こんにちは!『ローカログ』北九州エリア担当ライターのまさゆきです。最近、クローゼットの整理をしていて「この服、もう着ないなあ」と思う機会が増えました。みなさんも同じような経験はありませんか?そんなときに気になるのが、北九州市での古着回収の方法です。実は、ぼくたちの住む北九州市には、とても素晴らしい古着リサイクルシステムがあるんですよ♪
今回は地元在住のぼくが、北九州市の古着回収について詳しくご紹介します。どこで回収してもらえるのか、どんな服が対象なのか、そして回収された古着がどのように生まれ変わるのかまで、地元目線でお伝えしていきますね!
北九州市の古着回収システムってどんな仕組み?
北九州市では平成26年5月から、全国初の地域循環型古着リサイクル事業をスタートさせました。これがとっても画期的なシステムなんです!回収された古着は、若松区にある株式会社エヌ・シー・エスでリサイクル処理され、最終的には自動車の内装材として生まれ変わります。
つまり、みなさんが着なくなった服が、車の座席やドアの内張りになって再び活躍するというわけです。まさに「捨てるものから価値あるものへ」の転換ですね。地元の企業が関わっているところも、北九州市らしいなあと感じます。
この取り組みは「北部九州・古着地域循環推進協議会」という組織によって運営されており、民間企業と行政が一体となって取り組む全国でも珍しいシステムとして注目を集めています。地域で出た古着を地域で資源化し、地域の産業で活用する。まさに理想的な循環型社会の姿ですよね!
古着回収の方法は4つ!それぞれの特徴を解説
北九州市で古着を回収してもらう方法は、大きく分けて4つあります。ぼく自身もいくつかの方法を利用したことがあるので、それぞれの特徴をお伝えしますね。
回収ボックスによる拠点回収
最も手軽で便利なのが、市内各所に設置されている回収ボックスです。24時間いつでも利用できるので、お買い物のついでやお散歩の途中にサッと持参できるのが魅力です。ぼくもよく近所のスーパーに設置されている回収ボックスを利用しています。
主な設置場所には以下のような場所があります:
- 門司区役所、大里出張所、松ヶ江出張所
- 井筒屋小倉店駐車場(馬借パーキング・大手町パーキング)
- イオンモール八幡東
- 各区の市民センター
- 一部のスーパーマーケット
ただし、一度に大量に持ち込むと回収ボックスが溢れてしまうので、週を変えて少しずつ持参するのがマナーです。地域のみなさんが気持ちよく利用できるよう、配慮が大切ですね。
まちづくり協議会による地域回収
これは地域コミュニティが主体となった回収方法で、主に各区の市民センターで定期的に実施されています。企救丘市民センターでは毎月第2金曜日に古着回収を行っており、地域の方々が協力して運営されています。
この地域回収の素晴らしいところは、回収実績に応じて奨励金が交付されることです。1キログラムあたり2円の奨励金が6ヶ月ごとに支給され、地域活動の資金として活用されています。古着を出すだけで地域貢献にもなるなんて、一石二鳥ですよね!
店頭回収
クリーニング店や一部の小売店でも古着回収を行っています。普段利用しているお店で回収してもらえるのは便利ですし、お店の方とのコミュニケーションも楽しめます。地元のクリーニング店では「いつもありがとうございます」なんて声をかけてもらえることもあって、温かい気持ちになりますよ。
事業所での古着回収
企業や団体向けの回収方法もあります。工場や銀行、航空会社などの使用済みユニフォームも回収対象となっており、個人の古着だけでなく企業からの廃棄衣料も資源として活用されています。
どんな古着が回収対象?注意点もチェック
古着回収では、基本的に家庭で不用になった衣類が対象となります。ただし、なんでも受け入れてもらえるわけではないので、事前にチェックしておきましょう。
回収できる古着
- Tシャツ、シャツ類
- ズボン、スカート類
- セーター、カーディガン類
- ジャケット、コート類
- 下着類(清潔なもの)
- 靴下、タイツ類
素材については綿、ポリエステル、ウール、ナイロンなど、一般的な衣類素材であれば問題ありません。多少の汚れやシミがあっても、リサイクル工程で処理できるので受け入れ可能です。
回収できない古着
- カビが生えているもの
- ひどく破れているもの
- ペンキなどが付着しているもの
- 革製品(皮ジャンなど)
- 着物(帯なども含む)
- 布団、毛布類
- カーペット、カーテン類
これらのアイテムはリサイクル工程で支障をきたす可能性があるため、一般ごみとして適切に処分する必要があります。判断に迷った場合は、環境局循環社会推進課(093-582-2187)に問い合わせてみてくださいね。
古着が生まれ変わる!リサイクルの流れ
回収された古着がどのように処理されるのか、その流れを追ってみましょう。これを知ると、古着を出すときの気持ちも変わりますよ♪
まず、回収された古着は若松区にある株式会社エヌ・シー・エスの工場に運ばれます。ここで選別・洗浄が行われ、綿状のリサイクル繊維に加工されます。この工場、実は北九州エコタウン内にあるんです。地元の環境産業の拠点で処理されるなんて、なんだか誇らしいですよね。
次に、このリサイクル繊維は同地域の自動車用内装材製造メーカーで吸音・遮音材に加工されます。そして最終的に、日産自動車九州、トヨタ自動車九州、ダイハツ九州、日産車体九州といった北部九州に立地する自動車メーカーで新車の部品として使用されるのです。
つまり、みなさんが手放した古着が、同じ北九州圏内で作られた自動車に搭載される可能性があるということです。地域で完結する循環システム、これぞ地産地消ならぬ「地廃地活(地域で廃棄したものを地域で活用)」ですね!
環境ミュージアムでも古着回収実施中
八幡東区東田にある環境ミュージアムでも古着回収を行っています。ここは環境について楽しく学べる施設として有名ですが、実際に環境保全活動にも積極的に取り組んでいるんです。
環境ミュージアムでの古着回収も、一度に大量持ち込みは避けて、適量ずつ持参するのがマナーです。施設見学と合わせて古着を持参すれば、環境への意識もさらに高まりそうですね。ぼくも先日、カメラを片手に施設を見学しがてら古着を持参しました。
地元ライターが感じる古着回収の魅力
北九州市の古着回収システムを利用してみて、ぼくが感じる魅力をお伝えします。まず何より、罪悪感なく服を手放せることです。以前は「まだ着られるのに捨てるのは申し訳ない」と思いながら処分していましたが、今は「新しい命をもらって活躍するんだ」と前向きな気持ちで送り出せます。
また、地域経済への貢献も実感できます。北九州市内で回収・処理・活用される循環システムは、地元企業の活性化にも繋がっています。古着を出すことで、間接的に地域振興に参加している感覚があるんです。
「最初は半信半疑でしたが、実際に利用してみると本当に便利でした。回収ボックスが近所にあるので、散歩ついでに持参しています。地元で循環しているというのも気に入っています」(女性/40代前半/会社員)
こうした市民の声からも、システムが地域に根付いていることがわかりますね。
より良い循環のために私たちができること
古着回収システムを持続可能にするためには、私たち市民の協力が不可欠です。以下のポイントを意識することで、より良い循環を創り出せます。
2Rの実践
まずは「Reduce(減らす)」と「Reuse(再使用する)」を心がけましょう。本当に必要な服だけを購入し、大切に手入れしながら長く着続けることが大切です。また、不用になった服も、まずはリサイクルショップやフリーマーケットでの再利用を検討してみてください。
適切な分別
古着を出すときは、回収対象外のものが混入しないよう注意しましょう。革製品や着物などは一般ごみとして適切に処分し、古着回収の品質を保つことが重要です。
タイミングの配慮
回収ボックスや地域回収では、一度に大量に持ち込まず、適量ずつ持参するよう心がけましょう。みんなが気持ちよく利用できる環境作りが大切ですね。
北九州市の古着回収は全国のモデル事例
実は、北九州市の古着回収システムは全国からも注目されており、他の自治体のモデル事例となっています。地域の特性を活かした循環システムの構築は、持続可能な社会づくりの先駆的事例として評価されているんです。
特に自動車産業が集積する北部九州という地域特性を活かし、古着から自動車部品への転換を実現したアイデアは秀逸です。地域資源を地域産業で活用する「地域循環圏」の理想的な形と言えるでしょう。
みなさんも古着を出すときは、それが全国に誇れる北九州市の取り組みの一部だということを、ちょっと誇らしく思ってもらえればと思います。
「継続は力なり」- 住岡夜晃
この古着回収の取り組みも、市民一人ひとりの継続的な参加があってこそ成り立っています。小さな行動の積み重ねが、やがて大きな環境改善に繋がる。そんな希望を抱きながら、ぼくたちも地域の一員として、この素晴らしいシステムを支えていきたいですね♪


















