こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。皆さん、災害時の避難について考えたことはありますか?特に高齢者や障害者の方々にとって、一般的な避難所での生活は大変な負担になることがあります。そんな時に頼りになるのが福祉避難所なんです。
今回は、世田谷区の福祉避難所について詳しくお話しします。いざという時のために、しっかりと知識を身につけておきましょう!
世田谷区の福祉避難所って何?
福祉避難所とは、高齢者や障害者、妊産婦、乳幼児など、一般の避難所での生活に支障をきたす方々のための特別な避難施設のことです。世田谷区では、これらの要配慮者が安心して避難生活を送れるよう、特別な配慮がされた施設を福祉避難所として指定しています。
一般的な小中学校の体育館などとは違い、福祉避難所では専門的なケアや設備が整っているのが特徴です。バリアフリー設計になっていたり、医療機器が使えたり、プライバシーが確保されたりと、要配慮者のニーズに応じた環境が提供されます。
福祉避難所の利用対象者
世田谷区の福祉避難所を利用できるのは、以下のような方々です。まず高齢者の中でも、ひとり暮らしの方や高齢者のみの世帯で要介護認定を受けている方が対象となります。具体的には、要介護4または5に該当する方、そしてひとり暮らしまたは高齢者のみ世帯で要介護3に該当する方が含まれます。
障害者の方については、身体障害者手帳1級をお持ちの方が主な対象です。視覚障害、四肢障害、体幹障害、聴覚障害(2級まで)などの方が該当します。また、知的障害や精神障害、難病患者の方も状況に応じて利用できる場合があります。
さらに、妊産婦や乳幼児、病弱者の方々も福祉避難所の対象となります。これらの方々の家族についても、介助が必要な場合に限り、原則として介助する家族のみが一緒に避難できるシステムになっています。
福祉避難所への避難方法
ここで重要なポイントがあります!福祉避難所は、災害発生時に直接避難することはできません。まずは最寄りの小中学校などの指定避難所に避難していただく必要があります。これは多くの方が誤解しやすい部分なので、しっかりと覚えておいてくださいね。
避難の流れとしては、まず一般の指定避難所に避難し、そこで区の職員が避難者の状況を確認します。指定避難所での生活が困難であると区が判断した場合に、福祉避難所への移送が検討されるという仕組みです。
福祉避難所の開設時期についても知っておきましょう。平常時は入所・通所施設や学校として運営されているため、災害時には施設の安全確保や職員の配置など、受け入れ態勢を整える必要があります。そのため、災害発生から4日目以降の開設を想定しているんです。
世田谷区の避難所システム
世田谷区では、災害時の避難について段階的なシステムを構築しています。まず「一時集合所」があり、これは家屋の倒壊や火災など、自宅が危険になった場合に近隣の避難者が一時的に集合して様子を見る場所です。身近な公園や緑地、学校のグラウンド、神社・仏閣の境内などが指定されています。
次に「広域避難場所」があり、大規模な災害時に多くの人が避難できる場所として機能します。そして「指定避難所」では、被災者が一定期間滞在することができ、区内には94カ所が指定されています。
興味深いことに、世田谷区の指定避難所は地域の方々が主体となって運営されます。町会・自治会、PTAなどで組織された避難所運営委員会が中心となって進めていくシステムなんです。区の職員や防災関連事業者もサポートしますが、基本的には地域コミュニティによる自主運営が前提となっています。
福祉避難所の開設期間と運営
福祉避難所の開設期間は、災害救助法により災害発生から7日以内とされています。ただし、災害の状況によっては期間の延長も可能で、市災害対策本部と福祉避難所指定施設が協議して決定されます。
運営については、各施設の専門性を活かした支援が提供されます。医療機器の使用が可能だったり、専門職員によるケアが受けられたり、プライバシーに配慮した個室や仕切りが用意されたりと、一般の避難所では難しい配慮がなされています。
事前の準備と心構え
災害はいつ起こるか分からないものです。要配慮者の方やそのご家族は、日頃から災害への備えを心がけることが大切です。世田谷区では「避難行動要支援者名簿」を作成しており、事前に登録しておくことで、災害時の安否確認や避難支援を受けやすくなります。
また、スマートフォンやタブレットをお持ちの方は、災害時に通信状況が途絶した場合でも、オフラインで避難先や避難ルートが確認できるアプリの活用もおすすめです。ご高齢の方の場合は、ご家族でサポートしていただくことが重要ですね。
世田谷区では、阪神・淡路大震災の例から推測すると、約13万人が避難所で生活することが想定されています。コロナ禍を経験した現在では、感染症対策も重要な課題となっており、各避難所の受け入れ人数も見直されています。そのため、可能な限り在宅避難や縁故避難ができるよう、適切な準備をしておくことが推奨されています。
まとめ
世田谷区の福祉避難所は、要配慮者の方々が安心して避難生活を送るための重要な施設です。直接避難することはできませんが、まずは指定避難所に避難し、そこから必要に応じて福祉避難所への移送が検討されるシステムになっています。
災害時には、地域の皆さんが協力し合うことが何より大切です。日頃から地域コミュニティとのつながりを大切にし、いざという時に備えておきましょう。思い立ったが吉日!今日から災害への備えを始めてみませんか?
「準備とは、明日という日のために今日できることをすることである」- ベンジャミン・フランクリン
皆さん、災害への備えは決して他人事ではありません。今日から少しずつでも準備を始めて、安心できる毎日を過ごしましょう!


















