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世田谷区で地下住戸を探すなら知っておきたい条例!規制内容と物件選びのコツ

こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は世田谷区にお住まいの皆さんや、これから世田谷区への引っ越しを検討している皆さんに、ぜひ知っておいてほしい「地下住戸」の話をお届けします。

実は世田谷区では、地下住戸に関する独特な規制があるんです。マンション探しをしていて「あれ?この物件、地下に部屋があるけど大丈夫なの?」と疑問に思ったことはありませんか?今回はそんな疑問をスッキリ解決していきましょう!

目次

世田谷区の地下住戸規制とは?

世田谷区では2010年1月から、全国初となる地下住戸に関する独自の条例を施行しています。この条例、正式には「世田谷区斜面地等における建築物の制限に関する条例」という名前なんですが、実はかなり画期的な内容なんです。

この条例の最大のポイントは、地下のみに設置される独立住戸を原則禁止としていることです。つまり、地下だけで完結する住戸は基本的に作れないということなんですね。

でも、なぜこんな規制ができたのでしょうか?実は背景には、住環境を守りたいという地域住民の強い想いがあったんです。

規制が生まれた背景

2000年代後半、世田谷区内では地下住戸を持つマンションの建設が急激に増加していました。特に低層住居専用地域では、高さ制限や容積率の制約をクリアするために、地下室の容積率不算入というルールを活用した「空堀地下室マンション」が次々と建設されていたんです。

これらの建物は、斜面地を大きく削って地下室を作り、そこに住戸を配置するスタイル。確かに法律上は問題なかったのですが、周辺住民からは「景観が損なわれる」「住環境が悪化する」といった声が多数上がっていました。

そこで世田谷区は国土交通省や東京都と粘り強く協議を重ね、ついに建築基準法第50条に基づく独自の条例制定にこぎつけたというわけです。区内の約91%が対象となるこの条例は、まさに全国初の試みでした。

具体的な規制内容

では、実際にどんな規制があるのか詳しく見ていきましょう。対象となるのは住居系用途地域内の建築物で、以下のような内容になっています。

  • 第一種低層住居専用地域
  • 第二種低層住居専用地域
  • 第一種中高層住居専用地域
  • 第二種中高層住居専用地域
  • 第一種住居地域
  • 第二種住居地域
  • 準住居地域

地階に住戸を有する建築物は、その住戸の居室のうち1つ以上を地上階に設けなければならないというのが基本ルールです。つまり、完全に地下だけで生活が完結する住戸は作れないということですね。

現在でも存在する地下住戸物件

「じゃあ、世田谷区には地下住戸の物件は全くないの?」と思われるかもしれませんが、実はそうでもないんです。条例施行前に建設された物件は既存不適格として残っていますし、住居系用途地域以外のエリアでは今でも地下住戸の建設が可能なんです。

例えば、近隣商業地域や商業地域に指定されているエリアでは、この条例の対象外となります。そのため、駅周辺などの商業エリアでは地下住戸を持つマンションを見つけることができるかもしれません。

地下住戸のメリットとデメリット

地下住戸と聞くと「暗くて湿気が多そう」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実は意外なメリットもあるんです。

メリットとしては、夏は涼しく冬は暖かいという温度の安定性があります。また、地上階に比べて騒音が少なく、プライベート感も高いという特徴があります。テラスが設けられている物件では、半地下のような開放感も楽しめるでしょう。

一方でデメリットもあります。やはり採光の問題は避けて通れませんし、湿気対策も重要です。また、大雨の際の浸水リスクや、停電時のエレベーター利用不可といった問題も考慮する必要があります。

購入・賃貸を検討する際の注意点

もし世田谷区で地下住戸の物件を検討している場合は、いくつかのポイントをチェックしておきましょう。

まず、その物件が条例施行前の既存不適格物件なのか、それとも対象外エリアの物件なのかを確認することが大切です。既存不適格の場合、将来的な建て替え時には同じような建物が建てられない可能性があります。

また、浸水対策がしっかりとされているかも重要なポイントです。排水設備の状況や、過去の浸水履歴なども不動産会社に確認してみてください。

資産価値への影響

地下住戸の物件は、一般的に地上階の同じ間取りの住戸と比べて価格が抑えられる傾向にあります。これは採光や眺望の面でのデメリットが価格に反映されているためです。

ただし、立地条件が良く、設備仕様が充実している物件であれば、地下住戸でも十分な資産価値を保つことができるでしょう。特に世田谷区のような人気エリアでは、地下住戸であっても需要は一定程度見込めるはずです。

今後の展望

世田谷区の地下住戸規制は、良好な住環境を保つための先進的な取り組みとして注目されています。他の自治体でも同様の規制を検討する動きが出てくる可能性があります。

一方で、都市部の住宅不足解消という観点から、地下空間の有効活用は今後も重要なテーマとなるでしょう。世田谷区でも、規制と活用のバランスを取りながら、より良い住環境づくりを進めていくことになりそうです。

皆さんも住まい選びの際は、こうした地域特有の規制や背景を理解した上で、自分のライフスタイルに合った物件を見つけてくださいね。思い立ったが吉日!気になる物件があったら、まずは現地を見に行ってみることをおすすめします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんの住まい探しが素敵なものになりますように♪

「変化を恐れるな。それがなければ成長はない。」- 作者不明

新しい住まいへの一歩も、きっと皆さんの人生を豊かにしてくれるはずです。前向きに、そして楽しみながら住まい探しを進めていきましょう!

投稿時のリサーチ結果に基づいて記事を作成していますが、最新情報は公式サイトも必ずご確認ください

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