こんにちは、みなさん!『ローカログ』栃木県担当ライターのゆたきです。週末になると家族で地域のお祭りやイベントを巡るのが楽しみなわたしですが、今日は栃木県さくら市の魅力あふれるお祭りを一挙にご紹介します。
さくら市には460年以上続く伝統祭りから、現代的な花火大会まで、一年を通して心がほっこり温まるイベントがたくさん。息子と一緒に「今度はどこのお祭りに行こうか?」と地図を見ながらワクワクしている今日この頃です。
それでは、さくら市のお祭りを季節ごとに詳しく見ていきましょう。きっとみなさんも「これは行ってみたい!」と思うお祭りが見つかるはずです♪
春の訪れを告げる桜の祭典
氏家ゆうゆうパーク桜まつり
さくら市の春といえば、鬼怒川沿い1,560メートルの桜づつみに約500本のソメイヨシノが咲き誇る氏家ゆうゆうパークの桜まつりが有名です。例年3月22日頃から4月20日まで開催され、期間中は夜6時からライトアップも実施されます。
わたしも毎年家族で訪れていますが、桜のトンネルを歩いていると、まるで別世界に迷い込んだような感覚になります。週末には多くのキッチンカーが出店し、桜餅や焼きそばなどを楽しみながら花見ができるのも魅力の一つです。
駐車場は360台分ありますが、満開の週末は午前中には満車になることも。朝8時頃に到着すれば、比較的スムーズに駐車できますよ。公共交通機関を利用する場合は、JR氏家駅から徒歩約15分です。
知る人ぞ知る桜の名所たち
早乙女の桜並木は地元の人に愛される穴場スポット。観光客が少ないので、ゆったりと桜を楽しめます。また、草川の枝垂れ桜は樹齢数百年の古木で、その優美な姿は一見の価値があります。
喜連川地区のお丸山公園も桜の名所として知られ、高台からの眺望と桜のコラボレーションが素晴らしいです。荒川桜づつみも穴場的な存在で、川沿いをのんびり散策しながら桜を楽しめます。
熱い夏を彩る伝統の祭り
喜連川天王祭(7月最終土曜日)
さくら市の夏祭りの代表格、喜連川天王祭は460年以上の歴史を誇る由緒あるお祭りです。毎年7月の最終土曜日に開催され、朝10時から夜11時30分まで町中が祭り一色に染まります。
最大の見どころは「あばれみこし」と呼ばれる勇壮な神輿渡御。多くの若衆が激しくもみ合いながら神輿を担ぐ様子は、他では見られない迫力があります。午後4時から始まる神輿渡御は、夜遅くまで続き、担ぎ手たちの熱気が町中に溢れます。
「百物行列」では江戸時代の装束に身を包んだ人々が厳かに練り歩き、「屋台(お囃子)」では伝統的な音色が祭りを盛り上げます。喜連川中央商店街は午後2時から夜11時まで通行止めとなり、露店も多数出店します。
氏家商工まつり(7月19日・20日)
氏家地区の夏の風物詩「氏家商工まつり」は、毎年7月19日と20日の2日間開催されます。初日の午後3時50分から石町市営駐車場で開会式が行われ、その後子供みこしやお囃子が駅前通りから大通りの歩行者天国を練り歩きます。
地元商店街が総出で盛り上げるこのお祭りは、アットホームな雰囲気が魅力。阿波踊りなども披露され、見物客も一緒になって楽しむことができます。露店では地元の特産品も販売され、さくら市の味覚を楽しめます。
氏家天王祭(八坂神社)
氏家地区の八坂神社で行われる天王祭も、氏家の夏の一番大きな祭りとして親しまれています。喜連川天王祭とはまた違った趣があり、地域に根ざした伝統行事として大切に守り継がれています。
うじいえ納涼彩(8月)
今年で20年目を迎える「うじいえ納涼彩」は、氏家駅前を舞台にした現代的な夏祭りです。夕焼けバザールでは縁日風のテントショップが立ち並び、子供たちが目を輝かせながら金魚すくいや射的を楽しんでいます。
さくら童里夢フェスタでは、地元のダンスグループや音楽バンドがパフォーマンスを披露。夕暮れ時からは創作灯ろうコンテストが始まり、さくらスクエアが幻想的な光に包まれます。地元企業や学校が制作した個性的な灯ろうは、どれも力作揃いです。
実りの秋を祝う多彩なイベント
きつれ川きつねの嫁入り(10月26日)
さくら市でも特にユニークなイベント「きつれ川きつねの嫁入り」は、今年で8回目を迎えます。狐のメイクをした花嫁花婿3組が、親戚縁者や一般参加者と共に喜連川商店街を練り歩く様子は、まるで昔話の世界が現実になったようです。
このイベントの由来は興味深く、昔きつれ川には多くの狐が棲んでいて「きつね川」と呼ばれていたという言い伝えがあります。春と秋の陽気のいい時季には、山裾の道なりに赤い火が点々と灯り、ついては消え、消えてはつく幻想的な光景が見られたとか。
- 花嫁花婿参加:1組20,000円(応募多数の場合は抽選)
- 一般行列参加:大人2,000円
- 中高生:1,000円
- 小学生以下:無料
参加者には食事や抹茶のサービスもあり、午後1時30分から4時20分まで楽しめます。喜連川小学校の校庭に約400台の駐車場が用意されています。
ゆめ!さくら博&福祉まつり(10月18日・19日)
市民参加型の学びと福祉のお祭り「ゆめ!さくら博&福祉まつり」は、氏家公民館で午前10時から午後2時まで開催されます。「つなげよう地域のわ!広げよう学びのわ」をテーマに、地域の団体や施設が一堂に会します。
バルーンアート体験、ニュースポーツ体験、防災体験、ビーズ小物作りなど、体験コーナーが充実。わたしも昨年息子と参加しましたが、特に防災体験では地震の揺れを体感できる起震車が印象的でした。
福祉施設の方々による手作り品の販売もあり、温かみのある作品を購入することで地域貢献にもつながります。子供から高齢者まで、誰もが楽しめる内容になっています。
大公孫樹祭(11月中旬)
今宮神社の境内にそびえる樹齢700年、高さ25メートルの大イチョウは、さくら市指定天然記念物です。11月15日頃から約1週間、午後5時から9時までライトアップが行われ、黄金色に輝く姿は圧巻です。
期間中は「イチョウノカフェ」も開催され、温かいコーヒーを飲みながら幻想的な景色を楽しめます。わたしも毎年訪れていますが、ライトアップされた大イチョウの下で過ごす時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる特別なひとときです。
駐車場は70台分、大型バス5台分が用意されています。週末の夜は混雑するので、平日の訪問がおすすめです。
きつれ川花火大会(11月8日)
さくら市市制20周年記念として開催される「きつれ川花火大会」は、11月という珍しい時期の花火大会です。午後12時からステージショーが始まり、午後6時から約1時間、5,000発の花火が夜空を彩ります。
四方を山に囲まれた喜連川での打ち上げは、音が山にこだまして迫力満点。尺玉の大輪と豪華スターマインのコラボレーションは、花火師も絶賛する素晴らしさです。例年約25,000人が訪れる人気イベントなので、早めの場所取りが必要です。
歴史と文化を感じる特別なスポット
勝山城跡と勝山公園
鬼怒川を見下ろす断崖に築かれた勝山城は、鎌倉時代末頃に氏家氏によって築城され、約300年の歴史を持ちます。現在は勝山公園として整備され、本丸跡からは鬼怒川の雄大な景色を一望できます。
勝山パークブリッジには「むすびの鐘」があり、恋人たちが願いを唱えて2人で鳴らすと幸せになれるという言い伝えがあります。春には橋の先に広がる1,560メートルの桜づつみが美しく、デートスポットとしても人気です。
アクセス情報とおすすめ回り方
さくら市へはJR宇都宮線の氏家駅が玄関口となります。東京から約1時間30分、宇都宮から約15分とアクセスも良好です。喜連川地区へは氏家駅から関東バス馬頭車庫行きで約15分、「連城橋」バス停下車が便利です。
車でのアクセスは、東北自動車道矢板ICから約20分、宇都宮ICから約30分です。各イベント会場には臨時駐車場が設けられますが、人気イベントの際は公共交通機関の利用も検討してみてください。
季節を通じて楽しめるさくら市
さくら市のお祭り・イベントを一挙にご紹介してきましたが、いかがでしたか?春の桜まつりから始まり、夏の伝統祭り、秋の収穫祭、そして締めくくりの花火大会まで、一年を通して楽しめるイベントが満載です。
どのお祭りも地域の人々の温かさと、歴史や文化への愛着を感じられる素敵なイベントばかり。わたしも家族と一緒に、これからもさくら市のお祭りを巡って、地域の魅力を発見していきたいと思います。
みなさんもぜひ、さくら市のお祭りに足を運んでみてください。きっと心がじんわり温まる、素敵な思い出ができるはずです!
「祭りは、民衆の生きる喜びと感謝の表現である」
– 民俗学者・宮本常一
地域のお祭りに参加することで、その土地の歴史や文化、人々の思いに触れることができます。さくら市のお祭りを通じて、みなさんも新しい発見と感動を体験してみてはいかがでしょうか。わたしも次の週末は、家族と一緒にどこかのお祭りに出かけようと思います◎

















