こんにちは、『ローカログ』香川県担当ライターのはるきです。香川県の東端に位置する東かがわ市には、歴史ある神社のお祭りから、地域のにぎわいを生む現代のイベントまで、一年を通じてさまざまな行事が開催されています。「東かがわ市のお祭り一覧が知りたい」「いつ何が開催されるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
わたし自身、四国での暮らしが長く、地域のお祭りに足を運ぶたびに、その土地ならではの温かさに触れてきました。今回は東かがわ市で開催される主なお祭りを季節ごとにまとめてご紹介します。家族でのお出かけにも、一人でふらっと訪れるのにもぴったりな情報をお届けしますね。
春のお祭り|華やかなひなまつりと白鳥神社の大祭
引田ひなまつり(2月下旬〜3月3日)
東かがわ市の春を彩る代表的なイベントといえば、「引田ひなまつり」です。2003年にまちおこしの一環として始まり、今では毎年多くの観光客が訪れる人気行事に成長しました。JR引田駅周辺の古い町並みに、約60軒もの家々が参加して豪華なひな人形を飾ります。
地域独特の「引田飾り」と呼ばれる華やかな飾り付けが最大の見どころで、江戸時代から現代までの多彩なお雛様に出会えます。期間中は10時から16時まで公開され、讃州井筒屋敷を中心に散策を楽しめます。宵雛まつりでは町並みがライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を味わえるのも魅力です。
白鳥神社 春季大祭(5月4日〜6日)
白鳥神社は東かがわ市を代表する神社のひとつ。春季大祭は毎年ゴールデンウィーク期間中に開催されます。5月5日には演武大会も行われ、新緑の中で伝統的な神事を体感できます。境内には樹齢約800年ともいわれるクスノキがあり、参拝とあわせて自然のパワーも感じられるスポットです。
夏のお祭り|海辺の花火と茅の輪くぐりで夏を満喫
風の港まつり(7月中旬〜下旬)
夏の東かがわ市を盛り上げるビッグイベントが「風の港まつり」です。引田漁港周辺を会場に、約1,000発もの花火が夜空を彩ります。海のすぐそばで打ち上げられるため、迫力と臨場感は抜群。水面に映る光景もまた格別です。
会場では阿波踊りやよさこい踊り、和太鼓など地元団体によるパフォーマンスも披露されます。屋台や縁日も出店され、夏祭りらしい雰囲気を存分に楽しめます。家族連れやカップルにもおすすめのイベントですよ。
白鳥神社 夏越祭(7月31日)
夏越祭は、半年間の心身の穢れを祓い、残りの半年を健やかに過ごすための神事です。白鳥神社の茅の輪は直径1.8メートルで、右巻きと左巻きの輪を2つ重ねた独特の形をしています。男性は右回りに3回、女性は左回りに3回くぐるのが作法とされています。
県指定の無形文化財「虎頭の舞」を含む獅子舞や、松原太鼓の演奏も奉納される見応えある祭典です。当日限定で社務所にて「なごせだんご」が頒布されるのもうれしいポイント。きな粉の香りがふわっと広がる、江戸時代から続く伝統の味わいです。
五名ふるさと夏まつり(8月中旬)
お盆の時期に開催される五名地区の夏祭り。五名活性化センター前のグラウンドを会場に、帰省した家族や地域を愛する人々が集まります。盆踊りやカラオケ大会で盛り上がり、たくさんの出店も並びます。のどかな山間の集落で過ごす夏のひとときは、どこか懐かしく心がほっと和みます。
秋のお祭り|勇壮な獅子舞と商店街のにぎわい
白鳥神社 秋季大祭(10月6日〜8日)
秋の白鳥神社は、一年で最も活気づく季節を迎えます。秋季大祭では神輿の渡御、稚児行列、奴の奉納行事が行われ、地域をあげての盛大なお祭りとなります。
最大の見どころは、約300年の歴史を誇る「虎頭の舞」です。これは獅子舞の一種で、近松門左衛門の歌舞伎「国性爺合戦」を取り入れたもの。少年扮する和唐内が虎を退治する趣向の勇壮な舞は、1969年に県の無形文化財に指定されました。香川県内でも数少ない貴重な伝統芸能として、ぜひ一度は見ておきたい舞です。
水主神社 秋季例大祭(10月中旬)
奈良時代以前の創祀と伝わる水主神社は、地元で「社さん」と親しまれているパワースポットです。秋の例大祭では神輿が氏子地域を巡行する御神幸祭が行われ、五穀豊穣と無病息災を祈願します。
祭神の倭迹々日百襲姫命は、古代にこの地に住み、人々に水源や米作りを教えたと伝えられています。歴史ロマンを感じながら参拝できる神社です。
誉田八幡宮 秋祭り(10月中旬)
引田地区にある誉田八幡宮でも、毎年10月に秋祭りが開催されます。地域の氏子たちが中心となって執り行われる伝統的な祭事で、静かながらも厳かな雰囲気に包まれます。
ほろ宵祭り(10月中旬)
三本松商店街で開催される秋の夜祭りです。夕方から始まり、出店やライブパフォーマンスで商店街が活気づきます。「女ちょうさ」と呼ばれる太鼓台も繰り出し、地域の人々と観光客が一体となって楽しめるイベントです。食のストリートチケットを購入すれば、地元グルメも堪能できます。
冬のお祭り|いのしし料理と節分行事で寒さを吹き飛ばそう
手袋&バッグ冬まつり(11月23日〜24日)
東かがわ市は手袋の国内生産量日本一を誇る産地。この冬まつりでは、地元メーカーが手袋やバッグを破格の価格で販売します。讃州井筒屋敷を会場に、革手袋、ゴルフ手袋、スポーツ手袋、婦人バッグなどがずらりと並びます。掘り出し物を探す楽しみがあるイベントですね。
五名いのしし祭り(12月第1日曜日)
五名ふるさとの家を会場に開催される冬の名物イベント。地元で捕れたいのしし料理が豪快にふるまわれ、毎年多くの人でにぎわいます。山の恵みを味わいながら、地域の人々との交流も楽しめる貴重な機会です。
おみかん焼き・お火焚祭(12月8日)
白鳥神社で朝6時から夕方18時まで行われる年末の神事です。一年の感謝を込めて火を焚き、心身を清めます。早朝の凛とした空気の中で参加すると、すっと気持ちが引き締まりますよ。
白鳥神社 節分祭(1月下旬〜2月上旬)
立春の前日、節分に近い日曜日に開催されます。厄年の方や年男・年女によって福豆や福餅がまかれ、参拝者でにぎわいます。新しい年の無病息災を願って、ぜひ足を運んでみてください。
東かがわ市のお祭り年間スケジュール
東かがわ市のお祭りを一覧にまとめました。お出かけの計画にお役立てください。
| 季節 | お祭り名 | 開催時期 | 会場 |
|---|---|---|---|
| 春 | 引田ひなまつり | 2月下旬〜3月3日 | JR引田駅周辺・讃州井筒屋敷 |
| 春 | 白鳥神社 春季大祭 | 5月4日〜6日 | 白鳥神社 |
| 夏 | 風の港まつり | 7月中旬〜下旬 | 引田漁港周辺 |
| 夏 | 白鳥神社 夏越祭 | 7月31日 | 白鳥神社 |
| 夏 | 五名ふるさと夏まつり | 8月中旬 | 五名活性化センター前 |
| 秋 | 白鳥神社 秋季大祭 | 10月6日〜8日 | 白鳥神社 |
| 秋 | 水主神社 秋季例大祭 | 10月中旬 | 水主神社 |
| 秋 | ほろ宵祭り | 10月中旬 | 三本松商店街 |
| 冬 | 手袋&バッグ冬まつり | 11月23日〜24日 | 讃州井筒屋敷 |
| 冬 | 五名いのしし祭り | 12月第1日曜日 | 五名ふるさとの家 |
| 冬 | 白鳥神社 節分祭 | 1月下旬〜2月上旬 | 白鳥神社 |
東かがわ市のお祭りを楽しむポイント
東かがわ市のお祭りを訪れる際は、いくつかのポイントを押さえておくとより楽しめます。
- 花火大会や人気イベントは混雑が予想されるため、早めの到着がおすすめ
- 神社の祭典では参拝マナーを守り、伝統行事への敬意を忘れずに
- 地元の屋台や物産展では、手袋やいのしし料理など東かがわならではの名産を楽しめる
- 引田ひなまつりは歩きやすい靴で、古い町並みをゆっくり散策するのがベスト
- 最新の開催情報は東かがわ市観光協会や各神社の公式サイトで確認を
みなさんも、ぜひ東かがわ市のお祭りに足を運んで、地域の温かさや伝統の息づかいを肌で感じてみてください。季節ごとに違った表情を見せてくれるこの町で、きっと心に残る思い出ができるはずです 😊
本日の名言
「祭りとは、人々の心をひとつにする魔法のようなもの」
― 日本のことわざより
お祭りには、世代を超えて人と人をつなぐ不思議な力があります。東かがわ市の伝統行事やにぎやかなイベントを通じて、みなさんの日常にも小さな彩りが加わりますように。『ローカログ』では、これからも香川県の魅力をたっぷりお届けしていきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました!


















