こんにちは!「ローカログ」世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は皆さんに世田谷区で行われているアニマルセラピーについてご紹介したいと思います。最近、癒しや心のケアが注目される中、動物との触れ合いが心身に与える良い影響が再評価されているんですよ。
皆さんは落ち込んだ時や疲れた時、動物と触れ合うと心が安らぐ経験ありませんか?実はそれ、科学的にも効果が認められているんです。特に世田谷区では、病院や高齢者施設などで積極的にアニマルセラピーが取り入れられています。
今回は世田谷区内で行われているアニマルセラピーの実態や効果について、ボクが徹底調査してきました!動物好きの方はもちろん、医療や介護に関わる方、そして心身のリフレッシュ方法を探している方にもぜひ読んでいただきたい内容です。
アニマルセラピーって何?その効果と歴史
アニマルセラピーとは、動物との触れ合いを通じて人の心身に良い影響を与える療法のことです。実は歴史は古く、古代ローマ時代には負傷した兵士のリハビリに馬を用いたセラピーが行われていたそうです。現代的な犬を使ったセラピーは20世紀半ばから本格的に始まりました。
アニマルセラピーには主に次のような効果があると言われています:
- ストレス軽減とリラックス効果
- 心理的な安定と癒し
- コミュニケーション能力の向上
- リハビリへの意欲向上
- 社会性の回復
特に注目すべきは、人間同士では難しいコミュニケーションが、動物を介することでスムーズになる点です。人間不信に陥っている方が、動物との触れ合いをきっかけに心を開き、医療スタッフとの関係も改善するケースが多く報告されています。
世田谷記念病院のドッグセラピー
世田谷区内でアニマルセラピーを積極的に取り入れている医療機関の一つが世田谷記念病院です。ここでは「ドッグセラピー」という名称で、2021年9月から本格的に導入されています。
導入のきっかけは、脳血管疾患を持ち回復期リハビリテーション病棟に入院されていた一人の患者さんでした。その方はリハビリがなかなか進まず、精神的にも落ち込んだ状態が続いていました。
感動的な導入エピソード
病院スタッフが患者さんの状態を改善するためのカンファレンスを行った際、その方が入院前に飼っていた犬に会いたがっているという情報が挙がりました。「犬と会えば自宅に帰る目標と意欲が湧くのではないか」という提案から、犬を病院に連れてくる計画が立てられたのです。
残念ながら、その方の飼い犬はすでに里親に預けられていましたが、病院側は諦めず「他の犬との触れ合いでも気持ちが前向きになるのでは」と考え、グループの介護施設で活動している犬とドッグトレーナーに定期的に病院へ来てもらう取り組みを始めました。
「普段では見られない嬉しそうな表情を見せる患者さんがいます。スタッフがどれだけ寄り添っても、人間では患者さんの心の奥まで入れないこともありますが、犬だからこそ閉ざされた心にすっと入り込めるのです」(世田谷記念病院スタッフ/40代/女性)
このように、犬との触れ合いが患者さんの心を開き、リハビリへの意欲向上につながるという好循環が生まれています。
世田谷区内の高齢者施設でのアニマルセラピー
世田谷区内の高齢者施設でも、アニマルセラピーは活発に行われています。例えば、芦花ホームでは7年ぶりにアニマルセラピーが再開され、入居者の方々に大きな喜びをもたらしています。
ここでのアニマルセラピーは、公益社団法人日本動物病院協会が主催する「人と動物のふれあい活動(CAPP)」の一環として行われています。トイプードル、シーズー、ボーダーコリーなど様々な犬種の犬たちが訪問し、入居者の方々との触れ合いの時間を提供しています。
高齢者施設でのセラピー効果
高齢者施設でのアニマルセラピーは、主に「動物介在活動(AAA)」と呼ばれ、利用者のQOL(生活の質)向上を目的としています。具体的には次のような効果が期待されています:
- リラックス効果によるストレス軽減
- リハビリへの意欲向上
- ADL(日常生活動作)の向上
- 社会的交流の促進
- 回想療法としての効果
特に注目すべきは社会的効果です。動物との触れ合いをきっかけに、周囲の人々との会話が弾み、自然と笑顔になるという効果が見られます。また、過去に動物を飼っていた方は、その記憶を呼び起こす回想療法としての効果も期待できます。
世田谷区内のニチイホームでのドッグセラピー
世田谷区内では、ニチイケアパレスが運営する介護付有料老人ホーム「ニチイホーム」でもドッグセラピーが導入されています。世田谷区内では「ニチイホーム 八幡山」や「ニチイホーム 成城」などがあります。
ニチイホームのドッグセラピーの特徴は、セラピー犬が施設のスタッフの一員として常駐している点です。毎日のアクティビティやレクリエーションの時間を利用して、入居者の方々と楽しいふれあいの時間を提供しています。
ドッグセラピーの具体的な活動例
- 朝の体操・午後のアクティビティ時間を利用したふれあい
- ホーム内の散歩スペースなどを使った交流
- 入居者やご家族と一緒のお散歩
嬉しいことに、このドッグセラピーは通常のサービスの一部として実施されており、追加料金は発生しません。犬が苦手な方やアレルギーのある方への配慮も徹底されています。
あいわクリニックのアニマルセラピーアプローチ
世田谷区にあるあいわクリニック(精神科)では、独自のアニマルセラピーアプローチを取り入れています。横山章光院長によると、アニマルセラピーは医療行為としての動物との触れ合いだけでなく、動物園に行ったりテレビの動物番組や動画サイトを見ることなども含まれるそうです。
同クリニックでは、スタッフの愛犬が週3日ほど「勤務」し、患者さんに癒しを与えています。精神科のカウンセリング中に言葉に詰まった患者さんが、犬の存在によって自分のことを話せるようになるケースもあるとのこと。
「動物が幸せでないと私たち人間も幸せになれません。動物福祉(動物が心身共に健康で幸せな状態)が最優先です。治療を目的とするよりも、とにかく愛情をかけて動物に接するだけで良い効果をもたらしてくれるのだと思います」(あいわクリニック 横山院長)
アニマルセラピーを体験するには?
世田谷区内でアニマルセラピーを体験したい場合、いくつかの方法があります。まず、前述した施設に入居・通院している場合は、スタッフに相談してみるとよいでしょう。また、一般の方向けのアニマルセラピー体験イベントが開催されることもあります。
アニマルセラピーに興味がある方は、以下の点に注意しましょう:
- 動物アレルギーがないか確認する
- 動物が苦手でないか事前に考える
- セラピー実施団体の信頼性を確認する
- 動物福祉に配慮した活動かどうかチェックする
なお、ペットを飼っている方は、日常的に動物との触れ合いによる癒し効果を得ていると言えるでしょう。ペットとの関わりを意識的に楽しむことで、アニマルセラピーに近い効果を得ることができます。
まとめ:心と体を癒すアニマルセラピーの可能性
世田谷区内では、病院や高齢者施設を中心に、アニマルセラピーが積極的に取り入れられています。動物との触れ合いによる癒し効果は科学的にも認められており、特に医療や介護の現場では大きな可能性を秘めています。
ボクも取材を通じて、動物の持つ不思議な力を実感しました。言葉を介さないコミュニケーションだからこそ、人の心の奥深くに届く何かがあるのでしょう。皆さんも機会があれば、アニマルセラピーを体験してみてはいかがでしょうか?
最後に、本日の名言をご紹介します。
「動物は人間の良き友である。彼らは批判せず、偏見を持たず、ただ愛するだけである。」 – ブラッドリー・トレバー・グリーブ
思い立ったが吉日!心身のリフレッシュに、動物との触れ合いを取り入れてみませんか?それでは、また次回の世田谷区の魅力をお届けします!


















