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茅野市のお祭り一覧|御柱祭から白樺湖花火まで年間イベント紹介

こんにちは、『ローカログ』長野県担当ライターのさとはです。今日は八ヶ岳の麓に広がる茅野市のお祭りについて、たっぷりお届けしますね。茅野市には、7年に一度の壮大な神事から地域に根付いた小さな伝統行事まで、実にさまざまなお祭りがあるんです。みなさんは、長野県のお祭りといえば何を思い浮かべますか?

わたしが松本市に住んでいる関係で、茅野市には何度も足を運んでいます。そのたびに感じるのは、この土地に暮らす人々のお祭りへの愛情の深さ。観光ガイドには載っていないような小さな集落の祭りにも、ていねいに受け継がれてきた物語があって、思わず心がほっこりするんですよね。

目次

茅野市を代表する三大祭り

茅野市でお祭りを楽しむなら、まず押さえておきたいのが三つの大きなお祭り。それぞれに違った魅力があって、一度体験するとまた来たくなる、そんな不思議な引力を持っています。

御柱祭(おんばしらさい)

7年に一度、寅と申の年にだけ開催される諏訪大社の御柱祭は、茅野市を語るうえで欠かせない壮大な祭典です。正式名称は「式年造営御柱大祭」といい、テレビのニュースでも全国に中継されるほど知名度の高いお祭りなんですよ。茅野市内には諏訪大社上社前宮があるため、山から切り出された御柱が里へと曳き出される重要なルートになっています。

見どころはなんといっても「木落し」と「川越し」。傾斜約30度の急坂を、大勢の氏子を乗せたまま一気に駆け下りる木落しは、見ているだけで息を呑む迫力があります。続いて宮川を渡る川越しでは、御柱が水で清められ、クライマックスへと向かっていきます。「奥山の大木、里に下りて神となる」という木遣り唄の一節が、祭りの本質を伝えているようでぐっときます。

茅野どんばん

毎年8月に開催される「茅野どんばん」は、茅野駅東口から市役所までの通りを舞台にした市民祭です。2025年は第48回を数え、8月9日(土曜日)に開催予定とのこと。昼の12時からスタートして、夜の踊りは18時頃から始まります。

このお祭りの主役は、なんといっても「連」と呼ばれるグループによる踊り。どんばんグランプリの優勝を目指して、みなさん練習を重ねているんですって。地元では市民文化センターで踊りの講習会も開かれていて、その熱の入りようがすごいんです。昼間は歩行者天国になっていて、お子さんが楽しめる「ジョブタウン」という仕事体験広場も人気ですよ🎵

白樺湖夏祭り花火大会

標高1400mの高原に佇む白樺湖で、毎年8月に開催される花火大会。2025年は第51回として8月10日(日曜日)に予定されています。約1500発の花火が、澄んだ夜空と湖面を鮮やかに染め上げる光景は、ため息が出るほど美しいんです。

湖畔まで遮るものがないロケーションなので、花火の音の迫力もすごい。わたしは以前、夕方から場所取りをして見たのですが、高原の涼しい風に吹かれながら眺める花火は格別でした。荒天の場合は翌11日に順延されるそうなので、天気予報のチェックをお忘れなく。

春のお祭り(4月〜6月)

長い冬を越えた茅野市には、春の訪れを祝うお祭りがいくつもあります。雪解けとともに始まる高原の春は、どこかぽかぽかとした希望に満ちているんですよね。

どぶろく祭り(4月27日)

本町にある御座石神社で毎年4月27日に行われる神事です。どぶろくとは、米を発酵させて作る濁り酒のこと。神様に捧げる神聖なお酒として、古くから大切にされてきました。地域の方々が集まって、五穀豊穣や無病息災を祈る姿に、日本の原風景を見る思いがします。

かたくりの花まつり(4月下旬)

西茅野地区で開催されるこのお祭りでは、可憐なかたくりの花を愛でることができます。薄紫色の花びらがうつむくように咲く姿は、控えめだけど芯の強さを感じさせますよね。早朝の散歩が趣味のわたしとしては、朝の光の中で見るかたくりが特におすすめです✨

八十八夜祭(5月2日)

「夏も近づく八十八夜」という歌をご存知でしょうか?茅野市玉川の粟沢観音では、毎年5月2日に八十八夜祭が開かれます。地元では「茅野どんばん」と並ぶお祭りとして親しまれていて、子どもたちが「今年は誰と行こうか」と心待ちにしているんだそう。長い石段を上った先には、たくさんの出店が軒を連ねて、にぎやかな雰囲気に包まれます。

八ヶ岳開山祭(6月初旬)

赤岳や北横岳で行われる山の祭典。登山シーズンの到来を告げるこの行事は、山を愛する人々にとって特別な意味を持っています。八ヶ岳の雄大な姿を見上げながら、安全な登山を祈願する。そんな厳かな時間が流れています。

夏のお祭り(7月〜9月)

高原の夏は、平地に比べて過ごしやすいのが魅力。避暑地として知られる茅野市には、夏ならではのお祭りがぎゅっと詰まっています。

こどもまつり(6月)

家族連れにうれしいイベントです。お子さんが主役になれるお祭りって、大人にとっても楽しいですよね。地域の方々があたたかく見守る中、子どもたちの笑顔があふれる一日になります。

蓼科高原バラクラフラワーショー(6月中旬〜下旬)

蓼科高原で開催される花の祭典。イングリッシュガーデンを思わせる会場には、色とりどりの花々が咲き誇ります。カメラを持って出かけたくなる、フォトジェニックなイベントですよ📷

小津安二郎記念・蓼科高原映画祭(9月下旬)

映画監督・小津安二郎ゆかりの地である蓼科で開催される映画祭。高原の澄んだ空気の中で映画を楽しむという、ちょっと贅沢な時間を過ごせます。文化的な秋のひとときにぴったりですね。

秋冬のお祭り(10月〜3月)

実りの秋から凛とした冬へ。茅野市の秋冬にも、見逃せないお祭りがあります。

茅野市農業祭(10月)

地元で採れた新鮮な農産物が並ぶ、食欲の秋にふさわしいお祭り。高原野菜や果物を手に取りながら、生産者の方と言葉を交わすひとときは、スーパーでの買い物では味わえない温かさがあります。

茅野市5000年尖石縄文まつり(10月上旬)

国宝「縄文のビーナス」と「仮面の女神」で知られる尖石縄文考古館周辺で開催されるお祭り。茅野市は縄文時代の遺跡が237ヶ所も発見されている「縄文王国」なんです。5000年前の暮らしに思いを馳せながら、体験イベントや展示を楽しめますよ。

八ヶ岳縄文の里マラソン(9月中旬)

尖石縄文考古館周辺をコースにしたマラソン大会。走ることが好きな方はもちろん、沿道で応援するのも楽しいですよね。高原の爽やかな空気の中を駆け抜けるランナーの姿は、見ているだけで元気をもらえます。

元旦博物館まつり(1月)

新年を博物館で迎えるというユニークな催し。静かに文化に触れながら一年をスタートさせるのも、素敵な過ごし方ですよね。

地域に息づく伝統行事

茅野市の魅力は、大きなお祭りだけではありません。各地区で受け継がれてきた伝統行事にも、この土地ならではの温もりが詰まっています。

長持ち

6年に一度の御柱年に行われる小宮祭で見られる「長持ち」は、長い竿についた箱を担いで練り歩く賑わいの行事。金沢地区の「雲助道中長持ち」は、かつて杖突峠を越えて荷物を運んだ「雲助」の動きを表現していて、独特のリズムがあります。

長持ち唄には前唄・甚句・後唄があり、「トコドッコイドッコイドッコイショ」という掛け声で進んでいくんです。地域によって唄い方や所作が異なるのも面白いところで、それぞれの集落の個性が光っています。

獅子舞と悪魔っ払い

小正月のどんど焼きの翌日、子どもたちが獅子頭を持って家々を回る「悪魔っ払い」。「悪魔っぱれえ、お祝いなして」と声をかけながら、無病息災を祈ります。22地区で今も続いているこの行事、子どもたちにとっては特別な思い出になっているはず。

民謡と踊り

エーヨー節、天屋節、ダンチョネ節など、江戸時代から唄われてきた民謡も茅野市の宝物。昔は村祭りや盆踊りで、老若男女が輪になって踊り、唄を掛け合ったそうです。即興で上手に唄える人は注目の的だったんですって。保存会の活動によって、今も大切に受け継がれています。

どんど焼き

小正月に行われるどんど焼きは、小学生を中心に各地区で続けられています。松の木を立てて正月飾りを積み上げ、火を灯す。炎を囲みながら繭玉を焼いて食べる光景は、冬の風物詩ですよね🔥

茅野市のお祭りを楽しむコツ

せっかく茅野市のお祭りに出かけるなら、より深く楽しみたいですよね。わたしが実際に足を運んで感じた、ちょっとしたコツをお伝えします。

アクセスと宿泊

茅野市へはJR中央線の茅野駅が玄関口。東京の新宿駅から特急あずさで約2時間とアクセス良好です。車なら中央自動車道の諏訪ICや諏訪南ICが便利。お祭りの時期は宿泊施設が混み合うことも多いので、早めの予約がおすすめですよ。

服装と持ち物

高原地帯なので、夏でも朝晩はひんやりすることがあります。羽織れるものを一枚持っていくと安心。御柱祭のように山道を歩くお祭りでは、歩きやすい靴が必須です。

地元の方との交流

お祭りの醍醐味は、地元の方との触れ合いにあると思うんです。茅野どんばんでは飛び入り参加できる踊りもありますし、農業祭では生産者さんと会話しながらお買い物ができます。恥ずかしがらずに声をかけてみると、思わぬ出会いがあるかもしれません😊

茅野市の年間お祭りカレンダー

最後に、茅野市のお祭りを月ごとにまとめてみました。お出かけの計画にお役立てくださいね。

主なお祭り・イベント
1月元旦博物館まつり、小泉山体験の森 元旦登山
4月ビーナスライン開通、かたくりの花まつり、どぶろく祭り、メルヘン街道開通式
5月八十八夜祭、小泉山体験の森山開き
6月八ヶ岳開山祭、こどもまつり、蓼科高原バラクラフラワーショー
8月茅野どんばん、白樺湖夏祭り花火大会
9月小津安二郎記念・蓼科高原映画祭、八ヶ岳縄文の里マラソン
10月茅野市農業祭、茅野市5000年尖石縄文まつり
御柱年御柱祭(7年に一度、寅と申の年)

茅野市のお祭り一覧、いかがでしたか?大きなお祭りから地域の小さな行事まで、どれも人々の暮らしに根ざした温かみがあって、何度でも訪れたくなります。高原の澄んだ空気の中で、のんびりとお祭りを楽しんでみてくださいね。

「祭りとは、人と人とが出会い、心が通い合う場である」
― 柳田國男(民俗学者)

この言葉のとおり、茅野市のお祭りには人と人とのつながりが息づいています。みなさんも八ヶ岳の麓で、すてきな出会いを見つけてみてくださいね。日常にまぎれた宝物は、きっとこういう場所にあるのだと思います。

投稿時のリサーチ結果に基づいて記事を作成していますが、最新情報は公式サイトも必ずご確認ください

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