こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は世田谷区成城にある隠れた名所、成城五丁目猪股庭園について詳しくご紹介しますね。皆さんは成城の住宅街にこんなに素晴らしい庭園があることをご存知でしたか?
この庭園は、昭和を代表する建築家・吉田五十八氏が設計した近代数寄屋造りの邸宅と、美しい日本庭園を無料で見学できる貴重なスポットなんです。ボクも実際に足を運んでみて、その美しさにすっかり魅了されてしまいました!
成城五丁目猪股庭園の基本情報
成城五丁目猪股庭園は、もともと労務行政研究所の理事長を務めていた猪股猛氏ご夫妻の邸宅として1964年に建てられました。文化勲章を受章した建築家・吉田五十八氏の設計による近代数寄屋造りの建物と、回遊式の日本庭園を同時に楽しめるのが最大の魅力です。
猪股氏ご夫妻の死後、遺族から「この住宅を末永く残して欲しい」という願いとともに世田谷区に寄贈され、1999年から「区立成城五丁目猪股庭園」として一般公開されています。現在は一般財団法人世田谷トラストまちづくりが管理運営を行っているんですよ。
開園時間と休園日
開園時間は午前9時30分から午後4時30分まで。休園日は毎週月曜日で、月曜日が祝日の場合は次の平日がお休みになります。年末年始(12月29日から1月3日)も休園となるので、お出かけ前にはチェックしてくださいね。
入場料は大人も子どもも無料!これだけ素晴らしい施設を無料で見学できるなんて、本当にありがたいですよね。
建築の見どころ
吉田五十八氏といえば、日本の伝統的な数寄屋造りを近代化した「吉田流」で知られる建築界の巨匠です。猪股邸では、その特徴が随所に見られます。
建物内部は、伝統的な和風建築に見られる柱や長押、天井の回り縁といった部材をできる限り取り除き、すっきりとした空間を実現しています。引き込み戸を用いて全面開口できる壁が多く設けられており、室内からでも外にいるような開放感を味わえるのが特徴的です。
和室と洋間を融合させた設計で、ミニマムな和の美しさに近代昭和の洋風生活を取り入れたデザインは、今見ても新鮮で美しいんです。建物の保護のため、見学の際はできるだけ靴下を持参・着用することをお願いされています。
庭園の魅力
庭園は吉田五十八氏と同時期に活躍していた庭師・田中泰阿弥氏による作庭です。田中氏は京都の銀閣寺でも出入り庭師を務めていた名人で、特にコケの美しさで知られています。
猪股庭園でも、玄関からすぐの居間付近には地面一帯にスギゴケが植えられており、アカマツ、ウメ、モミジなどと合わせて四季折々の美しい姿を見せてくれます。水場を設け、園路を巡らせた回遊式の日本庭園となっているので、ゆっくりと散策を楽しめますよ。
ただし、庭園保護のため1月と8月は散策路がお休みになり、建物内の見学のみとなります。庭園をしっかり楽しみたい方は、この時期を避けて訪問することをおすすめします。
アクセス方法
電車でのアクセス
最寄り駅は小田急線の成城学園前駅で、北口・西口から徒歩約5〜7分の距離にあります。成城学園前駅からのアクセスが最も便利で、住宅街の中を歩いていくと到着します。
その他の最寄り駅としては、小田急線喜多見駅から徒歩約15分、祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩約18分となっています。成城学園前駅が圧倒的に近いので、こちらを利用するのがベストですね。
車でのアクセス
首都高速3号渋谷線の用賀出口から約15分の距離にあります。ただし、駐車場がないため、車での来園はおすすめできません。近隣のコインパーキングを利用することになりますが、住宅街のため駐車場も限られています。
公共交通機関を利用してのアクセスが断然便利で確実ですよ!
特別なイベントとお茶席
猪股氏は茶道「鎮信流」を極めた達人でもありました。生前は客人をもてなすほど茶道に入れ込んでおり、邸宅内には客人用の茶室はもちろん、プライベート用の茶室まで増築していたそうです。
現在でもその伝統を受け継ぎ、春と秋の各2日間、回遊式の日本庭園を望む居間でお茶席が開かれています。お茶席は午前11時から午後3時まで、参加費は500円で各日先着100人限定となっています。美しい庭園を眺めながらいただくお抹茶とお茶菓子は、きっと格別な味わいでしょうね。
子どもと一緒に楽しむポイント
成城五丁目猪股庭園は子連れでも安心して楽しめる施設です。ベビーカーでの入園も可能で、お手洗いも広くて清潔に保たれています。
小中学生なら、夏休みの自由研究のテーマとしても最適です。日本の伝統建築や庭園文化について学べる貴重な機会になりますよ。建物や庭園について詳しく知りたい場合は、地元を中心としたボランティアガイドの方が案内してくれることもあります。
周辺の楽しみ方
成城学園前駅周辺は高級住宅街として知られており、おしゃれなカフェやレストランも点在しています。猪股庭園の見学と合わせて、成城の街並み散策も楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、ひな祭りの時期には見事な雛飾りが展示されることもあり、季節ごとに違った楽しみ方ができるのも魅力の一つです。
訪問時の注意点
建物の保護のため、できるだけ靴下を持参・着用してください。また、1月と8月は庭園保護のため散策路がお休みになることを忘れずに!この時期は建物内の見学のみとなります。
駐車場がないため、公共交通機関での来園をおすすめします。成城学園前駅から徒歩5〜7分と駅からも近く、アクセスは良好ですよ。
まとめ
成城五丁目猪股庭園は、昭和の建築界の巨匠・吉田五十八氏の傑作建築と美しい日本庭園を無料で楽しめる、世田谷区の隠れた名所です。都心にいながら日本の伝統美と四季の自然を感じられる貴重なスポットなんです。
皆さんもぜひ一度足を運んでみてください。きっと心が洗われるような素晴らしい体験ができるはずですよ!思い立ったが吉日、今度の休日にでもいかがでしょうか?
「美は見る者の心の中にある」- マーガレット・ウルフ・ハンガーフォード
美しいものを見つける目を持って、今日も素敵な一日をお過ごしください!


















