こんにちは、『ローカログ』奈良県担当ライターのこよりです。みなさんは「大和郡山市」と聞くと、何を思い浮かべますか?やっぱり金魚、それともお城でしょうか。実はこの街、一年を通じてさまざまなお祭りやイベントが開催されていて、どの季節に訪れても楽しい発見があるんです。今回は大和郡山市のお祭り一覧を季節ごとにまとめてみました。お出かけの参考にしていただけたらうれしいです♪
春のお祭り|桜と伝統行事が織りなす華やかな季節
大和郡山お城まつり(3月下旬〜4月上旬)
春の大和郡山といえば、やっぱり「お城まつり」は外せません。郡山城跡は「日本さくら名所100選」にも選ばれていて、約800本の桜がほこほこと咲き誇る姿は本当に見事なんです。
期間中はさまざまな行事が行われます。なかでも注目なのが「時代行列・白狐渡御(びゃっことぎょ)」。子どもたちが白衣に狐の面をつけて、白狐ばやしに合わせて城下町を練り歩く姿は、なんとも愛らしくて心がほっこりします。
ほかにもこんな行事がありますよ。
- 金魚品評会:約30種類・100匹もの高級金魚が一堂に会する
- 数珠くり法要:天守台を取り巻く全長162mの数珠で無縁仏を供養
- 女王卑弥呼交代式:新しい女王が華やかにお披露目される
- お城まつりコンサート:城跡で音楽を楽しむひととき
2025年は3月24日から4月7日まで開催されました。桜の時期と重なるので、お花見がてら立ち寄るのもおすすめです。
番条の蛇巻き(4月21日)
大和郡山市番条町で行われる「番条の蛇巻き」は、五穀豊穣を祈願する伝統行事です。藁で作った長さ10メートル以上の大蛇を、集落内を曳きまわしながら各家の前で大きく揺さぶるんだとか。田植え初めの時期ならではの、ちょっとユニークなお祭りですね。
秀長公の忌日(4月22日)
大納言塚では、郡山城主として城下町の発展に尽力した豊臣秀長公を偲ぶ法要が行われます。2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」では秀長公が主人公になるそうで、ますます注目が集まりそうですね。
初夏のお祭り|新緑の中で楽しむ文化と自然
阿礼祭(5月5日)
賣太(めた)神社で行われる「阿礼祭」は、古事記の編纂に携わった稗田阿礼(ひえだのあれ)を偲ぶお祭りです。童謡「夕やけ小やけ」を作詞した久留島武彦さんが「日本のお話の神様は稗田阿礼がふさわしい」と提唱し、昭和5年から始まりました。
地元の子どもたちによる「稗田の舞」や「阿礼さま音頭」の奉納があり、ほんわかとした雰囲気に包まれます。以前は8月16日に開催されていましたが、猛暑を避けて5月開催に変更されたそうです。
バラまつり(5月中旬〜下旬)
松尾寺のお花畑では、色とりどりのバラが見頃を迎えます。トコトコとお散歩しながら花を愛でる時間、なんだか贅沢ですよね。
夏のお祭り|金魚の街ならではの熱い夏!
金魚すくい奈良大会(7月上旬)
全国大会への出場権をかけた奈良大会が、三の丸会館で開催されます。本番さながらの緊張感の中、金魚すくいの腕を競い合う姿は見ているだけでもワクワクします。
全国金魚すくい選手権大会(8月第3日曜日)
大和郡山を代表する夏のビッグイベントがこちら。金魚スクエア(大和郡山市総合公園施設多目的体育館)を会場に、全国から金魚すくいの腕自慢が集結します。
ルールはシンプル。一人1枚のポイで3分間に何匹すくえるかを競います。個人戦と団体戦があり、会場は熱気に包まれるんですよ。2025年で第30回を迎える、歴史あるイベントです。
ちなみに「8月第3日曜日」は『金魚すくいの日』として制定されているそう。金魚の街・大和郡山らしいですよね。
秋のお祭り|歴史と文化を感じる城下町の賑わい
松尾寺修験道まつり(9月上旬〜中旬)
大和郡山市山田町にある松尾寺では、9月1日から14日にかけて修験道まつりが行われます。7日には柴燈大護摩が焚かれ、役行者像の公開や秋の寺宝公開も。しっとりとした秋の空気の中で、歴史に触れるひとときを過ごせます。
航空祭(9月下旬)
矢田坐久志玉比古神社で行われる航空祭は、ちょっと珍しいお祭りです。航空安全を祈願するもので、飛行機好きの方には気になるイベントかもしれませんね。
金魚ストリート祭り(10月)
柳町商店街を会場に開催される「金魚ストリート祭り」。竹灯籠や金魚ねぷたのライトアップなど、幻想的な演出が魅力です。商店街と観光協会が一体となって盛り上げる、地域愛あふれるイベントなんですよ😊
筒井順慶まつり(10月)
筒井城跡一帯で開催される「筒井順慶まつり」は、戦国武将・筒井順慶を顕彰する時代祭りです。歴史好きの方にはたまらないイベントではないでしょうか。
矢田ふる里まつり(秋)
大和郡山市総合公園施設の多目的運動場で開かれる地域のお祭りです。地元の方々が集まり、秋の一日を楽しむ姿がほほえましいですね。
冬のお祭り|城下町に春を呼ぶ梅と雛の競演
大和郡山盆梅展(2月上旬〜3月上旬)
郡山城跡の追手門・追手向櫓・多聞櫓を会場に、約120鉢の盆梅が展示されます。日本でも珍しい「お城の櫓の中」という厳かな雰囲気で梅を楽しめるのが魅力です。
大和郡山市内の愛好家が丹精込めて育てた盆梅たち。風雪に耐えて咲いた梅の力強さに、なんだか元気をもらえます。櫓の外のしだれ梅が咲きそろうと、室内外あわせて梅を満喫できますよ。
大和な雛まつり(2月下旬〜3月上旬)
城下町一帯で開催される「大和な雛まつり」では、各所にお雛様が飾られます。まちなかをぶらりと歩きながら雛めぐりを楽しむ、春の訪れを感じるイベントです✨
元気城下町「金魚まつり」(11月)
JR郡山駅前東側ロータリー一帯で開催される秋のお祭りです。「金魚で大和郡山を元気に!」を合言葉に、地域を盛り上げています。
冬の市場祭り(11月)
奈良県中央卸売市場で開催される市場祭り。新鮮な食材や市場ならではのグルメが楽しめるとあって、毎年多くの人で賑わいます。
大和郡山イルミネーション(冬)
冬の夜を彩るイルミネーションも、大和郡山の冬の風物詩。寒い季節にきらきらと輝く光を眺めていると、心がぽっと温かくなりますね。
大和郡山市のお祭りを楽しむポイント
大和郡山市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、いかがでしたか?金魚の街ならではのイベントから、歴史ある伝統行事まで、本当に多彩ですよね。
お出かけの際は、公共交通機関の利用がおすすめです。近鉄郡山駅やJR郡山駅からアクセスできる会場が多いので、電車でのんびり訪れてみてはいかがでしょうか。
季節ごとに表情を変える城下町・大和郡山。ぜひお気に入りのお祭りを見つけて、足を運んでみてくださいね。
「人生で最も大切なことは、何を見るかではなく、何を見つけるかだ」
─ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
日常の中にある小さな発見が、きっと心を豊かにしてくれるはず。大和郡山のお祭りで、みなさんも素敵な「へぇ?」を見つけてくださいね🍀


















