こんにちは、『ローカログ』新潟エリア担当ライターのたつやです。今回は「新潟市で住みやすい街」をテーマに、実際に住んでいるからこそわかるリアルな情報をお届けします。皆さんは新潟市と聞いて、どんなイメージを持っていますか?お米がおいしい、雪が多い、日本海に面している…そんな印象でしょうか。
僕自身、栃木県栃木市出身で、縁あって新潟市に移り住んで数年が経ちます。妻と中学生の息子、小学生の娘という4人家族で暮らしていますが、正直に言うと「新潟市、めちゃくちゃ住みやすい!」と日々実感しています。今回は、そんな新潟市の魅力を余すところなくお伝えしますね。
新潟市ってどんなところ?8つの区の特徴を紹介
新潟市は人口約77万人を抱える日本海側最大の政令指定都市です。2007年に政令指定都市へ移行し、現在は8つの区に分かれています。上越新幹線を使えば東京駅まで最短約1時間半でアクセスできるため、首都圏との行き来もスムーズ。国際空港や国際港湾も備えており、まさに交通の要所といえます。
新潟市の大きな特徴は、都市機能と豊かな自然が絶妙なバランスで共存していること。繁華街でショッピングを楽しんだ後、車を少し走らせれば田園風景や海岸線が広がります。このほどよい距離感が、暮らしやすさの秘訣なんです。
中央区:県内随一の都会エリア
人口約17万人を誇る中央区は、新潟駅や県庁を有する新潟市の心臓部です。万代シテイや古町といった繁華街があり、飲食店やショッピングスポットが充実しています。新潟駅周辺では再開発が着々と進行中で、2024年春には駅ビル「CoCoLo新潟」がリニューアルオープンしました。
さらに2025年春には新潟駅と白山駅の間に「上所駅」が新設予定で、ますます利便性が向上します。古町エリアでは昔ながらの街並みが残っており、国登録有形文化財も点在。風情ある街歩きを楽しめるのも魅力ですね。
西区:住みここちランキング上位の人気エリア
人口約15万人の西区は、学生や子育て世代から絶大な支持を集めるベッドタウンです。大東建託の「街の住みここちランキング」でも常に上位にランクインしており、特に小針エリアは「本当に住みやすい街大賞」で北陸1位に選ばれた実績があります。
新潟市中心部を走る路線バス「BRT」の終点が西区の青山であり、新潟駅や万代へのアクセスは抜群。映画館を備えた「イオン新潟西」や、県内の特産品が揃う道の駅「新潟ふるさと村」など大型施設も充実しています。
江南区:ファミリー層に大人気
人口約7万人の江南区は、地域を挙げて子育て支援に取り組んでいるエリアです。イオンモール新潟南やアピタ新潟亀田店といった大型商業施設が揃い、休日のお出かけには事欠きません。亀田公園やよこごし公園など、子どもがのびのび遊べる広い公園も多数あります。
JR亀田駅から新潟駅までは電車でわずか約10分。3路線が乗り入れる新津駅へも約8分でアクセスできるため、電車通勤にも便利です。「本当に住みやすい街大賞」で北陸2位に輝いた亀田エリアは、今まさに注目度が高まっています。
東区:空と海の玄関口
人口約13万人の東区には、新潟空港と新潟東港があります。区の面積は市内で最も狭いものの、人口は西区に次いで3位。石山団地をはじめとした住宅地が多く、子育て世帯に人気のエリアです。
港湾エリアの「山の下みなとランド」では、船の形をした超大型遊具で子どもたちが大はしゃぎ。大型貨物船やフェリー、旅客機を間近に見られるのも、このエリアならではの醍醐味です。「寺山公園い〜てらす」など子育て向け施設も充実しています。
北区:福島潟の自然に癒される
新潟市最北端に位置する北区は、人口約7万人の自然豊かなエリアです。新潟県内最大の湖沼「福島潟」では、バードウォッチングや自然散策が楽しめます。4月に見頃を迎える菜の花畑は圧巻の美しさですよ。
区の北側は日本海に面しており、「島見浜海水浴場」や「海辺の森」でアクティビティを満喫できます。全国初の道の駅「道の駅豊栄」があるのも北区。区内には7つの工業団地があり、食品や半導体などの企業が集積しています。
秋葉区:花と緑と鉄道のまち
人口約7万5千人の秋葉区は「花とみどりのまち」「鉄道のまち」として知られています。県立植物園や「新津フラワーランド」など、植物関連の施設が多数点在。新津駅には3路線が乗り入れており、鉄道交通の要衝として栄えてきました。
「新潟市新津鉄道資料館」では引退した車両が展示されており、鉄道ファンにはたまらないスポットです。閑静な住宅街で家賃が比較的安く、治安の良さも魅力。犯罪率は市内でもトップクラスの低さを誇ります。
南区:フルーツ王国
人口約4万3千人の南区は、農作物の生産が盛んなエリアです。新潟を代表する西洋梨「ル・レクチェ」の生産量は日本一を誇ります。直売所では新鮮な野菜や果物がお手頃価格で手に入るのも嬉しいポイント。
300年の歴史を持つ「白根大凧合戦」や伝統芸能「角兵衛獅子」など、古くからの文化が大切に守られている地域でもあります。田園風景が広がるのどかな環境で、スローライフを楽しみたい方におすすめです。
西蒲区:温泉と山々に恵まれた観光地
人口約5万4千人の西蒲区は、新潟市の最西端に位置しています。江戸時代に開湯した岩室温泉は新潟市唯一の温泉地。弥彦神社からも近く、県内外から多くの観光客が訪れます。僕も温泉巡りが趣味なので、西蒲区にはよく足を運んでいます♪
角田山や多宝山といった山々に囲まれ、日本海にも面しているため、アウトドア派にはぴったり。「上堰潟公園」では桜と菜の花のコラボや、夏の終わりに出現する巨大なわらアートが楽しめます。
新潟市が住みやすい街と言われる5つの理由
新潟市に実際に住んでみると、「ここに来てよかった」と思える瞬間がたくさんあります。県外出身の僕が感じた、新潟市の住みやすさのポイントを5つご紹介しますね。
食べ物がとにかくおいしい!
新潟といえばやっぱりお米。全国一位の生産量を誇り、コシヒカリや新之助といったブランド米がスーパーで手軽に手に入ります。お米だけでなく、海鮮の新鮮さにも驚かされますよ。
栃木に住んでいた頃と比べると、魚介類の種類も価格も段違い。スーパーのお刺身や海鮮丼のクオリティが高く、外食しなくても大満足できます。日本酒の蔵元も多いので、お酒好きにはたまらない環境ですね。
待機児童ゼロで子育てしやすい
新潟市は毎年待機児童ゼロを達成しており、保育園に入れないという心配がほとんどありません。これは子育て世代にとって非常に大きな安心材料です。市内には子育て世帯向けの親子の遊び場や子育てサロンが多数あり、気軽に利用できます。
子育て応援アプリや、子どものショートステイ・一時預かりサービスなども市が率先して提供。共働き世帯へのサポート体制が整っているのは、本当にありがたいです。
田舎すぎず都会すぎずちょうどいい
新潟市に住んでいる人がよく口にするのが「ちょうどいい」という言葉。遊ぶ場所や買い物スポットが適度にあり、かといって大都市のような混雑とは無縁です。休日のショッピングモールも、東京や大阪に比べると圧倒的にゆったり。
自然も身近にあり、海も山も潟も楽しめます。子どもをのびのび育てるには最高の環境だと、僕自身つくづく感じています。
東京へのアクセスが良好
新潟駅から東京駅までは上越新幹線で最短約1時間半、平均でも約2時間で到着します。高速バスも毎日7〜8便運行しており、リーズナブルに移動したい場合はこちらも便利。東京ディズニーリゾート行きや横浜行きの夜行バスもあります。
出張や帰省、ちょっとした週末旅行など、首都圏との往来がスムーズにできるのは大きなメリット。地方暮らしながら都会とのつながりを保てる距離感がいいんです。
降雪量は意外と少なめ
「新潟=豪雪地帯」というイメージを持っている方も多いと思います。たしかに新潟県全体では雪が多いのですが、新潟市に限っては降雪量は比較的少なめ。令和3年度には積雪10センチ以上の日がわずか5日間、令和元年度はなんと0日でした。
ただし、記録的な大雪になる年もあるので油断は禁物。とはいえ、山間部に比べれば過ごしやすい冬を迎えられますよ。
新潟市に住む際の注意点
住みやすい街である一方、新潟市ならではの特徴も知っておくと、引っ越し後のギャップを減らせます。僕自身が感じた注意点を正直にお伝えしますね。
新潟駅周辺以外は車が必須
新潟駅周辺はバスの本数も多く、レンタサイクルも普及しているため、車がなくても生活できます。しかし、それ以外のエリアでは自家用車がないと不便に感じることが多いです。
特に公園やレジャースポットは駅やバス停から離れていることがほとんど。子育て世代であれば、車は必須と考えておいた方がいいでしょう。その分、駐車場付きの物件が多いのは嬉しいポイントです。
曇りや雨の日が多い
関東や西日本から来た方が驚くのが、曇りや雨の日の多さ。特に11月から3月にかけては、どんよりした空が続くことも珍しくありません。冬の寒さと相まって、気持ちが落ち込みやすい時期でもあります。
僕の場合は、休日に温泉に行ったり、室内でできる趣味を楽しんだりして乗り越えています。規則正しい生活と適度な運動を心がけることで、冬も元気に過ごせますよ。
降雪時は渋滞に注意
雪が降る頻度は少ないものの、積雪があると道路は渋滞しがち。数センチ積もっただけでも、いつもより30分〜1時間早く家を出る人が多いです。バスや電車が運休・遅延することもあります。
駐車場の雪かきや車の雪下ろしに時間がかかることも計算に入れて、余裕を持った行動が大切。スタッドレスタイヤへの履き替えは必須ですね。
子育て世代におすすめの人気エリア
新潟市内で特に子育て世代から支持を集めているエリアをピックアップしました。家族構成やライフスタイルに合わせて、ベストな場所を見つけてくださいね。
小針エリア(西区)
「本当に住みやすい街大賞」で北陸1位に輝いた小針は、大型商業施設・公園・海水浴場が揃う理想的なベッドタウン。JR小針駅から新潟駅まで電車で約15分、BRTの乗り換え拠点もあるためアクセス良好です。個人医院から大きな病院まで医療施設も充実しており、安心して暮らせます。
亀田エリア(江南区)
住みやすい街大賞で北陸2位を獲得した亀田エリア。JR亀田駅から新潟駅まで約10分と通勤に便利で、イオンモールやアピタなど買い物環境も抜群です。「江南区福祉センターきらとぴあ」には未就園児向けの遊び場や子育て相談窓口があり、子育て支援が手厚いエリアとして知られています。
関屋エリア(中央区)
新潟駅から2駅の関屋駅周辺は、電車もバスも本数が多く交通の便が抜群。中心街へのアクセスが良いのに家賃や駐車場代が比較的抑えめで、一人暮らしからファミリーまで幅広い層に人気です。人気ラーメン店が集まる激戦区でもあり、週末の食べ歩きも楽しめますよ。
新潟駅周辺(中央区)
再開発が進む新潟駅周辺は、日々進化を続けるエリア。2023年には駅の南北を地上で行き来できる通路が開通し、利便性が大幅に向上しました。「にいがた2km」プロジェクトにより、新潟駅・万代シティ・古町を結ぶ一体的なまちづくりが進行中。今後さらに魅力が増していくエリアです。
新潟市周辺のおすすめエリアも紹介
新潟市だけでなく、周辺の市町村にも住みやすいエリアがあります。通勤圏内でありながら、独自の魅力を持つ地域をご紹介しますね。
聖籠町:住みここちランキング1位の実力派
2024年の「街の住みここちランキング新潟県版」で、新潟市中央区や西区を抑えて1位に輝いた聖籠町。町面積の1/4を東港工業地帯が占め、多くの企業が進出しているため税収が豊富です。その財源を活かした住民向け制度は県内随一の充実ぶり。
10年以上住む意思がある人には100万円の住宅補助があり、幼稚園の無償化・全員入園も実現しています。合計特殊出生率は県内トップクラス。子育て支援が手厚いエリアをお探しなら、ぜひ候補に入れてみてください。
田上町:治安が良く自然災害が少ない
田上町は犯罪発生率が低く、地震や台風などの自然災害リスクも比較的低いエリアです。防犯カメラの設置や見守り活動が行き届いており、安全・安心な暮らしを求める方にぴったり。行政の子育て支援もしっかりしており、子育て期間だけ移住してくる方もいるほどです。
新発田市:新潟市へ通勤圏内の城下町
人口約10万人の新発田市は、江戸時代には城下町として栄えた歴史ある街。新発田城や月岡温泉など観光資源も豊富です。新潟市中心部まで車で1時間以内とアクセスも良好で、U・Iターン制度や移住支援も充実しています。
新潟市での住まい探しのポイント
新潟市で物件を探す際に押さえておきたいポイントをお伝えします。
- 駐車場付き物件を優先的に探す(車社会のため必須)
- 冬の除雪体制がしっかりしているエリアを選ぶ
- スーパーや病院へのアクセスをチェックする
- お子さんがいる場合は学区も確認する
- 新潟バイパスへのアクセスも考慮すると便利
特に子育て世帯は、保育園や小学校、小児科との距離を事前に調べておくことをおすすめします。新潟バイパスは高速道路並みに発達しており、市内外への移動がスムーズになりますよ。
まとめ:新潟市は家族で暮らすのに最適な街
新潟市は、8つの区それぞれに個性があり、ライフスタイルに合わせてエリアを選べるのが魅力です。待機児童ゼロの子育て環境、おいしい食べ物、程よい都会感と豊かな自然。栃木から移り住んできた僕にとって、新潟市は「ここで家族と暮らしていきたい」と心から思える街になりました。
新潟市への移住や引っ越しを検討している皆さん、ぜひ一度この街を訪れてみてください。きっと、新潟市ならではの温かさや暮らしやすさを実感できるはずです😊
「継続は力なり」— 大山倍達
毎日コツコツと積み重ねることが、やがて大きな力になる。この言葉は僕の座右の銘でもあります。新しい土地での暮らしも、日々の小さな発見を大切にしながら続けていけば、きっと素晴らしいものになりますよ。皆さんの新生活が実りあるものになることを心から願っています!


















