みなさん、こんにちは。『ローカログ』愛媛担当ライターのとしゆきです。今回は愛媛県八幡浜市のお祭りを一覧でまとめてみました。八幡浜といえば「伊予の大阪」と呼ばれた港町ですよね。みかんに魚にちゃんぽん、そしてお祭りも実はかなり充実しているんです。春から冬まで、どの季節に訪れても楽しめるイベントが盛りだくさん。今回はその魅力をじっくりお伝えしていきますね◎
八幡浜市ってどんな町?
八幡浜市は愛媛県の西端、佐田岬半島の付け根に位置しています。伊予灘や宇和海に面したリアス式海岸が美しく、古くから九州や関西との海上交易で栄えてきました。温暖な気候のおかげで、空と海と石段の「三方照らし」で育つみかんは格別の味わいです。
また、八幡浜港は西日本有数の漁港で、年間を通じて水揚げ量が多く、魚の種類も実に豊富。そんな自然の恵みに支えられた町だからこそ、四季折々の伝統的なお祭りが今も大切に受け継がれているんですね。
春のお祭り|桜と伝統行事で新しい季節を迎える
真穴の座敷雛
毎年4月2日・3日に真穴地区で行われる「真穴の座敷雛」。これは初節句を迎えた女の子のために、座敷いっぱいに豪華な雛飾りを披露する伝統行事です。一般的なお雛様とは規模が違い、部屋全体を使った華やかな飾り付けにびっくりする人も多いはず。地元の方々の温かいおもてなしも心に残りますよ。
さくら祭り
4月第1日曜日には、北浜公園や諏訪崎など市内の桜の名所でさくら祭りが開催されます。保内中学校周辺がメイン会場となることも。餅つきやお菓子まき、ゲームに屋台など、家族みんなで楽しめるイベントが盛りだくさんです😊
百矢祭り
4月中旬には中津川地区で百矢祭りが行われます。弓矢にまつわる伝統行事で、古くからの風習を今に伝える貴重なお祭りです。地域の人々が大切に守り続けている姿に、じわっと感動を覚えますね。
川名津柱松神事
4月第3土・日曜日に行われるのが川名津柱松神事。火を使った荘厳な儀式が見どころです。八幡浜には「柱祭り」と呼ばれる火祭りの文化が根付いていて、その一つがこの神事なんですよ。
夏のお祭り|港町が熱く燃える季節
夏祭り(輪抜け)
夏の訪れを告げる輪抜け祭りは、茅の輪をくぐって無病息災を祈願する行事です。市内の神社で行われ、地元の方々が家族連れで訪れます。ゆったりとした雰囲気の中、夏の健康を願うひとときを過ごせますよ。
八幡浜みなと夏まつり
八幡浜が一年でもっとも熱くなるのがお盆の「八幡浜みなと夏まつり」です!例年約5万人もの人出で賑わい、名物の「てやてや音頭」で会場は一体感に包まれます。「てやてや」とは、もともと八幡浜の魚市場で使われていたせりの掛け声だったそうです。今では町のあちこちで耳にする八幡浜ならではの言葉になっています。
8月15日のクライマックスは、約4500発の花火が八幡浜港の夜空を彩る花火大会。道の駅「八幡浜みなっと」の緑地公園からは遮るものなく花火を楽しめて、海面に映り込む光景は幻想的です。露店もたくさん並ぶので、家族や友人と夏の思い出づくりにぴったりですね。
五反田柱まつり
8月14日に王子の森公園で行われる「五反田柱まつり」は、愛媛県指定無形民俗文化財にも選ばれている奇祭です。戦国時代に不運な死を遂げた修験者・金剛院の霊を慰めるために始まったとされています。
約20メートルの柱の先に付けられた籠に、火のついた松明を投げ入れて燃え上がるまでのタイムを競うというユニークな形式。夜空を舞う火の玉と、籠が燃え上がる瞬間の神秘的な光景は、一度見たら忘れられません。一般参加も可能なので、挑戦してみるのも面白いかもしれませんよ!
秋のお祭り|収穫の喜びと伝統の継承
てやてや踊りフェスティバル
10月中旬に新町商店街・銀座商店街で開催される「てやてや踊りフェスティバル」。八幡浜出身の方なら誰もが知っている「てやてや音頭」に合わせて、市民が商店街を練り歩きます。かつては夏祭りとの一本化で廃止が決まりかけたこともありましたが、市民有志が立ち上がって存続が実現しました。
民謡調の音楽に包まれた秋の夜、笑顔で踊る人々の姿はほっとする光景です。キッチンカーなども出店するので、踊りを見ながらおいしいものを楽しむのもいいですね。
三島神社 神幸祭
保内町の三島神社で毎年10月第4金曜・土曜に行われる神幸祭。「御舟」や「牛鬼」、「四つ太鼓」、「山車」などさまざまな練り物が境内を練り回ります。「五つ鹿」踊りや「唐獅子」の披露もあり、山と海に囲まれた八幡浜ならではの独特な伝統行事を体感できますよ。
金曜が宵祭り、土曜が本祭りとなっていて、二日間にわたってお祭りの雰囲気を味わえます。保内地区の歴史と文化が凝縮された、貴重な機会です。
保内秋祭り
秋には保内地区各所で秋祭りが開催されます。それぞれの神社で神輿の練り回しや伝統芸能の奉納が行われ、地域の絆を感じる季節です。地元の人々と一緒にお祭りを楽しめば、八幡浜の温かさがじわっと伝わってきます。
晩秋~冬のイベント|八幡浜の魅力を再発見
やわたはま産業まつり
11月には道の駅「八幡浜みなっと」緑地公園で「やわたはま産業まつり」が開催されます。「みかんと魚とちゃんぽんのまち」八幡浜の特産品が一堂に会するイベントで、入場無料で楽しめるのが嬉しいポイント。マーマレードの品評会や地元グルメの出店など、八幡浜の「おいしい」が詰まった一日です。
八幡浜市のお祭り年間カレンダー
八幡浜市のお祭りを一覧にまとめると、こんな感じになります。
| 時期 | お祭り・イベント名 | 場所 |
|---|---|---|
| 4月2日・3日 | 真穴の座敷雛 | 真穴地区 |
| 4月第1日曜日 | さくら祭り | 北浜公園、諏訪崎ほか |
| 4月中旬 | 百矢祭り | 中津川地区 |
| 4月第3土・日曜日 | 川名津柱松神事 | 川名津地区 |
| 夏 | 夏祭り(輪抜け) | 市内各神社 |
| 8月14日 | 五反田柱まつり | 王子の森公園 |
| 8月15日 | 八幡浜みなと夏まつり・花火大会 | 八幡浜港・みなっと |
| 10月中旬 | てやてや踊りフェスティバル | 新町・銀座商店街 |
| 10月第4金・土曜日 | 三島神社 神幸祭 | 保内町・三島神社 |
| 秋 | 保内秋祭り | 保内地区各所 |
| 11月 | やわたはま産業まつり | 八幡浜みなっと |
八幡浜市のお祭りを楽しむコツ
八幡浜市のお祭りを一覧で見てみると、春夏秋冬それぞれに見どころがありますよね。せっかく訪れるなら、いくつかのポイントを押さえておくとより楽しめます。
- 夏祭りや花火大会は混雑必至なので、早めの到着がおすすめ
- 五反田柱まつりは一般参加も可能なので、事前に申し込みをチェック
- 秋祭りは地域ごとに開催日が異なるため、訪問前に確認を
- 道の駅「八幡浜みなっと」はイベント会場としても定番スポット
- 駐車場は混み合うことが多いので、公共交通機関の利用も検討を
お祭りに合わせて八幡浜を訪れれば、地元グルメも一緒に楽しめます。新鮮な魚介を使った海鮮丼や、ソウルフードの八幡浜ちゃんぽんは外せません。みかんジュースで喉を潤しながら、お祭り気分を満喫してくださいね🍊
アクセス情報
八幡浜市へのアクセスは、JR予讃線の八幡浜駅が玄関口です。松山駅からは特急で約50分ほど。車の場合は松山自動車道の大洲南ICから約25分で到着します。九州方面からは八幡浜港へのフェリーも便利ですよ。
お祭りの詳細は八幡浜市商工観光課(TEL:0894-22-3101)や八幡浜市観光物産協会に問い合わせると確実です。
まとめに代えて
八幡浜市のお祭り一覧、いかがでしたか?港町ならではの活気あふれるイベントから、山間部に伝わる神秘的な伝統行事まで、実に多彩な顔を持つ町だということが伝わったでしょうか。わたしも取材を通じて、八幡浜の人々がお祭りを大切に守り続けている姿に何度も心を動かされました。
みなさんも、ぜひ一度八幡浜のお祭りに足を運んでみてください。きっと「てやてや」の掛け声とともに、忘れられない思い出ができるはずです✨
「祭りとは、人と人をつなぐ見えない糸である」
― 日本の伝統文化より
お祭りを通じて人と人がつながり、地域の絆が深まっていく。そんなあたたかい光景が、八幡浜にはたくさんあります。背伸びしすぎず、自分のペースで楽しむ。それがお祭りの醍醐味かもしれませんね。次の休日、八幡浜への小旅行を計画してみてはいかがでしょうか。


















