こんにちは!『ローカログ』広島エリア担当ライターのさやです♪ 今回は、2024年3月に惜しまれながら50年の歴史に幕を下ろした「広島県立安芸高等学校」について、その魅力や思い出をたっぷり振り返っていきたいと思います。卒業生のみなさんはもちろん、地域の方々にとっても特別な存在だったこの学校。一緒にその歩みを振り返ってみませんか?
広島県立安芸高等学校ってどんな学校だったの?
広島県立安芸高等学校は、広島市東区上温品にあった県立高校です。1974年に開校し、2024年3月31日に閉校するまで、実に約1万人近くの卒業生を社会へと送り出してきました。緑豊かな環境に囲まれた校舎は、A棟・B棟・総合学科棟の3棟で構成されていて、落ち着いた雰囲気の中で学べる環境が整っていました。
開校当初は普通科の高校としてスタートしましたが、1998年に総合学科へと改編。これにより、生徒一人ひとりが自分の興味や将来の夢に合わせて、より柔軟にカリキュラムを選べるようになったんです。
校訓に込められた想い
安芸高校の校訓は「生命敬愛・自主創造・持続実践」。命を大切にし、自ら考え行動し、そしてそれを継続していくという、シンプルだけど深い意味が込められています。この校訓のもと、多くの生徒たちが自分らしい高校生活を送ってきました。
総合学科だからこそできた多彩な学び✨
安芸高校の最大の魅力といえば、やっぱり総合学科ならではの多彩な選択科目!普通科の高校で学ぶ教科・科目に加えて、家政・商業・情報・体育・芸術系など、幅広い分野の科目を選ぶことができました。
4つの系列から自分の道を選べる
安芸高校には以下の4つの系列がありました。
- 人文・社会系列:文系科目を中心に学びたい人向け
- 生命・自然系列:理系科目や自然科学に興味がある人向け
- 商業・情報系列:ビジネスやパソコンスキルを身につけたい人向け
- 生活・福祉系列:福祉や生活関連の知識を深めたい人向け
「将来何になりたいか、まだはっきり決まっていない」という高校生も多いですよね。そんな人でも、いろんな分野を学びながら自分の適性や興味を見つけていける環境が、安芸高校にはあったんです。
部活動も充実!インターハイ出場の実績も
安芸高校には6つの体育クラブ、5つの文化クラブ、5つの総合クラブがあり、生徒たちは勉強と部活の両立に励んでいました。特に陸上部は2007年にインターハイ出場を果たすなど、輝かしい実績も残しています。
部活動を通じて培った仲間との絆は、卒業後も続く大切な宝物。閉校式には多くの卒業生が駆けつけたのも、そんな絆があったからこそですね😊
進路も夢も、しっかりサポート
安芸高校の進路実績は、進学率・就職率ともに約半々というバランスの取れた特徴がありました。大学や短大、専門学校への進学を目指す人も、就職を希望する人も、それぞれの目標に向かってサポートを受けられる環境が整っていたんです。
先生方の手厚いサポート
卒業生の声で多かったのが「先生方が真剣に生徒に寄り添ってくれた」という感想。進学や就職の相談はもちろん、メンタル面でのサポートも丁寧に行われていたそうです。担任の先生と進路担当の先生が一丸となって、生徒一人ひとりの夢を応援してくれる。そんな温かい雰囲気が安芸高校にはありました。
「なにをしたいか、目標が決まったときから、担任と進学担当の先生が一丸となってメンタル面からの指導や相談に乗ってくれて、とても助かりました」(女性/40代/保護者)
卒業生が語る安芸高校の思い出
安芸高校といえば、通学路の坂道を思い出す人も多いのではないでしょうか?「とにかく坂がきつかった!」という声はあちこちで聞かれますが、その分、3年間で自然と体力がついたという卒業生も。今となっては、それも青春の思い出ですよね♪
「学校の雰囲気がとても良くて、たくさんの友人ができました。卒業してからも付き合いが続いている仲間がいることが、何よりの財産です」(男性/30代/卒業生)
「授業選択のバリエーションが豊富で、他の学校にはない教科が取れるのが楽しかった」という声も。総合学科ならではの自由度の高さが、生徒たちの好奇心を刺激していたようです。
2024年3月、50年の歴史に幕
2024年3月1日、広島県立安芸高等学校で最後の卒業式と閉校式が行われました。最後の卒業生となった60人の生徒たちは、平田浩一校長から卒業証書を受け取り、思い出深い学び舎を巣立っていきました。
閉校式には在校生だけでなく、歴代の卒業生も多数出席。半世紀にわたる学校の歴史を、みんなで振り返る感動的な時間となりました。
「この卒業式に参加した私たちの誰もが、安芸高校の良さを今後の人生の中でふと思い出し、懐かしんでいけることを切に願います」(卒業生代表の言葉より)
県内の生徒数減少に伴う県立高校の再編という背景はありましたが、50年間で約1万人の卒業生を送り出してきた安芸高校の存在は、地域にとってかけがえのないものでした。
これからも心の中に|安芸高校の思い出を大切に
校舎は閉校後、広島県埋蔵文化財センターの移転先として活用される予定です。建物は形を変えて残りますが、そこで過ごした日々の記憶は、卒業生一人ひとりの心の中に永遠に刻まれています。
広島県立安芸高等学校で学んだみなさん、そして学校を支えてきた先生方や地域の方々。50年間、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました!
この記事を読んで、懐かしい気持ちになった卒業生の方もいらっしゃるのではないでしょうか。同窓会や卒業生同士の集まりで、ぜひ思い出話に花を咲かせてくださいね🌸
本日の名言
「人生で学んだすべてを私は3語にまとめられる。それは”それでも人生は続く”ということだ」(ロバート・フロスト)
学び舎は閉じても、そこで得た経験や出会いは、これからの人生を照らし続ける光になります。安芸高校で過ごした日々を胸に、みなさんがこれからも笑顔で歩んでいけますように。わたしもこれからも広島の素敵な場所やストーリーをお届けしていきますね!最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊

















