こんにちは!『ローカログ』福岡エリア担当ライターのぞみです♪ 福岡に住んでいると、雨の季節になると気になるのが浸水のことですよね。わたしも熊本出身で九州の雨の激しさはよく知っているので、福岡市の浸水履歴について詳しく調べてみました。
みなさんは福岡市内でも場所によって浸水のリスクが違うことをご存じですか?今回は、福岡市が公表している浸水実績データを中心に、過去の水害から学べる防災のポイントをお話ししたいと思います。
福岡市の浸水実績箇所図とは?基本情報を知っておこう
福岡市では平成9年から令和5年までの長期間にわたって、市内で確認された浸水発生箇所を詳細に記録した「浸水実績箇所図」を作成しています。これは市の職員がパトロールを行ったり、市民からの通報によって実際に浸水が確認された場所をまとめたものなんですよ。
ただし、この図面について知っておいていただきたいことがあります。これは過去に発生した全ての浸水実績を反映しているものではないということです。あくまでも市が確認できた範囲での記録なので、実際にはもっと多くの場所で浸水が起きている可能性があるんですね。
また、浸水の深さや床上浸水・床下浸水といった詳細な情報までは記載されていないので、その点も理解しておく必要があります。それでも、住まい選びや防災対策を考える上では、とても参考になる資料だと思います。
福岡市で起きた主な水害の歴史を振り返ってみよう
平成11年6月の福岡水害~博多駅地下街が水没した衝撃の豪雨
福岡市の浸水履歴を語る上で絶対に外せないのが、平成11年6月29日に発生した福岡水害です。この日の明け方から降り始めた雨は、なんと1時間に77ミリという記録的な豪雨となりました。福岡空港では79.5ミリを観測し、市内各地で甚大な被害が発生したんです。
特に衝撃的だったのが、博多駅地下街への雨水の流入でした。御笠川が氾濫し、博多駅周辺では約1メートルもの浸水が発生。地下に取り残された方が1名亡くなるという痛ましい事故も起きました。道路やJR、福岡市営地下鉄の一部が運休し、市民生活に大きな打撃を与えたこの水害は、都市部の地下空間における防災の重要性を改めて問いかける出来事となりました。
当時を知る方からは「あんなに博多駅周辺が水に浸かるなんて思ってもみなかった」という声も聞かれます。この経験が、現在の福岡市の防災対策の基盤となっているんですね。
平成15年7月の豪雨~太宰府での記録的な雨量
平成15年7月19日にも、福岡市内で大きな浸水被害が発生しました。この時は市内各所の雨量が1時間20ミリだった一方で、御笠川上流の太宰府市では1時間最大雨量104ミリという観測史上最大の記録的豪雨となったんです。
この豪雨により、再び地下空間に雨水が流入するなどの被害が発生。博多駅地区では道路一面が冠水し、平成11年の水害の記憶も新しい中で、市民の皆さんは大きな不安を感じられたことでしょう。
平成21年7月の豪雨~福岡空港で116ミリの記録的な雨
平成21年7月24日から26日にかけて発生した豪雨では、24日に福岡空港で1時間最大雨量116ミリという驚異的な記録を観測しました。この豪雨により、河川をはじめとして下水道や側溝からの浸水被害が広範囲で発生したんです。
特に那珂川や樋井川では氾濫が発生し、城南区田島付近や南区向新町付近で大きな被害となりました。この時の記録は現在でも福岡市の内水ハザードマップの基準として活用されているほど、インパクトの大きな豪雨でした。
福岡市内で浸水リスクが高いエリアを把握しよう
福岡市の浸水履歴を見ると、特定のエリアで繰り返し浸水が発生していることがわかります。代表的なのは博多駅周辺ですが、これは地形的な特徴と都市部の排水能力の限界が関係しているんですね。
また、御笠川沿いの地域も過去に複数回の浸水被害を経験しています。河川沿いの低地では、どうしても水が集まりやすく、豪雨時のリスクが高くなってしまうのが現実です。
- 博多駅周辺エリア(中央区・博多区の一部)
- 御笠川流域の低地部分
- 那珂川・樋井川周辺の住宅地
- 下水道や側溝の排水能力を超えやすい平坦な住宅地
ただし、これらのエリアに住んでいらっしゃる方も心配しすぎる必要はありません。福岡市では過去の教訓を生かして、様々な浸水対策が進められているからです。
最新の防災対策~福岡市の取り組みをチェック
福岡市では過去の浸水被害を受けて、「雨水整備緊急計画 雨水整備Doプラン2026」を策定し、積極的な浸水対策を進めています。この計画では、下水道の整備拡充や雨水貯留施設の建設など、ハード面での対策が充実してきているんですよ♪
また、水防法に基づく「内水浸水想定区域」の指定も行われ、市民の皆さんがより具体的に浸水リスクを把握できるようになりました。福岡市総合ハザードマップでは、洪水ハザードマップと内水ハザードマップの両方が提供され、大雨時の浸水状況と避難行動に役立つ情報が充実しています。
わたしたちができる浸水対策~日頃の備えが大切
福岡市の浸水履歴を踏まえて、わたしたち一人ひとりができる対策を考えてみましょう。まずは自分が住んでいる場所や通勤・通学ルートの浸水リスクを把握することから始めませんか?
主婦/40代前半
「平成11年の水害の時は本当に怖い思いをしました。それ以来、雨の日は早めに帰宅するようにしています。子どもたちにも学校での避難の仕方をしっかり教えています。」
日頃からできる準備として、以下のような点を意識してみてください。
- ハザードマップで自宅周辺のリスクを確認
- 避難場所と避難ルートの事前確認
- 防災用品の準備(懐中電灯、携帯ラジオ、非常食など)
- 気象情報をこまめにチェックする習慣
- 地下街や地下駐車場利用時の注意
住まい選びでの注意点
これから福岡市内で住まいを選ばれる方は、浸水履歴も判断材料の一つとして考慮されることをおすすめします。不動産取引の際には、宅地建物取引業者がハザードマップの説明を行うことが義務付けられているので、遠慮なく詳しい説明を求めてくださいね。
特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、通学路の安全性も含めて総合的に判断することが大切だと思います。わたしも中学生の息子と小学生の娘がいるので、この点はとても気になるところです。
情報収集の方法~いざという時のために
福岡市では様々な防災情報を提供していますので、日頃から活用してみてください。福岡市総合ハザードマップは、インターネットで簡単にアクセスできますし、スマートフォンからも確認できて便利です。
また、福岡市防災メールや防災アプリなどを活用すれば、リアルタイムで気象警報や避難情報を受け取ることができます。技術の進歩で、昔に比べて格段に情報収集しやすくなっているのは心強いですよね。
| 情報源 | 特徴 | 活用方法 |
|---|---|---|
| 福岡市総合ハザードマップ | 浸水想定区域を視覚的に確認 | 住所検索で自宅周辺をチェック |
| 福岡市防災メール | 気象警報・避難情報をメール配信 | 事前登録で自動受信 |
| 浸水実績箇所図 | 過去の浸水発生箇所を地図で表示 | 住まい選びの参考資料として |
地域のつながりを大切に~みんなで防災意識を高めよう
防災対策は個人でできることに加えて、地域のつながりがとても重要だと感じています。わたしの座右の銘は「ご縁を大切に」なのですが、近所の方との日頃からのコミュニケーションが、いざという時の助け合いにつながるんですよね。
町内会や自治会での防災訓練に参加したり、お隣さんとの挨拶を心がけたり、小さなことから始めてみませんか?特に高齢者の方や小さなお子さんがいるご家庭では、地域での支え合いがより一層大切になってきます。
会社員/30代後半
「町内の防災訓練に参加してから、ご近所の方とのつながりが深まりました。普段から顔を合わせる関係があると、災害時も安心できると思います。」
これからの福岡市~さらなる安全性向上に期待
福岡市の浸水対策は着実に進歩しています。過去の痛ましい経験を教訓として、ハード面での整備はもちろん、市民への情報提供体制も格段に向上しているんです。雨水整備Doプラン2026の推進により、今後さらに浸水リスクの軽減が期待できそうですね♪
また、気候変動により豪雨の頻度や強度が増している現在、福岡市でも新しい技術や手法を取り入れた防災対策が検討されています。わたしたち市民も、行政任せにするのではなく、一人ひとりが防災意識を持って協力していくことが大切だと思います。
カフェ巡りが趣味のわたしは、市内各地を歩き回ることが多いのですが、最近は雨水貯留施設や改良された排水設備を目にする機会が増えました。目に見えない部分でも、きっと多くの対策が進められているのでしょうね。
まとめ~安心して暮らすために知っておきたいこと
福岡市の浸水履歴を調べてみて、改めて感じるのは「備えあれば憂いなし」の大切さです。過去の水害から学び、現在の対策を理解し、そして一人ひとりができることを実践していく。この積み重ねが、より安全で安心な福岡市での暮らしにつながっていくのだと思います。
みなさんも、この機会にぜひご自身の住んでいる地域の浸水リスクを確認してみてくださいね。そして、家族や大切な人たちと防災について話し合う時間を持ってみてください。きっと新しい発見があるはずです!
「準備を怠る者は、失敗の準備をしている」
ベンジャミン・フランクリン
今日の名言は、アメリカの政治家であり発明家でもあったベンジャミン・フランクリンの言葉です。防災も同じで、日頃からの準備があってこそ、いざという時に適切な行動がとれるものですよね。みなさんと一緒に、安全で安心な福岡での暮らしを築いていけたらと思います♪


















