みなさん、こんにちは!『ローカログ』茨城県担当ライターのわたし、よしとです。今回は水郷の街・潮来市で開催される年間のお祭りやイベントについて、じっくりとご紹介していきますね。潮来市といえば、あやめまつりが有名ですが、実は一年を通して魅力的な祭礼やイベントが盛りだくさんなんです♪
わたしも家族で何度も訪れていますが、潮来市のお祭りはどれも地域の温かさを感じられる素晴らしいものばかり。息子も毎年楽しみにしている祭りがたくさんあります。今回は、潮来市のお祭り一覧を季節ごとにまとめてみました。ぜひ参考にして、ご家族やお友達と一緒に足を運んでみてくださいね。
春の訪れを告げる桜まつりとあやめまつり
春の潮来市といえば、まず外せないのが権現山公園桜まつりです。4月上旬に開催されるこのお祭りは、霞ヶ浦を一望できる絶景スポットで行われます。ソメイヨシノや八重桜など約250本の桜が咲き誇る光景は、まさに圧巻の一言!
権現山公園は茨城百景にも選ばれている眺望の良い場所で、潮来市で一番の花見スポットとなっています。期間中は夜9時までライトアップも実施され、幻想的な夜桜を楽しむことができます。わたしも毎年家族で訪れますが、息子は夜桜のライトアップを見て「お花が光ってる!」と大興奮でした。
そして5月下旬からは、潮来市を代表するビッグイベント第74回水郷潮来あやめまつりが始まります。2025年は5月23日から6月22日までの開催が決定しています。水郷潮来あやめ園には約500種類、100万株ものあやめ(花菖蒲)が植えられており、見頃を迎えると一面が紫や白、ピンクの花で彩られます。
あやめまつりの見どころは、なんといっても「嫁入り舟」です。水郷ならではの風情を感じられるこのイベントは、期間中の水曜日、土曜日、日曜日に運航されます。ほかにもあやめ踊りの披露やろ舟運航など、水郷情緒あふれるイベントが目白押し。例年80万人を超える観光客が訪れる、茨城県を代表するお祭りです。
夏本番!潮来の伝統祭礼が続々開催
夏の潮来市は、まさにお祭りシーズンの本番を迎えます。7月最終日曜日には、約350年の歴史を誇る延方相撲が鹿嶋吉田神社で開催されます。寛文13年(1673年)から続くこの相撲祭は、県の無形民俗文化財に指定されている貴重な伝統行事です。
延方相撲の魅力は、古式ゆかしい取り組みにあります。「二番勝負」「一番勝負」「新手二人がかり」「小三番」「大三番」など、江戸勧進相撲の格式を今に伝える48番の取り組みが奉納されます。そして何より人気なのが、地元の子どもたちによる「花相撲」!小さな力士たちが一生懸命に相撲を取る姿は、観客から温かい声援と拍手を浴びます。
8月に入ると、潮来市最大の祭礼潮来祇園祭禮が開催されます。8月第1金曜日から3日間にわたって行われるこのお祭りは、天王山に鎮座する素鵞熊野神社の例大祭で、なんと800年以上の歴史と伝統があるんです。総数14台もの豪華絢爛な山車が、潮来囃子の音色とともに街を練り歩く様子は圧巻です。
山車には日本武尊や天照大神などの歴史上の人物を模した大人形が飾られ、その高さは4メートル以上にもなります。山車のうち3台は県指定文化財、潮来囃子は県指定無形民俗文化財に指定されているという、まさに文化的価値の高いお祭りです。潮来の夏の風物詩として、地元の人々に愛され続けています。
幻想的な万燈会と花火大会
8月11日から12日にかけては、奈良薬師寺東関東別院水雲山潮音寺で万燈会(まんとうえ)が開催されます。約1万本のろうそくに火をともして先祖や父母に感謝するこのイベントは、宗派や宗教の枠を超えて誰もが参加できる行事です。
夕方から境内に並べられた1万本のろうそくに火がともされると、そこはまるで別世界。幽玄な光の世界が広がり、訪れる人々の心を癒してくれます。わたしも初めて訪れたときは、その幻想的な光景に言葉を失いました。静かな境内に揺らめく無数の炎は、じんわりと心に染み入る美しさがあります。
秋の訪れとともに楽しむ祭りとイベント
9月下旬になると、水郷潮来月まつりが前川周辺で開催されます。秋の夜長を楽しむこのイベントでは、前川あやめ園がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。月明かりと灯りが水面に映る様子は、まさに水郷ならではの風景です。
10月上旬には、上戸川コスモス団地で約6ヘクタールの畑が一千万本のコスモスで埋め尽くされます。ピンク色に染まった一面のコスモス畑は、秋の潮来市の隠れた名所。花が咲きそろう頃には摘み取りが自由になるので、秋のお土産にぴったりです◎
そして10月18日には、第47回水郷潮来花火大会が水郷北斎公園で開催されます。約3,000発の花火が水郷の夜空を彩るこのイベントは、水上から打ち上げられる花火を間近で楽しめるのが特徴。特に水中スターマインは必見で、水面に映る花火と空に咲く花火のコラボレーションは息をのむ美しさです。
秋から冬にかけての伝統行事
11月23日には、国神神社で県指定無形民俗文化財の上戸の獅子舞が奉納されます。応永2年(1395年)に氏子が三体の獅子を寄進したことから始まったこの獅子舞は、五穀豊穣を願う神事として代々受け継がれています。
雄獅子、雌獅子、中獅子の三体の獅子が、笛と太鼓の音に合わせて勇壮な舞を披露します。この獅子舞は県内でも猿島郡境町と久慈郡大子町にしか伝わらない貴重なもので、地区の嫡男によって運営される獅子舞保存会が伝統を守り続けています。
各地区の祭礼も見逃せない!
潮来市には、ここまでご紹介した大きなお祭り以外にも、各地区で開催される祭礼がたくさんあります。例えば、4月上旬の大生殿神社例大祭(大生地区)や金刀比羅神社祭礼(永山地区)、5月下旬の大六天王様(小泉地区)など、地域に根ざした伝統行事が数多く残されています。
夏になると、各地区で祇園祭が開催されます。
- 7月中旬:八坂神社祭礼(堀之内地区)
- 7月下旬:八坂神社祭礼(水原地区)
- 7月下旬:素鵞神社祭礼(芝宿地区)
- 7月下旬:諏訪神社祭礼(横須賀地区)
- 7月下旬:日の出祇園祭(日の出地区)
- 7月下旬:硯宮神社祭礼(辻地区)
- 8月上旬:下田祇園祭(下田地区)
これらの地区の祭礼も、それぞれに特色があって見応えがあります。特に山車を持つ地区では、潮来祇園祭禮に負けない豪華な山車が街を練り歩きます。地元の人々が大切に守り続けてきた伝統を、ぜひ肌で感じてみてください!
潮来市のお祭りを楽しむコツ
潮来市のお祭りを存分に楽しむには、事前の準備が大切です。特に大きなイベントでは駐車場が混雑することが多いので、公共交通機関の利用がおすすめ。JR潮来駅からタクシーやシャトルバスを利用すると、スムーズに会場へアクセスできます。
また、お祭りの開催日程は天候などによって変更になることもあります。訪れる前には、潮来市の公式ホームページや観光協会のサイトで最新情報をチェックすることをお忘れなく。特に花火大会は順延の可能性もあるので、天気予報もあわせて確認しておくと安心です。
潮来市のお祭りは、どれも地域の人々の温かさと伝統を感じられる素晴らしいものばかり。わたしも取材で何度も訪れていますが、そのたびに新しい発見があります。ぜひみなさんも、潮来市のお祭りで素敵な思い出を作ってくださいね♪
「伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない」-グスタフ・マーラー
潮来市のお祭りは、まさにこの言葉通り、先人たちから受け継いだ「火」を大切に守りながら、新しい世代へとつないでいく素晴らしい文化です。みなさんもぜひ、その炎の温かさを感じに潮来市へ足を運んでみてください。きっと心に残る体験が待っていますよ!


















