みなさん、こんにちは!『ローカログ』千葉県担当ライターのだいきです。今日は、ぼくが住む千葉県から少し足を伸ばして、房総半島の南端に位置する館山市の魅力的なお祭りについてご紹介します♪
館山市って本当にお祭りが多いんですよね。7月から10月にかけてほぼ毎週のようにどこかで祭りが開催されているというから驚きです。海と山に囲まれた豊かな自然と、古くから続く歴史が育んだ文化が、こんなにも多彩な祭りを生み出しているんですね。
館山市のお祭り年間スケジュール
まずは、館山市で開催される主要なお祭りを時期順にご紹介しましょう。これを見れば、いつ館山を訪れても何かしらの祭りに出会えることがわかります!
夏の祭礼(7月〜8月)
毎年7月19日〜20日に開催される那古観音祭礼(那古まつり)は、山車5台、屋台1台の計6台が引き廻される壮観な祭りです。お寺の山車祭りとしてはかなり珍しいんですよ。明治30年から東藤組、大芝組、柴崎組、浜組の4地区で年番を定めて行われるようになり、その後寺赤組、宿組も参加して現在の形になったそうです。
8月8日には、館山観光まつり館山湾花火大会が開催されます。汐入川河口導流堤と館山湾から打ち上げられる約5000発の花火は、夏の夜空を華やかに彩ります。水中花火もあって、海上に映る花火の美しさにはホッと心が和みますね。
8月10日には安房神社例大祭があります。3年に一度、安房神社周辺の神輿6基と屋台2台が境内に集結するのが見どころです。前回は2024年だったので、次回は2027年になります。安房国の一宮として名高い神社の例大祭は、格式高い雰囲気が漂います。
8月21日の洲崎神社例祭では、千葉県無形民俗文化財の「みのこ踊り」と、148段もの急階段を神輿を担いで駆け下りる「御浜出」が行われます。傾斜30度という急角度の階段を勇壮に下る様子は、見ているだけでドキドキしちゃいます!
秋の大祭(9月〜10月)
9月中旬(敬老の日直前の土日)には、安房地域最大の祭礼である安房国司祭・鶴谷八幡宮例祭「やわたんまち」が開催されます。館山市と南房総市から11基の神輿と5台の山車・お船が出祭し、毎年10万人以上の人出で賑わいます。千葉県の無形民俗文化財にも指定されている、1000年以上の歴史を誇る伝統的な祭りなんです。
10月第3土日には南総里見まつりが開催されます。戦国大名「南総里見氏」と江戸時代の伝奇小説「南総里見八犬伝」の世界を再現した一大イベントで、市内から20台を超える山車やお船、屋台、神輿が北条海岸に集結します。全国から募集する八犬士や槍隊、手づくり甲冑隊など総勢約200名のパレードは圧巻ですよ!
地域ごとの特色あるお祭り
館山市のお祭りの魅力は、それぞれの地域が独自の伝統を守り続けていることにあります。みなさんは、どの地域の祭りに興味を持ちましたか?
館山地区合同祭礼「たてやまんまち」
令和7年から10月第3土日に日程変更された館山のまつりは、もともと各区の神社で個別に行われていた祭礼が、大正7年から合同で行われるようになったものです。関東大震災で倒壊した4社を合祀して昭和5年に創建された館山神社を中心に、現在は7社12地区の合同祭礼として執り行われています。
神輿7基、曳舟2基、山車4基が各地区から出祭し、初日夕方には館山神社に各地区の神輿が連合宮入りします。2日目の午前中には山車・曳舟が館山神社に勢揃いした後、町内曳き廻しに出発する様子は、まさに圧巻の一言です。
船形地区の祭礼
船形地区には、房州では珍しい彫刻師・小島松連の彫物が施された柳塚の屋台があります。昭和10年に製作されたこの屋台は、大きな鬼板と破風に巻き付く二体の龍が目を引き、箱棟にまで彫刻が飾られているという豪華さです。また、大塚の山車は南房総最大級のサイズを誇り、安房の名工・後藤利兵衛橘義光による彫刻が施されています。
祭りの見どころと楽しみ方
館山市のお祭りには、それぞれ独特の見どころがあります。ぼくが実際に見て感動したポイントをご紹介しますね。
勇壮な神輿の「もみ」と「さし」
やわたんまちで見られる神輿の「もみ」と「さし」は、本当にワクワクします。10社の神輿が鶴谷八幡宮境内に集まって行う「神輿振り」は、太鼓の合図で始まり、神輿を激しく揺らしたり、高く差し上げたりする動きが繰り返されます。威勢のいい掛け声とともに、担ぎ手たちの熱気が伝わってきて、見ているこちらまで興奮してしまいます。
精巧な彫刻が施された山車・屋台
館山市の山車や屋台には、房州後藤流をはじめとする名工たちの彫刻が施されています。龍や鳳凰、神話や歴史上の人物など、細部まで丁寧に彫り込まれた作品は、まさに動く芸術品です。祭りの合間に、じっくりと彫刻を鑑賞するのも楽しみ方のひとつですよ。
伝統的な囃子と踊り
各地区で受け継がれてきた囃子は、笛や太鼓の音色がそれぞれ異なります。那古観音祭礼では大太鼓の技を競い合うお囃子が見どころで、洲崎神社の「みのこ踊り」は小学生の少女たちが扇と御幣を手に華麗に舞う姿がじんわりと心に響きます。
館山市でお祭りを楽しむためのアドバイス
せっかく館山市のお祭りを見に行くなら、最高の思い出にしたいですよね。ぼくからいくつかアドバイスをさせていただきます。
- 夏のお祭りは暑さ対策が必須です。帽子や日傘、水分補給を忘れずに
- 人気の祭りは混雑するので、公共交通機関の利用がおすすめです
- 写真撮影は周りの方への配慮を忘れずに、マナーを守って楽しみましょう
- 地元の方との交流も祭りの醍醐味。積極的に話しかけてみてください
- 屋台グルメも楽しみのひとつ。地元の特産品を使った料理をぜひ味わって
まとめ
館山市のお祭り一覧をご紹介してきましたが、いかがでしたか?7月の那古観音祭礼から始まり、8月の花火大会や各神社の例大祭、9月のやわたんまち、10月の南総里見まつりと、夏から秋にかけて本当に多彩な祭りが開催されています。
それぞれの祭りには長い歴史と地域の人々の想いが込められていて、神輿や山車、屋台の豪華さだけでなく、伝統を守り続ける地元の方々の熱い心意気を感じることができます。ぼくも家族と一緒に、今年はどの祭りを見に行こうか今からワクワクしています!
館山市でお祭りを楽しむなら、ぜひ事前に日程をチェックして、宿泊も含めて計画を立てることをおすすめします。きっと素敵な思い出になるはずです。みなさんも房総の伝統的な祭りの魅力を、ぜひ体感してみてくださいね♪
「祭りは人々の心を一つにする。それが日本の美しさだ」- 司馬遼太郎
今日も素敵な言葉に出会えました。祭りって本当に人と人をつなぐ特別な力がありますよね。みなさんも館山市のお祭りで、新しい出会いと感動を見つけてみてください。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


















