こんにちは、『ローカログ』岡山県担当ライターのあつやです。岡山県に住み始めてから、県内各地のお祭りに足を運ぶ機会が増えました。なかでも美作市のお祭り一覧をチェックすると、季節ごとにバラエティ豊かな祭りが開催されていることに驚きます。夏は花火大会、秋は伝統的な祭り、そして冬には独特の奇祭まで。今回は美作市のお祭りを一挙にご紹介しますね♪
美作市の夏祭りは花火が目白押し!
美作市では7月から8月にかけて、各地区で花火大会が開催されます。夏の夜空を彩る大輪の花火は、見ているだけで心がすーっと涼しくなる気がしませんか? お子さん連れのファミリーにも人気のイベントばかりです。
勝田あんこうまつり(7月開催)
「あんこう」という名前を聞くと、深海魚を思い浮かべる方も多いかもしれません。実はこのお祭りの「あんこう」は、美作市北部の梶並川上流域に生息する特別天然記念物オオサンショウウオのこと。地元では昔から「あんこう」と呼ばれていたんです。約800発の花火が夜空を彩り、地元屋台も並んで賑わいます。
美作ふるさと祭り花火大会(7月開催)
湯郷温泉街から北へ約1kmの入田地区で開催される花火大会です。吉野川河川敷から打ち上がる約2,000発の花火は迫力満点! 目の前で開く大輪の花火は、ほかでは味わえない臨場感があります。
夏まつり作東(毎年8月1日開催)
美作市の夏祭りの中でも最大規模を誇るのが、この夏まつり作東です。作東中学校グラウンドを会場に、約3,000発もの花火が打ち上がります。子ども太鼓や吹奏楽の演奏、歌謡ショーなどステージイベントも盛りだくさん。屋台もたくさん並ぶので、夏の思い出づくりにぴったりですね😊
東粟倉ふる里祭り花火大会(8月開催)
愛の村パークで開催されるこのお祭りは、ロケーションが最高なんです。県下最高峰の後山山麓という立地で、約2,000発の花火が夜空を彩ります。ベルピール自然公園など、場所によっては花火を見下ろすこともできるとか。あわくら太鼓やうらじゃ踊りなど、ステージイベントも楽しめます。
商工会夏まつりin武蔵(7月開催)
宮本武蔵の生誕地として知られる「武蔵の里」で開催される地元ならではの夏祭りです。かき氷や焼きそばなどの屋台が並び、フィナーレには約400発の花火も打ち上がります。規模はコンパクトですが、地域の温かさがじんわり伝わってくるお祭りです。
英田ふれあいふる里まつり(秋開催に変更)
もともと夏に開催されていましたが、近年は初秋の開催に変更されています。英田多目的グラウンドが会場で、約1,100発の花火がフィナーレを飾ります。お楽しみ抽選会や夜店も並び、家族で楽しめる内容になっています。
美作市の秋祭りは伝統行事が盛りだくさん
秋になると、美作市では歴史ある伝統的な祭りが各地で開催されます。金糸銀糸の衣装をまとった担ぎ手たちの勇壮な姿は、見ているこちらまで力がみなぎってくる感覚に。
大原秋祭り(10月第2土日開催)
宮本武蔵の誕生地として知られる大原地区で行われる秋祭りです。「宵宮」と「本宮」の2日間にわたり開催されます。大屋台(おおやたい)と呼ばれる神輿を担ぎ、かつての宿場町として知られる古町~中町西~中町東~下町を練り歩く姿は圧巻です。
宵宮では大屋台がライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気が町を包みます。地響きする大太鼓と男たちの怒濤の声が響き渡り、見ている側も思わず拳を握りしめてしまいますね。智頭急行大原駅から徒歩約5分とアクセスも良好です。
天曳神社秋季大祭・宮原獅子舞(10月第2土日開催)
美作市宮原の天曳神社で奉納される宮原獅子舞は、岡山県指定重要無形民俗文化財に認定されています。約300年前に播州赤穂より伝わったといわれる歴史ある獅子舞です。
笛や太鼓の囃子にあわせて、天狗、踊り子、ひょっとこ、お多福など個性豊かなキャラクターが登場。全18演目の神楽が伝わっており、神輿も練り歩く華やかな伝統芸能を楽しめます。
梶並神社当人祭(10月第1土曜開催)
約1,400年の歴史を持つ梶並神社で行われる奇祭です。岡山県重要無形民俗文化財に指定されています。「当人様」と呼ばれる生き神様が、参道にひれ伏した参拝者の背中をまたいでゆきます。またがれた者はその一年無病息災であるといわれています。
早朝5時の「清め」から始まり、深夜まで続く神聖な儀式。笛太鼓、鉄砲隊などの行列も見どころです。ただし近年は人口減少の影響で開催が難しくなっているそう。地域の伝統を守り続けることの大切さを考えさせられますね。
春と冬にも注目のお祭りがあります
美作市のお祭りは夏と秋だけではありません。春や冬にも魅力的な行事が開催されています。
長福寺虚空蔵大祭/十三まいり(毎年4月開催)
250年の伝統を持つ虚空蔵大祭(こくうぞうたいさい)は、別名「十三まいり」と呼ばれています。13歳のお子さんの厄払いと知業成就を願うお祭りです。進学成就や交通安全、家内安全にもご利益があるといわれています。お子さんの節目に訪れる方も多いようです。
安養寺会陽(2月第2土曜開催)
西日本播磨美作七福神の1つである安養寺で行われる会陽(えよう)。裸祭りとしては県下最古級の約800年の歴史を持つ伝統的な奇祭です。縁起の良いお札を取り合ったのが始まりとされ、大人会陽のほか子ども会陽も開催されます。
大芦高原 初日の出まつり(1月1日開催)
新年を迎えるなら、大芦高原の高台から初日の出を拝むのはいかがでしょうか。来場者にはあたたかい飲み物がふるまわれるそうです。澄んだ空気の中で見る日の出は、一年の始まりにふさわしい清々しさがあります。
湯郷温泉街でも季節のイベントが充実
美作市といえば湯郷温泉も外せませんよね。温泉街では年間を通じてさまざまなイベントが開催されています。
- 湯郷温泉ホタル祭り(6月):清流に乱舞するホタルの幻想的な光を楽しめます
- 湯郷温泉土用の丑まつり:土用の丑の日に温泉に浸かると一年無病息災という言い伝えがあります
- 湯郷温泉雛まつり(2月~3月):温泉街のホテルや店舗にお雛様が展示されます
- ゆのごうマルシェ(毎月第3日曜):地元産の野菜や果物、軽食を楽しめるイベントです
- 湯郷イルミネーション(冬季):ゆ~らぎ橋がLEDでライトアップされます
温泉でゆっくり癒されながら、季節のイベントも楽しめるのが湯郷温泉の魅力です。
美作市のお祭りを楽しむポイント
最後に、美作市のお祭りを存分に楽しむためのポイントをお伝えしますね。
- 夏の花火大会は会場周辺が混雑するため、公共交通機関の利用がおすすめです
- 秋祭りは2日間開催のものが多いので、宵宮と本宮の両方を楽しむプランも良いですね
- 伝統行事は開催日が変更になる場合があるため、事前に公式サイトで確認を
- 湯郷温泉に宿泊すれば、お祭りと温泉を両方楽しめます
美作市は岡山県北部に位置し、豊かな自然と歴史ある伝統文化が残る魅力的なエリアです。宮本武蔵の生誕地としても知られ、観光スポットも充実しています。お祭りをきっかけに、ぜひ美作市を訪れてみてはいかがでしょうか。
「夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る」― 宮本武蔵
美作市ゆかりの剣豪・宮本武蔵の言葉を、今日の名言としてお届けします。お祭りに夢中になって楽しむ時間、そんな瞬間を大切にしたいですね。みなさんもぜひ、美作市のお祭りで素敵な思い出をつくってください✨


















