け継いだお祭りでは、上杉鷹山公の偉業を称える催しが行われます。
よねざわ戦国花火大会
秋まつりの目玉のひとつが「よねざわ戦国花火大会」です。戦国時代をテーマにした演出が施された花火大会で、迫力満点の打ち上げを楽しめます。夏とはまた違った秋の夜空を彩る花火は、じんわりと心に染みる美しさがあります。
【冬】上杉雪灯篭まつり
米沢の冬を代表するイベントといえば、毎年2月の第2土曜・日曜に開催される「上杉雪灯篭まつり」です。松が岬公園一帯を会場に、約200〜300基の雪灯篭と1,000個以上の雪ぼんぼりに灯がともります。
幻想的な雪あかりの世界
やわらかなろうそくの灯りが揺らめく情景は、まるでメルヘンの世界に迷い込んだかのよう。上杉神社参道周辺が幻想的な雰囲気に包まれ、訪れる人々を魅了します。点灯は17時30分から21時頃まで。寒さを忘れるほど美しい光景が広がります。
市民が手作りする温かいまつり
このお祭りの素敵なところは、雪灯篭や雪像が有志の手作りだということ。米沢市民だけでなく、市外からの参加も可能なんです。制作には最低2日かかりますが、自分だけの雪灯篭でまつりを盛り上げられるのは特別な体験ですよね。
もともとは7名の市民による「雪見の会」から始まったこのお祭り。戦没者の御霊に献灯し、命の尊さと世界の恒久平和を次世代に伝えていきたいという想いが込められています。
そのほかの米沢市のお祭り・イベント
米沢市には、まだまだ魅力的なお祭りがあります。主なものをご紹介しますね。
- 笹野観音十七堂祭(1月17日):笹野観音で行われる伝統的なお祭り
- よねざわ紅花まつり(7月):市内各所で紅花染め体験や紅花料理教室が楽しめる
- 綱木の獅子踊り(秋):約1000年の歴史を持つ伝統神事
- 梓山獅子踊り(秋):上組・下組に分かれて披露される獅子踊り
- YONEZAWA ROCK FES(10月):西條天満公園で開催される音楽フェス
- 保呂羽堂の年越祭(12月):年末に行われる伝統行事
どのお祭りも、米沢の歴史や文化、そして地元の方々の温かさが感じられるものばかりです。
米沢市のお祭りへのアクセス
米沢市へは、JR米沢駅が玄関口となります。山形新幹線を利用すれば東京から約2時間でアクセス可能。お祭り期間中は臨時バスや駐車場が設けられることもありますが、特に上杉まつりや雪灯篭まつりの時期は混雑が予想されるので、公共交通機関の利用がおすすめです。
温泉好きの方は、小野川温泉や白布温泉に宿泊してお祭りを楽しむのもいいですね。わたしも温泉巡りが趣味なので、米沢に行くときは必ず温泉とセットで計画を立てています。
今日の名言
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」
― 上杉鷹山
この言葉は米沢藩中興の祖・上杉鷹山公が残した名言です。何かを成し遂げたいなら、まず行動を起こすことが大切だという教えが込められています。みなさんも、気になるお祭りがあったらぜひ足を運んでみてください。きっと心に残る素敵な思い出ができるはずです 😊

















