こんにちは、『ローカログ』岡山県担当ライターのあつやです。みなさん、浅口市ってどんなイベントやお祭りがあるかご存知ですか? 瀬戸内海に面した穏やかな町並みが魅力の浅口市には、実は季節ごとにさまざまなお祭りが開催されているんです。今回は浅口市のお祭り一覧を、春夏秋冬それぞれの見どころとともにご紹介していきます。
地元の方はもちろん、岡山県外からお越しの方にもぜひ知っていただきたい行事ばかり。夏の夜空を彩る花火から、歴史ある神社の伝統神事まで、浅口市ならではの魅力がぎゅっと詰まっていますよ。
春のイベント|金光植木まつり
浅口市の春を代表するのが「金光植木まつり」です。毎年4月下旬から5月上旬にかけて、金光町植木協同組合を会場に開催されます。金光町は古くから植木の産地として知られており、会場にはさまざまな種類の植木がずらりと並びます。
植木だけでなく、花や果樹苗なども販売されており、ガーデニング好きの方にはたまらないイベント。じっくり眺めながら歩くだけでも、心がすーっと落ち着く時間になりますよ。お気に入りの一鉢を見つけて、おうちの庭やベランダに春を迎えてみてはいかがでしょうか 🌸
夏から秋へ|あさくち花火大会
浅口市の夏といえば「あさくち花火大会」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。2010年に浅口市発足5周年を記念してスタートし、毎年約2万人もの来場者が訪れる人気イベントです。打ち上げ数は約3,000発で、瀬戸内の夜空を鮮やかに染め上げます。
じつは2025年から大きな変更がありました。これまでは8月の開催でしたが、熱中症や台風による中止リスクを避けるため、2025年は11月1日に開催されることになったんです。会場は変わらず寄島町の三ツ山スポーツ公園周辺。涼しい秋の夜空に咲く花火、これはこれで趣がありますよね。
花火の打ち上げ前には、地域物産展やステージイベントも行われます。早めに会場入りして、地元グルメを楽しみながら待つのもおすすめです。当日は交通規制があるので、係員の指示に従ってお越しくださいね。
秋のお祭り|伝統神事と自然の彩り
大浦神社 秋季例大祭(競馬神事)
浅口市寄島町に鎮座する大浦神社では、毎年10月に秋季例大祭が執り行われます。この祭りの最大の見どころは「競馬神事」。1559年(永禄2年)、三郎島にあった八幡宮を大浦の地へ遷座した際、40頭もの駿馬を神馬として祭列に参加させたことに始まると伝えられています。
戦国時代から現代まで脈々と受け継がれてきた貴重な伝統行事で、岡山県内でも特筆すべき無形民俗文化財のひとつです。2019年には本殿や拝殿、鳥居が国の有形文化財に登録されました。歴史好きの方には、ぜひ一度足を運んでいただきたい神事です。
おわけ祭り
鴨方町小坂東に鎮座する神社で行われる「おわけ祭り」も、浅口市指定の無形民俗文化財として知られています。例大祭に先立って執り行われるこの祭りは、青竹を神の降臨する依代として用いる、起源の古い民俗的な行事。先人たちの信仰の深さがじんわりと伝わってくるような、厳かな雰囲気に包まれます。
アッケシソウ祭り
秋には自然の美しさを楽しめるイベントもあります。10月中旬ごろ、寄島干拓地では「アッケシソウ祭り」が開催されます。アッケシソウは塩湿地に生育する塩性植物で、なんと本州唯一の自生地がここ浅口市なんです。紅葉の時期には一面が赤く染まり、まるで赤いじゅうたんを敷き詰めたような幻想的な光景が広がります。
期間中は「アッケシソウを守る会」の会員による現地ガイドも行われています。絶滅が危惧される貴重な植物を間近で観察できる、またとない機会ですよ。
冬のイベント|よりしま海と魚の祭典
寒い季節にほっこりあたたまるイベントが「よりしま海と魚の祭典」です。毎年2月の第1日曜日に、三ツ山スポーツ公園で開催されます。瀬戸内海の恵みをたっぷり味わえるこの祭典では、新鮮な鮮魚や寄島カキなどの海産物が販売されます。
海産物だけでなく、地元の野菜や果物、地場産業品なども並び、まさに浅口市の魅力が凝縮されたお祭り。ステージアトラクションも楽しめるので、家族連れでお出かけするのにぴったりです 😊
年間を通じて楽しめるイベント
浅口マルシェ
ふるさとかもがたプラザ(ビッグハット)では、年に数回「浅口マルシェ」が開催されています。軽食やスイーツの販売、リラクゼーションブースなど、地元のお店がたくさん出店。ふらっと立ち寄って、お気に入りの一品を探すのも楽しいですよ。
浅口まるごと産業祭
秋には「浅口まるごと産業祭」も開催されます。浅口市と里庄町の商工会会員事業所が50団体以上出展し、地域のいいものが一堂に会する賑やかなイベント。ステージイベントやグルメコーナーもあり、一日中楽しめます。
浅口市総合文化祭
10月中旬には、市内3会場で「浅口市総合文化祭」が開かれます。作品の展示や芸能発表、体験コーナーにバザーと、地域の文化活動を存分に感じられる催しです。
伝統芸能|吉備神楽とひがさき踊り
浅口市には、お祭りの場で奉納される伝統芸能も息づいています。「吉備神楽」は江戸時代中期から継承されてきた神楽で、荒神祭で5年または6年ごとに盛大に奉納されます。岩戸開き、国譲り、大蛇退治といった神代神楽の演目が披露され、独特の太鼓の叩き方も見どころのひとつ。
「ひがさき踊り」は金光町と鴨方町でそれぞれ伝承されている民俗芸能です。金光町のものは1524年に諏訪大社の分霊を勧請した際、五穀豊穣を祈願して踊られたのが起源とされています。鴨方町のものは雨乞いの踊りで、農民たちの切なる願いが込められているとか。どちらもゆったりとした独特のリズムが印象的です。
浅口市のお祭りを楽しむポイント
浅口市のお祭りを満喫するために、いくつかポイントをまとめておきますね。
- あさくち花火大会は2025年から11月開催に変更。涼しい時期にゆっくり楽しめます
- 大浦神社の競馬神事は10月。歴史ある神事を間近で見られる貴重な機会です
- アッケシソウ祭りは10月中旬。本州唯一の自生地で紅葉した姿を観察できます
- よりしま海と魚の祭典は2月。寄島カキなど冬の味覚を堪能できます
- 各イベントの詳細な日程は、浅口市観光協会や市の公式サイトで事前にチェックを
アクセスは山陽自動車道鴨方ICから車で各会場へ向かうのが便利です。JR鴨方駅や里庄駅からはタクシーを利用する方法もありますよ。
おわりに
浅口市のお祭り一覧、いかがでしたか? 季節ごとに彩りの異なる行事が並び、何度訪れても新しい発見がありそうですよね。わたし自身、岡山県内であちこち転勤を経験してきましたが、こうして地域のお祭りを調べてみると、その土地ならではの歴史や文化が見えてきて、ますます愛着が湧いてきます 📷
みなさんも気になるお祭りがあったら、ぜひ足を運んでみてください。瀬戸内の穏やかな空気の中で、ほっとひと息つける時間が待っていますよ。
「人生で大切なのは、何を得たかではなく、何を体験したかである。」― 作者不詳
今日の名言は、まさに旅やお祭りを楽しむ心を思い出させてくれる言葉ですね。日々の忙しさから少し離れて、地域のお祭りに出かけてみる――そんな小さな冒険が、きっとみなさんの毎日をちょっぴり豊かにしてくれるはずです。それでは、また次の記事でお会いしましょう!


















