こんにちは!『ローカログ』一関エリア担当 – ライターのたっぺーです。今日は、一関市にある岩手県立一関第二高等学校について、詳しくご紹介したいと思います。
息子が中学生になってから、地域の高校について調べる機会が増えました。一関二高は、わたしたち一関市民にとって身近な存在ですが、その教育内容の充実ぶりには改めて驚かされます。この学校の特徴や進学実績について、中学生のお子さんを持つみなさんと共有できればと思い、今回じっくり調査してみました♪
岩手県立一関第二高等学校ってどんな学校?
岩手県立一関第二高等学校は、一関市赤荻野中にある公立の総合学科高校です。平成16年(2004年)に一関農業高等学校と旧一関第二高等学校が統合し、岩手県内で3番目の総合学科高校として新たなスタートを切りました。創立は明治40年(1907年)と、116年を超える長い歴史を持つ伝統校でもあります。
校訓は「自主の心・意志の力・創造の意欲」。現在約600名の生徒が、学習や部活動に励んでいます。一関市の中心部からもアクセスしやすい立地で、地域に根ざした教育を展開している点が大きな特徴です。
偏差値から見る一関二高のレベル
一関二高の偏差値は、各種調査によって若干の差がありますが、おおむね46前後とされています。岩手県内の公立高校としては中堅レベルに位置しており、県内では41位から49位あたりにランクされています。
偏差値だけで学校の価値を測ることはできませんが、ひとつの目安として捉えると良いでしょう。むしろ注目すべきは、この学校が持つ総合学科という特性です。普通科とは異なり、生徒一人ひとりの興味や適性に合わせた学びができる環境が整っているんです!
総合学科の魅力:5つの系列で自分の道を見つける
一関二高最大の特徴は、総合学科という学科設定です。総合学科とは、普通科目と専門科目を幅広く学べる第3の学科として誕生したもので、将来の進路をじっくり見据えながら、自分で科目を選択して学ぶことができます。
1年次の学び
1年生では、国語・数学・外国語などの普通科目を中心に基礎学力を固めます。同時に「産業社会と人間」という特別な授業があり、ここで自分の将来や進路選択についてじっくり考える時間が設けられています。この時期に自分自身と向き合うことで、2年次からの系列選択に活かせるわけです。
2~3年次:5つの系列から選択
2年生からは、次の5つの系列に分かれて専門的な学習を進めます。
- 人文系列:文Ⅰコース(大学進学向け)と文Ⅱコース(幼児教育・短大向け)に分かれる
- 自然系列:理系コースと看護コースがあり、理系大学や看護・医療系専門学校を目指せる
- ビジネス系列:簿記やマーケティング、プログラミングなど商業科目を学ぶ
- 環境・生活系列:農業コースと家庭コースに分かれ、実践的な技術を習得
- 福祉系列:介護福祉基礎や生活支援技術など、福祉の専門知識を学ぶ
これだけ多様な選択肢があるというのは、本当に魅力的ですよね?高校入学時に将来の夢が明確でなくても、1年間かけて自分の適性を見極められるシステムになっています。
充実した資格取得のチャンス
一関二高では、各系列で様々な資格取得にチャレンジできる環境が整っています。日商簿記検定、全商情報処理検定、ITパスポート試験、危険物取扱者、家庭科技術検定、介護福祉士実務者研修など、就職や進学に有利な資格を在学中に取得できるのは大きなメリットです。
社会に出てから役立つスキルを高校時代に身につけられるというのは、お子さんの将来にとって本当に心強いですよね。わたし自身、資格を持っていることで仕事の幅が広がった経験があるので、この点は特に評価したいポイントです。
進学実績:多様な進路に対応
一関二高の進学実績を見てみると、東北学院大学に21名、東北福祉大学に8名、盛岡大学に7名など、東北地方の私立大学への合格者が多いことがわかります。また、東北工業大学や仙台青葉学院大学など、理系・医療系への進学実績も見られます。
総合学科の特性上、四年制大学だけでなく、短期大学や専門学校への進学も多く、特に看護・医療系の専門学校への進学者が目立ちます。自然系列の看護コースで学んだ生徒たちが、その知識を活かして専門職への道を歩んでいるんですね。
就職を選択する生徒も一定数おり、ビジネス系列や環境・生活系列、福祉系列で学んだ専門知識と資格を武器に、地元企業や福祉施設などへの就職を果たしています。進学だけでなく就職にも強いというのは、総合学科ならではの強みと言えるでしょう。
入試倍率:安定した人気を維持
一関二高の入試倍率を見てみましょう。令和7年度の一般入試倍率は1.09倍、特色選抜は0.70倍でした。過去3年間を見ても、一般入試は1.07倍から1.11倍と、おおむね1倍前後で安定しています。
これは、定員200名に対して適度な競争がある状態で、極端に高倍率でもなく、かといって定員割れもしていない、バランスの取れた状況と言えます。特色選抜については年度によって変動がありますが、一般入試で安定した倍率を維持しているのは、地域の中学生や保護者からの信頼の証ではないでしょうか。
部活動や学校生活も充実
一関二高は、文武両道を掲げており、部活動も活発です。学校の公式サイトや在校生の声を見ると、運動部・文化部ともに充実した活動を行っていることがわかります。わたしも学生時代はサッカー部でしたが、部活動を通じて学んだチームワークや忍耐力は、今でも大切な財産になっています。
また、総合学科の特性を活かした学校行事も多く、農業系列の生徒が育てた野菜を販売したり、家庭系列の生徒がファッションショーを開催したりと、学んだことを実践する機会が豊富に用意されています。こうした体験は、教科書だけでは得られない貴重な学びになりますよね♪
一関二高が向いている生徒は?
これまでの情報をまとめると、一関二高は次のような生徒さんに特におすすめです。
- 将来の進路について、高校に入ってからじっくり考えたい人
- 大学進学だけでなく、専門学校や就職も視野に入れている人
- 実践的な資格や技術を身につけたい人
- 農業や福祉、ビジネスなど、専門的な分野に興味がある人
- 自分で科目を選択して、主体的に学びたい人
普通科の高校では得られない、多様な学びの機会が用意されているのが一関二高の最大の魅力です。みなさんのお子さんは、どのタイプに当てはまりそうですか?
地域とつながる学び
一関二高は、地域との結びつきも強い学校です。農業系列では地元の農家と連携した実習があったり、福祉系列では地域の高齢者施設での実習があったりと、一関という地域の中で学び、成長できる環境が整っています。
一関市在住のわたしとしては、こうした地域密着型の教育は本当に素晴らしいと感じます。地域の人々と触れ合いながら学ぶことで、若い世代が地域への愛着を持ち、将来この地域を支える人材として育っていく。そんな循環が生まれているんですね。
受験を考えているみなさんへ
一関二高は、偏差値だけでは測れない価値を持った学校です。総合学科という特性を活かし、一人ひとりの生徒が自分の適性や興味に合わせて学べる環境が整っています。進学にも就職にも対応できる柔軟性があり、地域に根ざした実践的な学びができるのも大きな魅力です。
中学生のお子さんを持つ親として、「この子にはどんな高校が合っているだろう?」と悩むこともあると思います。でも、一関二高のように多様な選択肢を用意してくれている学校なら、入学後に自分の道を見つけることができるんじゃないでしょうか。
学校見学会や体験入学などの機会があれば、ぜひ実際に足を運んで、学校の雰囲気を感じてみてください。パンフレットや数字だけではわからない、その学校ならではの良さが見えてくるはずです。一関市で育つ子どもたちが、それぞれの可能性を最大限に伸ばせる場所を見つけられることを、心から願っています。
「教育は、バケツを満たすことではなく、火を灯すことである」
ウィリアム・バトラー・イェイツ
この名言のように、教育とは知識を詰め込むだけでなく、一人ひとりの心に学ぶ意欲の火を灯すことなんですよね。一関二高は、まさにその火を灯してくれる学校だと、わたしは感じています。みなさんのお子さんにとって最良の選択ができますように!それでは、また次回の記事でお会いしましょう。『ローカログ』のたっぺーでした♪


















