こんにちは！『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は皆さんに、日本最高峰の男子校として名高い筑波大学附属駒場高等学校について詳しくお話ししたいと思います。
お子さんの進路を考えている親御さんなら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？この学校は通称「筑駒」と呼ばれ、まさに日本の教育界の頂点に君臨する存在なんです。
筑波大学附属駒場高等学校の基本情報
筑駒は1947年に東京農業教育専門学校附属中学校として開校した、歴史ある国立の中高一貫男子校です。東京都世田谷区に位置し、中学で約120人、高校で約40人という少数精鋭の教育を行っています。
この学校の卒業生には、日本銀行の植田和男総裁や黒田東彦前総裁、細田博之前衆議院議長、劇作家の野田秀樹氏など、各界で活躍する著名人がズラリと名を連ねているんです。まさに日本のエリート養成機関と言っても過言ではありませんね！
驚異的な偏差値と全国ランキング
筑駒の偏差値は高校で78、中学で73という驚異的な数値を記録しています。これは東京都内で中学・高校ともに1位、全国でも1位から2位という圧倒的な位置にあります。
四谷大塚のAライン80偏差値では73となっており、あの開成中学校の71や灘中学校の72をも上回る数値なんです。これってすごいことですよね？
他の難関校との比較
筑駒の偏差値がどれほど高いかを理解するために、他の難関校と比較してみましょう。開成や灘といった超難関校でさえ、筑駒には及ばないのが現実です。
この数値は単なる数字ではなく、入学するために必要な学力レベルの高さを物語っています。全国から選りすぐりの秀才が集まる場所、それが筑駒なんです。
圧倒的な進学実績
筑駒の真の凄さは、その進学実績にあります。2024年度の大学合格実績を見ると、まさに目を見張るものがあります。
東京大学への合格者数
2024年度は現役で69人、浪人も含めると90人が東京大学に合格しています。卒業生約160人のうち90人が東大に進学するって、考えてみてください。これは合格率56％という驚異的な数字です！
過去3年間の東大合格者数を見ても、2022年が97人、2023年が87人、2024年が90人と、常に90人前後の合格者を輩出し続けています。この安定感は他の追随を許しません。
その他の難関大学への合格実績
東大以外の実績も素晴らしく、2024年度は以下のような結果となっています：
- 早稲田大学：114人
- 慶應義塾大学：70人
- 京都大学：4人
- 東京理科大学：22人
- 上智大学：13人
医学部合格者も62人と非常に多く、将来の医師を目指す生徒にとっても理想的な環境が整っています。早慶上理ICUへの合格者は合計219人に上り、まさにエリート大学への登竜門となっているんです。
入試の倍率と難易度
筑駒の人気の高さは入試倍率にも表れています。2024年度の中学入試では、実質倍率が4.34倍となりました。これは過去5年間で最も高い倍率です。
過去5年間の倍率推移
倍率の推移を見ると、年々競争が激化していることがわかります：
- 2024年：4.34倍
- 2023年：4.07倍
- 2022年：3.71倍
この数字を見ると、筑駒への注目度がますます高まっていることが分かりますね。優秀な受験生が全国から集まってくる証拠でもあります。
合格最低点の分析
2024年度の合格最低点は353点（報告書100点を含む500点満点）でした。報告書を除いたペーパーテストでの得点率は約68.3％と推定されています。
各科目の合格者平均予想得点は以下の通りです：
- 算数：約70点
- 国語：約60点
- 理科：約75点
- 社会：約70点
入試情報と受験対策
中学入試について
筑駒中学の入試は毎年2月3日に実施されます。募集人数は120名で、受験料は5,000円です。試験科目は国語、算数、理科、社会の4科目で、各科目40分100点の配点となっています。
出願者数は年々増加傾向にあり、2024年度は660名の出願がありました。この数字からも、筑駒への関心の高さがうかがえます。
高校入試について
高校入試は毎年2月13日に実施され、募集人数は40名です。中学入試と比べて募集人数が少ないため、さらに狭き門となっています。
試験科目は国語、数学、理科、社会、英語の5科目で、各科目45分100点の配点です。受験料は9,800円となっています。
最近の話題：辞退者の増加
2024年度の入試では、筑駒史上でも珍しい現象が起きました。例年に比べて多くの繰り上げ合格者が出たのです。これは合格者の辞退が増加したことを意味しています。
この現象の背景には、教育環境の多様化や価値観の変化があると考えられています。絶対的な存在だった筑駒でさえ、時代の変化の波を受けているということかもしれませんね。
筑駒を目指すメリット
筑駒に進学することのメリットは計り知れません。まず、同級生全員が非常に優秀で、切磋琢磨できる環境が整っています。また、OBネットワークの強さも大きな魅力の一つです。
さらに、国立校ならではの自由な校風も特徴的です。生徒の自主性を重んじる教育方針により、将来のリーダーとしての資質を育むことができるんです。
まとめ
筑波大学附属駒場高等学校は、偏差値、進学実績、歴史、すべてにおいて日本最高峰の学校です。東大合格率56％という驚異的な数字は、他の追随を許しません。
確かに入学は非常に困難ですが、その分得られるものも計り知れません。お子さんの将来を考える際の一つの選択肢として、ぜひ検討してみてくださいね♪
思い立ったが吉日！今からでも遅くありません。しっかりとした準備と強い意志があれば、きっと道は開けるはずです。
「天才とは1％のひらめきと99％の努力である」- トーマス・エジソン
皆さんのお子さんの未来が輝かしいものになることを、心から願っています！
