こんにちは、『ローカログ』福岡県担当ライターのゆうとみです。今回は田川市のお祭り一覧について、地元の方も観光で訪れる方も楽しめる情報をじっくりとお届けしますね。
田川市といえば炭坑の歴史が色濃く残る街として知られていますが、実は年間を通して多彩なお祭りが開催されている、とても活気のある地域なんです。わたしも取材で何度か足を運びましたが、そのたびに地元の方々の熱い想いに触れて、じんわりと心があたたかくなる瞬間がありました😊
田川市の代表的なお祭り
田川市のお祭りといえば、まず外せないのが風治八幡宮の川渡り神幸祭です。毎年5月の第3土曜日と日曜日に開催されるこの祭りは、福岡県の5大祭りのひとつにも数えられています。
470年もの歴史を持つこの祭りは、永禄年間(1558年~1570年)に田川市伊田地区で疫病が流行した際、氏神様である風治八幡宮に終息を祈願し、その成就のお礼として始まったそうです。2基の神輿と11台の山笠が彦山川を勇壮に渡る様子は、まさに圧巻の一言!毎年17万人もの観客が訪れるというのも納得の迫力です。
祭り1日目は各町内から出た山笠が午後1時頃に風治八幡宮前に集まり、神輿の出発に先立ち「お立ちの獅子舞」が奉納されます。そして2日目には、彦山川での川渡り神事と特別山笠競演会が行われます。約220もの露店が並ぶので、お子さん連れでも一日中楽しめますよ♪
春の訪れを告げる春日神社神幸祭
毎年5月の第4土曜日と日曜日には、後藤寺地区で春日神社神幸祭が開催されます。春日神社は宝亀6年(776年)に奈良の春日大社から御分霊を勧請した由緒ある神社で、なんと1250年もの歴史があるんです。
この祭りの見どころは、国指定重要無形民俗文化財でもある「岩戸神楽」の奉納です。400年以上の歴史を持つこの神楽は、筑前と豊前の演目が混じった独特のもので、地域の伝統文化を今に伝える貴重な存在となっています。
祭り期間中は、勇壮な男神輿と可憐な女神輿、そして神輿を先導する猿田彦と鬼の集団が後藤寺駅周辺を練り歩きます。駅前のお祭り広場では太鼓演奏や弾き語り、演武など様々なパフォーマンスも楽しめて、地域全体がワクワクする雰囲気に包まれますね。
秋から冬にかけての一大イベント
11月の第1土曜日と日曜日には、TAGAWAコールマイン・フェスティバル~炭坑節まつり~が石炭記念公園で開催されます。このお祭りは平成18年から始まった比較的新しいイベントですが、今では田川市の秋の風物詩として定着しています。
「月が出た出た~」の歌い出しで有名な炭坑節。実は田川市が発祥の地なんです。祭りのクライマックスでは、歌詞に出てくる「香春岳」「二本煙突」「竪坑櫓」をバックに、みんなで炭坑節を踊る「炭坑節総踊り」が行われます。初日の夜には二本煙突と竪坑櫓のライトアップやキャンドルナイトもあり、幻想的な雰囲気を楽しめますよ。
多数の飲食店が出店するほか、様々なステージパフォーマンスも盛りだくさん。炭坑のまちとして栄えた田川の歴史と文化を、五感で体感できる貴重な機会です。
地域に根ざした神幸祭の数々
田川市には、地域ごとに受け継がれている神幸祭がたくさんあります。主な神社の神幸祭を紹介しましょう。
- 飯土井神社神幸祭(10月中旬)
- 金田稲荷神社神幸祭(10月中旬)
- 秋葉神社神幸祭
- 高住神社神幸祭(9月)
- 白鬚神社神幸祭
- 赤坂神社神幸祭
- 我鹿八幡神社神幸祭
特に10月に開催される飯土井神社と金田稲荷神社の神幸祭では、魔除けの獅子舞が華を添え、曲楽と舞楽が奉納されます。これらの祭りは規模こそ大きくありませんが、地域の人々が大切に守り続けてきた伝統が息づいています。
高住神社神幸祭の特徴
英彦山の北東中腹に鎮座する高住神社の神幸祭は、古くは「丑祭り」と呼ばれ、8月初旬の丑の日に行われていました。牛馬の神、農業の神として信仰されてきた高住神社だけに、五穀豊穣を祈る地域の人々の思いが込められた祭りです。
夏を彩る地域のお祭り
夏になると、田川市内の各校区でサマーフェスティバルが開催されます。8月下旬から9月上旬にかけて、各地域で趣向を凝らした夏祭りが行われるんです。
- 田川校区サマーフェスティバル
- 後藤寺校区サマーフェスティバル
- 伊田校区サマーフェスタ
- 鎮西フェスタ
- 猪位金校区ふれあい夏まつり
これらの校区夏祭りは、地域の活性化協議会が中心となって運営されています。かき氷やゲームコーナー、お化け屋敷など、子どもたちが楽しめる企画が盛りだくさん。家族みんなで楽しめる、アットホームな雰囲気が魅力です。
また、8月上旬には「ドンコまつり」も開催されます。ドンコとは川魚の一種で、地域の川の恵みに感謝する意味も込められているんですよ。
田川市のお祭りをより楽しむコツ
田川市のお祭りを存分に楽しむなら、事前の準備がおすすめです。特に川渡り神幸祭のような大規模な祭りでは、駐車場が混雑するので、公共交通機関の利用がベターです。JR田川伊田駅や平成筑豊鉄道の駅から徒歩圏内で開催される祭りも多いので、電車でのアクセスも便利ですよ。
みなさんは祭りの露店で何を食べるのが好きですか?わたしは定番の焼きそばも好きですが、地元の特産品を使った創作メニューを見つけるのも楽しみのひとつです。田川市のお祭りでは、地元の食材を活かした出店も多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
写真撮影のベストスポット
川渡り神幸祭では、彦山川の河川敷が絶好の撮影スポットになります。山笠が川を渡る瞬間は、水しぶきと共に迫力満点の写真が撮れますよ。ただし、混雑が予想されるので、早めの場所取りがポイントです!
田川の祭りプロジェクトについて
田川市では「田川の祭りプロジェクト」という取り組みも行われています。これは、地域の神幸祭の魅力を広く発信し、後世に伝えていくための活動です。オンライン写真展なども開催されているので、祭りに行けない方も雰囲気を楽しめます。
神幸祭は英彦山神宮の神幸祭に始まり、今川・彦山川・金辺川・中元寺川の流れに沿って各地で行われていきます。最後は田川伊田駅前の風治八幡宮と白鳥神社で締めくくられるという、まさに川の流れと共にある祭りの文化。この地域ならではの特色ですね。
まとめ
田川市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、いかがでしたか?歴史ある神幸祭から、新しい試みのイベントまで、本当に多彩な祭りが年間を通じて開催されています。どの祭りも地域の人々の熱い思いと、伝統を大切にする心が込められていて、参加するたびに新しい発見があります。
特に川渡り神幸祭やTAGAWAコールマイン・フェスティバルは、田川市を代表する大きなイベントですが、小さな地域の祭りにも、それぞれの魅力があります。機会があれば、ぜひ実際に足を運んで、田川市の祭りの熱気を肌で感じてみてください。きっと忘れられない思い出になるはずです。
「失敗から逃げるな、失敗を資産に変えろ」 – アルバート・アインシュタイン
祭りも人生も、新しい挑戦の連続。田川市のお祭りで、みなさんも新しい出会いと発見を楽しんでみてはいかがでしょうか。


















