こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。最近、世田谷区で百日咳の流行が続いているという話を耳にして、ボク自身も3人の子どもを持つ親として、とても気になっています。皆さんも同じような心配をお持ちではないでしょうか?
実は世田谷区では、ここ数年間にわたって百日咳の患者数が増加傾向にあり、特に学童期のお子さんを中心に感染が広がっているんです。咳が長く続く病気として知られている百日咳ですが、実際にはどのような症状があり、どう対処すればよいのか、詳しく調べてみました♪
世田谷区における百日咳の流行状況
世田谷区では2018年に大きな流行があり、その年だけで199例もの百日咳患者が報告されました。この数字を見ると、決して珍しい病気ではないことがよく分かりますよね。特に注目すべきは、5歳から9歳の学童期の子どもたちが最も多く感染しているという点です。
流行のピークは6月頃から始まることが多く、夏休み明けの時期にかけて患者数が増加する傾向があります。これは学校や保育園といった集団生活の場での感染拡大が主な原因と考えられています。
さらに心配なのは、集団感染の事例も複数確認されていることです。同じ保育園で複数の園児が感染したり、小学校内で19例もの患者が発生したケースもありました。こうした状況を見ると、日頃からの予防対策がいかに大切かということが分かります。
百日咳ってどんな病気?基本的な知識をチェック
百日咳は百日咳菌という細菌によって引き起こされる感染症で、主に呼吸器系に症状が現れます。名前の通り、長期間にわたって咳が続くのが特徴的な病気なんです。
感染経路は飛沫感染や接触感染で、普通の風邪と同じように人から人へとうつっていきます。潜伏期間は通常7日から10日程度ですが、6日から21日と幅があります。どの年齢でも感染する可能性がありますが、特に乳幼児では重症化しやすいため注意が必要です。
百日咳の症状の進行パターン
百日咳の症状は、大きく3つの段階に分けて考えることができます。まず最初のカタル期では、普通の風邪のような症状から始まります。鼻水や軽い咳、微熱といった症状が約2週間続くため、この段階では百日咳だと気づかないことも多いんです。
次の痙咳期になると、特徴的な激しい咳が始まります。短い咳が連続的に起こり、息を吸うときに笛のような音が聞こえるのが百日咳の典型的な症状です。この咳は夜間に特にひどくなり、咳き込みすぎて嘔吐してしまうこともあります。
最後の回復期では、徐々に咳の回数や強さが減っていき、約2週間程度で症状が落ち着いてきます。ただし、完全に咳がなくなるまでには数ヶ月かかることもあるため、長期戦を覚悟する必要があります。
特に注意が必要な乳幼児の百日咳
世田谷区で報告された0歳児の百日咳患者は6例あり、そのうち3例が入院治療を受けました。幸い全員が軽快しましたが、乳幼児の百日咳は時として命に関わる重篤な状態になることがあります。
乳児の場合、典型的な咳よりも無呼吸発作が起こることが多く、呼吸が止まってしまう危険性があります。また、低酸素血症からけいれんや脳症を引き起こすこともあるため、早期の診断と治療が極めて重要です。
推定感染源を調べてみると、ほとんどのケースで家族や身近な接触者に長引く咳などの症状が先行していました。つまり、大人が軽症の百日咳にかかっていることに気づかずに、赤ちゃんにうつしてしまうパターンが多いということです。
百日咳の診断と検査方法
百日咳の診断には、主に遺伝子検査(LAMP法)が使用されます。インフルエンザの検査と同じように、鼻に細い棒を入れて検体を採取する方法です。結果が出るまでには2日から4日程度かかります。
また、血液検査で百日咳の抗体を測定することもありますが、この場合は回復期にもう一度検査を行う必要があることが多いため、時間がかかってしまいます。
百日咳と診断された場合、感染症法に基づいて保健所への全例報告が義務付けられています。そのため、予防接種歴や感染経路について詳しく聞かれることになります。
百日咳の治療法と薬について
百日咳の治療には、マクロライド系の抗生剤が使用されます。具体的には、エリスロマイシン、クラリスロマイシン、アジスロマイシンなどの薬が処方されます。
ただし、多くの場合は長引く咳で発見されるため、抗生剤を服用しても咳の症状が劇的に改善することは期待できません。抗生剤の主な目的は、周囲への感染拡大を防ぐことにあります。
薬の服用期間は、エリスロマイシンなら14日間、クラリスロマイシンなら7日間、アジスロマイシンなら3日間となっています。医師の指示に従って、最後まできちんと服用することが大切です。
予防接種と免疫について知っておこう
百日咳の予防には、3種混合ワクチン(DPT)または4種混合ワクチン(DPT-IPV)の接種が有効です。乳児期に定期接種として行われるため、多くのお子さんが接種を受けています。
しかし、ワクチンを接種していても4歳から6歳頃には抗体価が低下してしまうため、再び感染しやすくなってしまいます。そのため、日本小児科学会では5歳から6歳での追加接種を推奨しています。
また、11歳から12歳で接種する2種混合ワクチン(DT)についても、将来的には百日咳を含む3種混合ワクチンに変更される予定です。現在でも任意接種として3種混合ワクチンを受けることは可能ですので、かかりつけ医に相談してみてください。
家庭でできる感染予防対策
百日咳の感染を防ぐためには、日常生活での予防対策が重要です。まず基本となるのは、手洗いとうがいの徹底です。外出から帰ったときや食事の前には、必ず石鹸を使って丁寧に手を洗いましょう。
また、咳エチケットも大切な予防策の一つです。咳やくしゃみをするときは、ティッシュやハンカチ、袖で口と鼻を覆うようにしてください。使用したティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、その後は手洗いを忘れずに行いましょう。
家族の中に長引く咳をしている人がいる場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。特に乳幼児がいる家庭では、大人の軽症の百日咳が見逃されがちなので注意が必要です。
学校や保育園での対応について
百日咳と診断された場合、抗生剤治療を開始してから5日経過すれば登園・登校が可能になります。ただし、医師の許可が出るまでは自宅で安静にしていることが大切です。
世田谷区では、集団感染の発生を受けて教育委員会や保育課と連携し、全施設への注意喚起を行っています。また、区医師会や学校医への情報提供も積極的に行われており、早期発見・早期治療につながる体制が整えられています。
お子さんが通っている学校や保育園で百日咳の患者が発生した場合は、施設からの指示に従って適切な対応を取るようにしてください。
世田谷区内の医療機関情報
世田谷区内には百日咳の診療を行っている小児科クリニックが多数あります。長引く咳や発熱などの症状がある場合は、早めにかかりつけ医を受診することが大切です。
特に乳幼児の場合は、症状が急激に悪化することもあるため、夜間や休日でも対応してくれる医療機関を事前に確認しておくと安心です。世田谷区では夜間・休日診療所も設置されているので、緊急時には利用を検討してください。
また、百日咳の検査には数日かかることがあるため、結果が出るまでの間も他の人への感染を防ぐための配慮が必要です。マスクの着用や人混みを避けるなど、基本的な感染対策を心がけましょう。
まとめ:家族みんなで百日咳から身を守ろう
世田谷区で百日咳の流行が続いている現状を踏まえ、皆さんにはぜひ正しい知識を持って予防に取り組んでいただきたいと思います。特に小さなお子さんがいるご家庭では、大人も含めて家族全員で感染対策を行うことが重要です。
長引く咳があるときは「ただの風邪」と軽く考えずに、早めに医療機関を受診してください。早期診断・早期治療が、お子さんの健康を守るだけでなく、地域全体での感染拡大防止にもつながります。
ボクたち親世代ができることは、正しい情報を共有し、お互いに支え合いながら子どもたちの健康を守っていくことです。思い立ったが吉日!今日から家族みんなで百日咳対策を始めてみませんか?
「予防は治療に勝る」- ベンジャミン・フランクリン
皆さん、日々の小さな予防対策が大きな安心につながります。家族の健康を守るために、今日からできることを一つずつ始めていきましょう♪


















