こんにちは♪『ローカログ』桐生エリア担当 – ライター のけんのすけです。桐生市で暮らしているみなさんなら、「桐女(きりじょ)」という愛称を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。群馬県立桐生女子高等学校は、実は2021年3月に113年という長い歴史に幕を下ろし、桐生高校と統合して新たな共学校として生まれ変わりました。今回は、桐女の歴史や偏差値、進学実績について調べた内容をもとに、この学校の魅力と統合後の新しい桐生高校について詳しくご紹介します!
113年の歴史を誇る伝統校
群馬県立桐生女子高等学校は、明治41年(1908年)に創立された群馬県で2番目に歴史のある女子高校でした。大正7年には群馬県立桐生高等女学校となり、昭和23年に群馬県立桐生女子高等学校として新たなスタートを切りました。桐生市内唯一の女子高として、長年にわたり地域の女子教育を支えてきた存在だったんですね。
校訓として掲げられていたのは「自主自律の精神」です。生徒たち自身が考え、行動する力を育むこの理念は、卒業生たちに受け継がれ、社会で活躍する女性たちを多く輩出してきました。最後の卒業式では、代表生徒が「すてきな女性になれるよう、桐女最後の卒業生として胸を張り、夢に向かって羽ばたいていきます」と誓い、113年の伝統をしっかりと胸に刻んだそうです。
桐生高校との統合で新たな歴史へ
群馬県教育委員会が進めた「桐生・みどり地区県立高等学校再編整備計画」に基づき、桐生女子高校は2021年3月31日に閉校しました。そして2021年4月、桐生高校と統合して新たな共学の桐生高校として開校したのです。この統合は単なる合併ではなく、両校の伝統と歴史を継承しながら、高いレベルの進学を目指す新しい高校を開設するというコンセプトで実現しました。
新しい桐生高校は、全日制課程で普通科6学級と理数科2学級の計320人を募集する規模になっています。桐生高校の校地(桐生市美原町)を使用し、両校の良き伝統を融合させた教育が展開されています。桐女の「自主自律の精神」と「桐女パワー」は、新校の基盤として今も息づいているんですよ。
偏差値と入試倍率について
桐生女子高校時代の偏差値は58~59程度で推移していました。群馬県内の公立高校平均偏差値が48.2であることを考えると、県内でも上位に位置する進学校だったことが分かりますね。県平均との差は約10ポイントもあり、しっかりとした学力が求められる高校でした。
入試倍率については、2019年度のデータで一般入試が2.48倍、推薦入試が1.34倍となっていました。特に一般入試では約2.5倍という高い倍率で、人気の高さがうかがえます。統合後の新・桐生高校でも、2024年度の普通科は1.08倍、理数科は1.86倍という倍率で、地域から高い注目を集めています。
進学実績は四年制大学ほぼ100%
桐生女子高校は基本的に4年制大学進学を目標とする進学校でした。統合後の新・桐生高校では、その伝統をしっかりと受け継ぎ、四年制大学への進学率はほぼ100%という驚異的な数字を誇っています。生徒たちは大学進学に対して高い意識と志を持って、日々勉学に励んでいるんです。
特に注目すべきは、2024年度の理数科では国公立大学合格者が47名にのぼり、学年80名の58.8%という高い合格率を達成していることです。1クラス40人のうち約23.5人が国公立大学に合格している計算になります。地元の群馬大学への合格者が最も多く15名、続いて金沢大学と信州大学が各4名、東北大学が3名と、幅広い国公立大学への進学実績を残しています。
難関大学への挑戦も
旧帝大をはじめとする難関国立大学への合格者も輩出しており、北海道大学1名、東北大学3名という実績があります。学校側としては、「もっと上を目指せるポテンシャルの高い生徒が在籍している」という認識を持っており、さらなる上位大学への挑戦を後押ししているそうです。地元志向が強い地域性はありますが、それでも全国レベルの大学を目指す生徒たちのチャレンジ精神は素晴らしいですね。
私立大学についても、GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)や日東駒専(日本、東洋、駒澤、専修)への合格者が多数出ています。理数科の特色を活かして、国公立・私立を問わず工業系の大学への合格者が多いのも特徴のひとつです。
新・桐生高校の教育方針と魅力
統合によって誕生した新しい桐生高校は、「生徒の自由な発想・チャレンジ精神を尊重し、幅広い知識の獲得とその活用を通して未来を牽引する資質・能力を育成」することを目指しています。普通科では文理の枠を超えた探究的学習と実践的な英語教育を推進し、理数科では理数分野の理解を深めて専門性を追究する教育を展開しています。
桐生駅から徒歩5分というアクセスの良さも魅力のひとつです。通学の便が良いことで、勉強や部活動により集中できる環境が整っています。また、統合前から両校の生徒が部活動で交流を深めており、3年間継続して取り組める環境が整備されているのも嬉しいポイントですね。
地域とともに歩む桐生高校
桐生女子高校の校舎は、その後学校法人角川ドワンゴ学園が取得し、2025年にR高等学校として新たなスタートを切りました。旧桐女の歴史を継承しながら、新しい教育の形を模索する動きが続いています。「桐女の歴史継承したい」という思いが、地域全体で共有されているんですね。
桐生高校の同窓会では、「桐高は大正6年創立以来108年を超え、桐女の歴史はさらに明治まで遡ります」として、両校が合併して新たな桐生高校としてスタートしたことを誇りにしています。今までの両校の歴史の上に、新しい伝統が積み重ねられていくことでしょう。
まとめ:伝統を受け継ぎ未来へ
群馬県立桐生女子高等学校は、113年という長い歴史に幕を閉じましたが、その精神と伝統は新しい桐生高校にしっかりと受け継がれています。偏差値58~59という高い学力水準、四年制大学進学率ほぼ100%という優れた進学実績、そして何より「自主自律の精神」という校訓は、これからも桐生の地で輝き続けることでしょう。
みなさんのお子さんやご親戚が高校選びで悩んでいるなら、この新しい桐生高校は間違いなく選択肢のひとつになるはずです。伝統ある2校が統合したからこそ生まれる新しい魅力と可能性が、ここにはありますよ!
「一歩一歩着実に進むことが、大きな目標達成への近道である」
– 松下幸之助
まさに凡事徹底の精神ですね。桐生高校の生徒たちも、日々の学びを大切にしながら、それぞれの夢に向かって着実に歩んでいます。わたしたち大人も、その姿から学ぶことがたくさんあるのではないでしょうか。それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪


















