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新発田南高等学校豊浦分校の歴史と地域に残した足跡

こんにちは♪『ローカログ』新発田エリア担当ライターのしずはです。今日は、新発田市にかつて存在した新潟県立新発田南高等学校豊浦分校についてお話しします。実はこの学校、2021年3月に70年以上の歴史に幕を閉じたんです。地域の教育を支え続けてきた、あたたかい思い出が詰まった学校でした。

目次

豊浦分校ってどんな学校だったの?

新発田南高等学校豊浦分校は、新発田市下飯塚にあった昼間定時制の高校でした。JR羽越本線の中浦駅から徒歩5分という通いやすい立地で、地域の生徒たちを長年見守ってきた学校です。昼間定時制というのは、定時制でありながら昼間に授業を行う形式で、3年間で卒業できるのが特徴でした。

定時制といっても昼間の授業だったので、放課後には部活動も盛んに行われていたんですよ。バドミントン部や茶道部、商業クラブなど、生徒たちが自分の興味に合わせて活動できる環境が整っていました。少人数だからこそ、先生と生徒の距離が近く、一人ひとりに寄り添った教育が行われていたんです。

70年以上続いた歴史を振り返る

豊浦分校の歴史は1948年6月1日に始まりました。当時は新潟県立新発田商工高等学校の中浦分校として創立され、普通科と農業科の定時制課程からスタートしたんです。その後、1956年には水原高等学校本田分校と統合して豊浦分校となり、1983年に新発田南高等学校の分校として改称されました。

2013年には時代のニーズに合わせて、学年制から単位制へと改組。生徒一人ひとりのペースに合わせた学びを大切にする学校として、地域の教育を支え続けてきました。新潟県教育委員会が掲げる県立高校等再編整備計画により、2018年度から新入生の募集を停止し、2021年3月31日に閉校となりました。

少人数だからこそできた、きめ細やかな教育

豊浦分校の大きな魅力は、なんといっても少人数制による丁寧な指導でした。一クラスの人数が少ないため、先生が生徒一人ひとりの個性や学習状況をしっかり把握し、きめ細やかなサポートができる環境だったんです。分からないことがあっても気軽に質問できる雰囲気があり、自分のペースで学習を進められるのが魅力でした。

教育目標として掲げられていたのは「個性を伸ばし、豊かな情操を培い、国際的な視野を広めるとともに、進んで学習に取り組む態度と健康で規律正しい生活習慣を身につけ、積極的に社会に貢献する人物を育成する」というもの。単なる学力向上だけでなく、人としての成長を大切にする教育方針だったんですね。

思い出に残る学校行事

豊浦分校では、年間を通じてさまざまな行事が行われていました。特徴的だったのが、年に3回も開催されていた野外炊飯会です!5月、6月、9月と、春から秋にかけて仲間たちと一緒に料理を作る機会があり、クラスメイトとの絆を深める大切な時間になっていました。

他にも体育祭やスポーツ大会、分校祭、修学旅行など、小規模校ならではのアットホームな雰囲気の中で楽しめる行事がたくさんあったんです。映画鑑賞会なんていう文化的な行事もあって、生徒たちの視野を広げる工夫がされていました。少人数だからこそ、一つひとつの行事に全員が主役として参加できる、そんな温かい学校だったんですよ♪

定時制ならではの学びのスタイル

豊浦分校は昼間定時制という形態をとっていたため、さまざまな事情を抱えた生徒たちが自分らしく学べる場所でした。働きながら学ぶ生徒、自分のペースでじっくり学びたい生徒、様々なバックグラウンドを持つ仲間たちが集まる場所だったんです。

2013年からは単位制に移行したことで、より柔軟なカリキュラムが組めるようになりました。必修科目に加えて、自分の興味や進路に合わせて選択科目を選べる仕組みは、生徒たちの主体的な学びを応援する素晴らしいシステムでしたね。こうした工夫により、一人ひとりが自分に合った形で学習を進められる環境が整っていました。

地域に開かれた学校として

豊浦分校は新発田市の下飯塚地区に位置し、地域に根ざした学校として親しまれてきました。中浦駅から徒歩5分という好立地で、新発田市内だけでなく周辺地域からも通いやすい場所にあったんです。少人数の学校だからこそ、地域とのつながりも深く、地元の方々に見守られながら運営されていました。

閉校後の2021年10月には、旧豊浦分校の校舎が新潟県下越家畜保健衛生所として生まれ変わりました。学びの場から地域の産業を支える施設へと、その役割を変えながらも、地域に貢献し続けているんですね。校舎という「ハコ」だけでなく、そこで育まれた人と人とのつながりこそが、豊浦分校が地域に残した大きな財産だと思います。

現在はどうなっているの?

豊浦分校の閉校に伴い、その教育機能は新潟県立西新発田高等学校へと引き継がれました。西新発田高校も定時制の高校として、生徒一人ひとりに寄り添った教育を行っています。豊浦分校で大切にされてきた「少人数できめ細やかな指導」という精神は、こうして新しい形で受け継がれているんです。

新発田市内で定時制の高校を探している方、自分のペースで学びたいと考えている方は、西新発田高校という選択肢があります。もちろん、全日制を希望する場合は新発田南高校本校(普通科・工業科)も素晴らしい選択肢です。新発田南高校は偏差値47〜55程度で、国公立大学への進学実績もある地域の中核校として、多くの生徒たちの夢を応援し続けています。

豊浦分校が教えてくれたこと

新発田南高等学校豊浦分校は、70年以上にわたって地域の教育を支えてきました。大規模校にはない、アットホームで温かい雰囲気の中、先生と生徒が家族のように寄り添いながら学びを深めてきた学校です。少人数だからこそできる丁寧な指導、一人ひとりの個性を大切にする教育方針、そして地域に根ざした学校運営。

閉校という形で歴史に幕を閉じましたが、そこで学んだ卒業生たちは今も新発田市内外で活躍しています。豊浦分校で培った「自分らしく学ぶ力」「仲間を大切にする心」は、きっと彼ら彼女らの人生の土台になっているはずです。小さな学校だったけれど、そこには大きな愛情と深い学びがありました。

新発田市の教育の歴史を振り返るとき、豊浦分校の存在は決して忘れられない大切な一ページです。時代の変化とともに役割を終えましたが、そこで育まれた「人を大切にする教育」の精神は、これからも新発田の地に息づいていくことでしょう。

本日の名言

「教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。」
アルベルト・アインシュタイン

豊浦分校で過ごした日々は、きっと卒業生たちの心に温かい思い出として残っているはず。学んだ知識以上に、そこで出会った人々や経験した出来事が、人生の宝物になっているんじゃないでしょうか。歴史ある学校の記憶を大切に、これからも新発田の教育は前に進んでいきます。わたしもこの地域の教育や文化を、これからも見守り続けていきたいと思います!

投稿時のリサーチ結果に基づいて記事を作成していますが、最新情報は公式サイトも必ずご確認ください

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