『ローカログ』さいたまエリア担当- ライターのユウタローです♪ この間、中学生の息子と散歩していたら「昔は自転車に乗れなくて困ったよね」なんて話になりました。補助輪を外して練習を始めても、なかなかバランスが取れなかったり、転ぶのを怖がったり。お子さんの自転車デビューで悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか?
さいたま市では、子ども向けの自転車乗り方教室や親子で参加できるイベントが開催されています。また、教室で習ったあとに練習できる場所もあります。
ただし、自転車教室は常設ではなく、年度や時期によって開催日・会場・参加条件が変わります。この記事では、さいたま市や主催者が公表している情報をもとに、どんな教室があるのか、年齢や目的に応じてどう選べばよいのかを紹介します。
さいたま市ではプロ選手が教える自転車乗り方教室を開催
さいたま市で代表的なのが、一般社団法人さいたまスポーツコミッションが開催している「自転車乗り方教室」です。
さいたま市をホームタウンとするプロロードレースチーム「さいたまディレーブ」の選手などが参加し、補助輪なしの自転車にチャレンジする子どもたちをサポートします。
直近で公式発表されている令和7年度(2025年度)の教室では、さいたま市内10カ所を巡回する形で開催されました。対象はさいたま市内在住の5歳~7歳で、これから補助輪なしの自転車に挑戦する子どもです。
どんなことを教えてもらえる?
いきなり自転車に乗る練習だけをするわけではありません。まず自転車の安全な乗り方や簡単な交通ルール、マナーについて学び、その後、参加する子どものレベルに合わせて練習を行います。
家族だけで練習していると、「どこを支えればいい?」「いつ手を離せばいい?」と教える側も迷ってしまいますよね。経験のある指導者に見てもらえることは、親子にとって大きなメリットです。
- 対象:補助輪なしにチャレンジする5歳~7歳の子ども(さいたま市内在住)
- 参加費:令和7年度は1,000円(保険料込み)
- 募集人数:各回15人
- 時間:1回約1時間
- 持ち物:手袋、タオル、飲み物
- 自転車・ヘルメット・プロテクター:主催者側で用意。持ち込みも可
令和7年度の開催分はすでに全日程が終了しています。次回の募集については、さいたまスポーツコミッション「自転車乗り方教室」公式ページで最新情報を確認してください。
市内10区で開催された実績あり
令和7年度は、さいたま市の各区に会場を設ける形で全10回が企画されました。
- 西区役所駐車場(西区)
- プラザウエスト北側広場(桜区)
- イオン大宮店(北区)
- 積田冷熱工事株式会社駐車場(緑区)
- 与野公園 のびのび広場(中央区)
- 埼玉トヨペット浦和美園支店(岩槻区)
- 桜木小学校校庭(大宮区)
- 別所沼公園南側広場(南区)
- 見沼区役所駐車場(見沼区)
- さいたま市水道局水道庁舎駐車場(浦和区)
毎回同じ場所で開催される常設教室ではありませんが、市内各地を巡回して開催されてきた実績があるため、次回募集の際には自宅から参加しやすい会場が設定されるかチェックしてみるとよいでしょう。
2歳以上の未就学児にはキックバイク体験も
さいたまスポーツコミッションの自転車乗り方教室では、令和7年度に2歳以上の未就学児を対象としたキックバイク体験も同時開催されました。
こちらは自転車に乗る前段階の子ども向け。ペダルをこぐのではなく、足で地面を蹴って進みながらバランス感覚を身につけます。
- 対象:2歳以上の未就学児
- 参加費:無料
- 時間:1人15分程度の交代制
- 事前申込:不要
- キックバイク:主催者側で用意
なお、このキックバイク体験では、さいたまディレーブの選手による個別コーチングは行われないと案内されています。保護者と一緒に自由に体験する形式です。
まだ補助輪付き自転車に乗る年齢ではない子なら、最初から「自転車に乗らせる」ことを目標にせず、キックバイクでバランスを取る楽しさを知ってもらうのもよさそうですね♪
民間の「はじめての親子じてんしゃ教室」もさいたま市で開催
市の事業以外では、VoomVoomBikes(ブンブンバイク)が開催している「はじめての親子じてんしゃ教室」もあります。
こちらは子どもだけが指導を受けるのではなく、保護者も一緒に参加して、自宅での教え方を学ぶ親子参加型なのが特徴です。
さいたま市内でもこれまで、さいたま新都心のコクーンシティ住宅展示場、ハウジングプラザ浦和、カインズ大宮店などで開催されています。
2026年9月19日にもさいたま市大宮区で開催予定
2026年8月20日時点では、2026年9月19日(土)に「さいたま新都心コクーンシティ展示場」で開催予定の教室が公式イベント一覧に掲載されています。
VoomVoomBikesの教室は開催場所によって参加費や定員、参加条件などが異なる場合があります。申し込む際には、VoomVoomBikesのイベント情報から最新の開催内容を確認してください。
同教室では、基本的に自転車デビューを目指す子どもと保護者が一緒に参加します。使用する自転車の適正サイズとの関係から、身長95cm~125cmを参加条件としている開催例が多く、自転車やヘルメットも主催者側で用意されています。
「教室では乗れたけれど、家に帰ったらどう教えればいいの?」という状況を避けたい家庭には、保護者も教え方を学べるタイプの教室が向いているでしょう。
「大宮交通公園」はさいたま市ではなく京都市にある公園
名前から少し紛らわしいのですが、インターネットで「大宮交通公園」と検索すると、自転車教室やサイクルセンターを備えた施設が見つかります。
しかし、この「大宮交通公園」は埼玉県さいたま市大宮区にある施設ではありません。
所在地は京都府京都市北区大宮西脇台町17-1です。京都市唯一の交通公園として1969年に開園し、2021年4月にリニューアルオープンしました。
サイクルセンターや模擬道路があり、「自転車乗り方デビュー教室」「自転車スキルアップ教室」「シニア自転車健康教室」などが開催されていますが、これらは京都市の施設・教室です。
「大宮」という名称だけを見ると、さいたま市の大宮を連想しやすいため注意してください。
教室のあとは別所沼公園の北側広場で練習も
自転車は1回の教室だけで完全に身につくとは限りません。教わったポイントを忘れないうちに、何度か繰り返して練習することも大切です。
さいたま市南区の別所沼公園「北側広場」は、さいたま市の子育て情報でも自転車練習ができる場所として紹介されています。
北側広場は、団体による予約が入っていないときであれば、自転車の練習やボール遊びが可能と案内されています。広場なので、補助輪を外したばかりの子どもの練習場所としても検討できます。
ただし、公園内の道路では自転車に乗ることは禁止されており、自転車を押して歩く必要があります。「公園ならどこでも自転車練習OK」というわけではないので、必ず利用ルールを守りましょう。
また、北側広場も団体利用などで使えない場合があります。利用前に現地の案内や最新情報を確認しておくと安心です。
年齢別に自転車教室を選ぶなら?
自転車デビューは「何歳になったら始めなければいけない」というものではありません。年齢だけではなく、身長や体格、本人の興味、怖がり方なども見ながら選びましょう。
2歳~4歳ごろ:まずはキックバイクから
まだ自転車をこぐのが難しい時期なら、ペダルのないキックバイクから始める方法があります。
地面を蹴って進み、慣れてきたら両足を浮かせることで、自転車にも必要なバランス感覚を身につけていきます。
イベントによっては2歳以上の未就学児を対象とした体験会もあるため、「まず自転車に興味を持ってもらいたい」という家庭はこちらから探してみるのがおすすめです。
5歳~7歳ごろ:補助輪なしに挑戦
補助輪なしに本格的にチャレンジしたい時期なら、自転車乗り方教室が選択肢になります。
さいたまスポーツコミッションの教室も5歳~7歳を対象としており、乗り方だけでなく交通ルールやマナーも一緒に学べます。
一方、民間の親子自転車教室では「年齢」よりも使用する自転車に合う「身長」を参加条件にしているケースがあります。5歳を過ぎていても、体格によって選べる教室が変わる点には注意しましょう。
小学生:乗れるようになった後は安全な走り方も大切
自転車に乗れるようになったら、次に大切なのが安全確認や交通ルールです。
「乗れる=公道を安全に走れる」ではありません。止まる、左右を確認する、スピードをコントロールするなど、実際の道路を走る前に身につけておきたいことはたくさんあります。
さいたま市でも交通安全をテーマとした自転車イベントが開催されることがあります。乗り方教室の対象年齢を超えた場合は、こうした交通安全教室や体験型イベントを探してみるのもよいでしょう。
自転車教室を選ぶときに確認したい5つのポイント
気になる教室を見つけたら、申し込む前に次のポイントをチェックしておきましょう。
- 対象年齢・対象身長
年齢だけでなく、使用する自転車のサイズによって身長条件が設定されている場合があります。 - 補助輪なしで乗れる必要があるか
「これから乗りたい子向け」と「すでに乗れる子向け」では教室の内容が大きく異なります。 - 自転車を持参するか
主催者が用意する教室もあれば、自分の自転車を使うイベントもあります。 - 保護者も参加するか
見学だけの教室もあれば、保護者が一緒に身体を動かして教え方を学ぶ教室もあります。 - 雨天時・キャンセル時の扱い
屋外イベントは中止・延期となる場合があります。参加費の返金条件も含めて確認しておきましょう。
教室参加前に準備しておきたいこと
動きやすい服装で参加する
自転車教室では、子どもはもちろん、親子参加型の場合は保護者もかなり身体を動かします。
スカートやサンダルではなく、長ズボンや運動靴など動きやすい服装がおすすめ。転倒に備えて手袋を指定している教室もあります。
飲み物と暑さ対策を忘れずに
屋外で開催される自転車教室では、想像以上に汗をかきます。飲み物とタオルは必ず準備しておきたいところです。
特に暑い時期は、帽子や着替えなども用意し、子どもの体調を見ながら無理をさせないようにしましょう。
「今日絶対に乗れるようにする」と考えすぎない
同じ年齢でも、すぐに乗れる子もいれば何度か練習して少しずつ慣れていく子もいます。
一度の教室で乗れることだけをゴールにすると、子どもにもプレッシャーがかかってしまいます。「今日は少し長くバランスを取れた」「昨日より怖がらなくなった」と、小さな変化を見つけてあげることも大切ですね♪
さいたま市の自転車教室は最新開催情報を確認して選ぼう
さいたま市では、さいたまディレーブの選手などがサポートする自転車乗り方教室や、民間事業者による親子自転車教室などが開催されています。
一方で、常設の教室ばかりではなく、期間限定・1日限定のイベントも多いため、過去の開催情報を見てそのまま申し込めると思わないよう注意が必要です。
これから補助輪を外す5~7歳くらいのお子さんなら自転車乗り方教室、もっと小さなお子さんならキックバイク体験、親も教え方を身につけたいなら親子参加型の教室というように、お子さんの段階に合わせて選んでみてください。
そして教室のあとは、安全に自転車練習が認められている場所で少しずつ反復練習を。焦らず楽しく続けていけば、自転車で出かけられる範囲も少しずつ広がっていきますよ♪


















